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赤楚衛二&上白石萌歌、沖縄ロケで“抜群コンビネーション”発揮 撮影裏エピソード&メイキング写真公開【366日】

モデルプレス / 2024年11月21日 12時0分

波打ち際で、足先を水につけながら歩く2人。赤楚と上白石は、立ち止まるタイミングなども監督と相談しながら、それぞれの心情を大切に演じていく。実は暑さで、まるで温水プールのような水温なのだが、そんなことは全く感じさせない。ここでの空き時間には、上白石が小さな白い貝殻を見つけてスタッフに披露。いつも穏やかな笑顔の2人のおかげで、現場の雰囲気は常になごやかだった。

◆「366日」撮影のハードルが高かったシーンとは?

そのほかに新城監督が沖縄で最も印象的だった撮影場所の1つに挙げているのが、海中道路のシーン。海中道路は沖縄本島と離島を結ぶ約5キロの道路で、その名の通り海の真ん中に造られている。湊が1人で自転車をこぐシーン、湊と美海がそれぞれの自転車に乗り2人で走り抜けるシーン、そして美海が、中島裕翔演じる幼馴染の琉晴のバイクの後部に座る2人乗りのシーンなどを撮影したが、どれも美しい海をバックに疾走感あふれる映像となった。

なかでも特に撮影のハードルが高かったのがバイクの2人乗り。バイクを牽引し、車線を封鎖しての大掛かりな撮影となるため、代案も探られたが、監督が熱望して敢行したシーンで、本作の見どころの1つとなっている。またビーチや海中道路に加え、CDショップや公園、海沿いのバス停などでも撮影。沖縄の美しい風景が、湊と美海の切ないラブストーリーを彩る。

◆HY「366日」映画化

『366日』は、叶わぬ恋を歌った失恋ソングとして2008年に発表され、今なお世代を超えて愛され続けている楽曲。本作では、その楽曲をモチーフに、映画オリジナルのストーリーが紡がれる。

2003年、沖縄に住む高校生・湊は、同じ高校の後輩・美海と出会う。同じ音楽が好きな2人は自然と惹かれ合っていき、湊の卒業式の日に告白し付き合うことに。母を病気で亡くし、音楽を作るという自分の夢を諦めかけていた湊だったが、「いつか湊先輩が作った曲、聴きたいです」という美海の言葉に背中を押され、東京の大学へ進学。2年後、美海も上京し湊と再会、東京での2人の幸せな日々が始まる。

音楽会社に就職が決まった湊と、通訳という自分の夢に向かって頑張る美海。「こんな幸せが、365日ずっと続きますように」そう願っていた2人。しかしある日、湊は突然別れを告げ、美海のもとを去ってしまう。沖縄と東京という2つの都市を舞台に、20年の時を超えた、切なすぎる純愛ラブストーリーが誕生する。(modelpress編集部)

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