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「あのクズ」倉悠貴、玉森裕太は“気さくな方” 表裏の顔演じる役作り&奈緒から学んだこととは

モデルプレス / 2024年12月3日 6時0分

― どんなお話をしましたか?

倉:僕がGP帯のドラマにレギュラー出演することが初めてなので、あまりノウハウがなくて…。映画や配信ドラマに比べると現場のスピードが速いので、「どういうふうにやっているんですか?」と相談しました。現場での奈緒さんの姿を見ていると、一切妥協していないというか、平均点がものすごく高い感じがしますし、とても勉強になりました。

― 共演シーンの多い玉森さんの印象を教えてください。

倉:すごくスタイリッシュでクールなイメージだったのですが、気さくで少しユニークなところも持ち合わせている優しい方でした。撮影現場では、僕が思い描いていたものとは違うイメージを提示してくださいますし、「これってどう思う?」「これってこうしたほうがいいんじゃないかな?」と積極的にシーンについて相談してくださるので、僕も玉森さんに相談に行きやすかったです。

― ほこ美の同僚・新田撫を演じる玉井詩織さんの印象はいかがでしょうか?

倉:毒々しさがある役ですが、普段の玉井さんはすごく優しい方。撫がパフェの上に乗っているクッキーを粉々に砕いたり、肉にフォークをぶっ刺すシーンがありましたが、ご本人の優しさがにじみ出ていました。芝居プランもしっかり持っている方だったので、いい相乗効果になっていたかなと思います。

― これまでの放送で印象に残っているシーンはありますか?

倉:海里とのシーンです。相澤はすごく気さくに振る舞っているつもりですが、第9話を見た後に改めてこれまでの放送を見返していただきたいです。そして、第6話ぐらいからちょっとギアを入れ始めているのですが、現場では“ブラック相澤”と言われているみたいです(笑)。相澤がほこ美さんにちょっかいを出しに行く第7話のシーンで表情を変えるところもぜひ見ていただけると。

― ボクシングが舞台の本作ですが、ボクシングに対して印象は変わりましたか?

倉:ボクシングのことは正直、殴って殴られて痛いものだろうと、なかなか僕には理解できないことだと思いましたが、この作品を通して180度変わりました。大東駿介さん演じる平山大地が第3話で言っていた「ボクシングは相手を敬うスポーツなんだ。同じだけ苦労をしてきた相手を尊敬する。だから全力でぶつかって殴るに値するんだ」というセリフが印象的です。それはボクシングだけに留まらず、人間対人間でもそうですし、たぶん様々なところで通じることだと思うのですごくいい言葉だなと感じました。

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