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「M-1グランプリ2024」決勝進出9組発表 令和ロマンが初の2連覇狙う

モデルプレス / 2024年12月6日 10時56分

バッテリィズは「名前呼ばれへんかなと思ったら、呼ばれてうれしかったです」「賞金は全部親にあげます。あげたら喜ぶんで」など、エースが素直すぎるコメントを連発。昨年令和ロマンに敗れ準優勝となったヤーレンズは、楢原真樹の「憎っくき令和ロマンを倒す」というコメントが不発に終わったため、出井隼之介が「いけすかない王者を俺が倒してやりますよ」と前に出るも、川北に絡まれすぐに引っ込んでしまう。

ラストイヤー&準決勝進出6回目にして遂に決勝への切符を掴んだ双子コンビ・ダイタクは、発表の際のリアクションについて「2人がかぶったら『双子だな』ってなるし、合わなかったら『双子なのに』ってなるので、ちょっとだけ合ってると思います」と2人で照れ笑い。「泣くかと思ったんですが、うるうるくらいで。でもその後、出所明けくらい後輩たちが来てくれたので泣きました」とも明かした。

6年ぶりに決勝に返り咲いたトム・ブラウンは、「2018年のときは優勝目指していたのに、『飛び道具』『爪跡残せればいいじゃん』って言われて正直ムカついていた。6年越しにようやく決勝に行けたので、正直死ぬほどうれしいです」と告白。またケイダッシュステージからトム・ブラウンとヤーレンズ2組が決勝に進出したということで、事務所初の優勝コンビ誕生への期待も膨らませていた。エバースの町田和樹は発表の瞬間について「ゾーンに入ってました」の一点張り。堂々としているように見えるも、野田から2人とも緊張しやすいことをバラされると、佐々木隆史は「準決勝で緊張しないようにすべてのライブを準決勝だと思ってやったら、緊張して全部噛んだんです」と明かし会場を笑わせた。

生配信終了後の質疑応答では、現王者として優勝の決め手を聞かれた高比良が「M-1への愛じゃないでしょうか」とキッパリ。松井は冷静に「一番おもしろい漫才をした人が優勝すると思います」とコメント。続けて「ここだけは負けていない」という点について聞かれると、「実績」「それだけは負けてないと思います」と2人で胸を張った。

◆「M-1グランプリ2024」

2001年、お笑い界に旋風を巻き起こした「M-1グランプリ」。第1回の中川家優勝を皮切りに、これまで錚々たる漫才の王者が19組誕生した。2023年は、令和ロマンが、結成6年目、初の決勝進出、トップバッターにして優勝という快挙を達成。さらに彼らは今年も大会に出場し、史上初の2連覇を狙っている。しかし、今大会の出場者数は1万330組と遂に1万組を突破し、優勝は過去最大の難関に。この記念すべき大会で、一番おもしろい漫才を披露し、脈々と受け継がれてきた“漫才日本一の称号”を20番目に手にするのは果たして誰なのか。

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