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堤真一&山田裕貴、日本兵役でW主演「木の上の軍隊」終戦80年目に映画化

モデルプレス / 2024年12月11日 8時0分

◆監督・脚本:平一紘氏コメント

この度「木の上の軍隊」の監督・脚本を務めることになりました。僕は、沖縄で生まれ育ち沖縄戦について沢山知っているつもりでした。しかし、この映画を撮る為にあらゆる角度で取材し、あの戦争を見つめた時「木の上の軍隊」で皆さまに見せたい景色が見えてきました。たった2人の兵隊の、可笑しくも壮絶な2年間の戦いを是非劇場で体験して頂きたいと思っています。堤真一さん、山田裕貴さんは見事なまでに、兵士たちの決意と揺らぎ、葛藤を演じてくれました。僕らはただ、それを見守るように撮影しました。それだけで十分でした。そして終戦80年の節目に公開するということ。沖縄で撮ったということ。伊江島で撮ったということ。生きた樹で撮影したこと。それらは全てスクリーン上で皆さまに肉迫するでしょう。本当に起きた事の恐ろしさと、素晴らしさをご覧頂きたいです。

◆企画・プロデューサー:横澤匡広氏(エコーズ)コメント

私自身、沖縄映画に80作以上関わる中で、未だ沖縄から沖縄戦を描いた映画が無かった事に気づきました。沖縄から沖縄戦を描こうとした時に最初に浮かんだ作品が劇団こまつ座の舞台「木の上の軍隊」でした。ガジュマルの木の上で2年間戦い続けたこの物語は、沖縄が抱えている問題を解決出来る希望の物語だと感じています。2人が必死に生き抜いた物語から見えてきたものは「生きる」という事の素晴らしさです。沖縄では戦後80年経った現在でも、沖縄戦から続く幾つもの問題が根強く残っています。木に登った2人が見た“戦争”とは何か、“生きる”とはどういう事なのか。それを模索し続けることで、その先にある「希望」へと繋がるよう、この映画を世界中に届けたいと思っております。

◆プロデューサー:小西啓介氏(ハピネットファントム・スタジオ)コメント

2023年の終戦日の翌日に沖縄在住の監督、スタッフをメインに据え、全編沖縄ロケで沖縄戦を描いた映画を企画しているので相談に乗って欲しいというメールを横澤プロデューサーから頂きました。提案されたのが舞台「木の上の軍隊」の映画化でした。2025年には終戦80年を迎え、一般住民を巻き込んだ悲惨な地上戦が繰り広げられた沖縄でさえ戦争を体験した人が少なくなり、それを伝える人も少なくなっていると聞きます。まだ30半ばの若い世代の平監督が本作を通じてあの時何が起きていたのかを伝えることはとても意義深いことであると思いました。今、撮影を終え、この企画に賛同してくださり体一つで現場に乗り込んで頂いた堤さんや山田さん、それに応えるべく奮闘した監督、スタッフの素晴らしい仕事ぶりに感銘を受け、そして伊江島、沖縄の地で制作することの重要性を改めて感じました。是非、映画館で体験して頂きたい作品です。

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