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【推しの子】原菜乃華演じる“有馬かな”、ベレー帽に隠されたミリ単位のこだわり「1番大人の雰囲気を漂わせたかった」<モデルプレス独占>

モデルプレス / 2024年12月11日 19時0分

原菜乃華/モデルプレス独占(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

【モデルプレス=2024/12/11】『【推しの子】』のドラマシリーズ配信を記念して、話題沸騰中の「B小町」についてのモデルプレス特別連載企画を実施。第2回は、原菜乃華が演じる有馬かなのトレードマークである「ベレー帽」に関する秘話。制作者が明かしたこだわりとは。

◆原菜乃華演じる有馬かな、トレードマークはベレー帽

Amazonと東映による【推しの子】を実写映像化する共同プロジェクトが始動し、ドラマシリーズをPrime Videoにて11月28日21時より世界独占配信中。その続編となる映画『【推しの子】-The Final Act-』は東映配給にて12月20日より全国公開される。

伝説のアイドル・アイ(齋藤飛鳥)がかつてセンターを務めていた“初代「B小町」”の意志を引き継ぎ、ルビー(齊藤なぎさ)、かな(原)、MEMちょ(あの)の3人で結成された、新生アイドルグループ「B小町」。今回は「B小町」のセンターを務めるかなに注目。かなのトレードマークである“ベレー帽”に込められた、こだわりの想いを制作スタッフが明かした。

かつて天才子役として一世を風靡し、子役としてのピークを過ぎてからも細々と芸能界で仕事は続けていた女優・かな。子役時代に共演したアクア(櫻井海音)と高校で再会したことをきっかけに、ルビーの誘いで新生アイドルグループ「B小町」のメンバーに加入することになった彼女は、幼さが残る可愛らしいビジュアルとは裏腹に、事あるごとに毒舌を言い放つ一面があるなど、そのギャップが魅力的なキャラクターだ。

そんな、かなのトレードマークといえば“ベレー帽”。今回公開された写真でも、学校生活、女優業、アイドル活動と、いかなる時も常にベレー帽を被る姿が映し出されている。

◆有馬かなのベレー帽は“ミリ単位で調整“

「かなのベレー帽は“ちょこんと乗せ”なんです」。そう語るのは、かなをはじめ本作で衣装デザインを担当したスタイリストの石橋万里氏。原作でも人気の高いかなを実写化するにあたり、石橋氏はかなのトレードマークであるベレー帽には“ミリ単位”でこだわり抜いたという。「原作だとかなはちょこんと乗せるようにしてベレー帽を被っていますが、生身の人間がやってステキに見える位置を1ミリとか2ミリの世界のなかで、プロデューサーらと相談しながら探っていきました」。

こだわりは“位置”だけではない。帽子の大きさ、生地感、「B小町」におけるルビーやMEMちょと並んだ際の全体のバランスを鑑み、さらには、かなを演じる原の好みも反映しながら衣装を作り上げていったと語る石橋氏。「ルビーの衣装は女の子が憧れるようなかわいい系、MEMちょは前衛的な服もオシャレに着飾るようなイメージ。その中でかなは、ロリ要素もありつつ1番大人の雰囲気を漂わせたかった」という思いとともに、「原さん自身が、好きだなと思えて気持ちよくお芝居ができるように」とベレー帽に願いを込めた。

MEMちょのトレードマークである“ツノ・カチューシャ”とともに、作中で何種類も登場する“かなのベレー帽”。事前に用意されたうちの2割程度に最終的に絞られたという制作スタッフ陣の渾身のベレー帽も、作品の見どころの1つとなっている。(modelpress編集部)

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