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「光る君へ」最終回 「源氏物語」とリンクする結末&ラストシーンが話題

モデルプレス / 2024年12月15日 21時44分

吉高由里子「光る君へ」最終話(C)NHK

【モデルプレス=2024/12/15】女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)の最終話「哀しくとも」が、15分拡大版で15日に放送された。「源氏物語」とリンクする結末が話題を呼んでいる。<ネタバレあり>

◆吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」

平安時代を舞台に、壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)を吉高が演じ、「源氏物語」執筆に欠かせない1人の男性・藤原道長を柄本佑が演じる。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる生涯のソウルメイトに。脚本は大石静が担当する。

◆「光る君へ」結末 まひろ(吉高由里子)のラストシーンは

最終話では、のちに「更級日記」の作者となる菅原孝標娘・ちぐさ(吉柳咲良)が登場。市で偶然ちぐさに出会ったまひろは、自分が作者であることを言わずにちぐさと会うように。ちぐさは「光る君(光源氏)の最期を書かなかったのはなぜだと思います?」とまひろに解釈を尋ね、まひろははぐらかした。

ときが経ち、嫡妻・倫子(黒木華)の公認で危篤状態の道長の元へ通うようになったまひろは「光る君が死ぬ姿を書かなかったのは、幻がいつまでも続いてほしいと願ったゆえでございます。私が知らないところで道長さまがお亡くなりなってしまったら私は幻を追い続けて狂っていたやもしれませぬ」と「源氏物語」の結末の理由を明かす。

1年間の集大成となるラストシーン。白髪交じりとなり、年齢を重ねたまひろは、従者・乙丸(カラテカ矢部太郎)と再び旅へ。若武者・双寿丸(伊藤健太郎)と偶然再会し、戦いの世の到来を悟ったまひろが「道長さま、嵐が来るわ…」と呟くシーンで終了した。

実際に紫式部の生没年については複数の説があり、生没年は不詳。道長の死を描いた後に、「源氏物語」と同じく主人公の死は描かないという結末に「リンクした」「まさに源氏物語だ」「意外だけど納得のラスト」とネット上でも驚きと感服の声が上がった。大河ドラマとしては異例の戦いのシーンがほとんどない今作だったが、平家の武士の時代を示唆するラストのまひろのセリフにも注目が集まっている。(modelpress編集部)

情報:NHK

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