堺雅人、8年ぶり映画主演 井川遥共演で初恋ラブストーリー描く【平場の月】
モデルプレス / 2024年12月18日 5時0分
◆土井裕泰監督×向井康介氏脚本でタッグ
監督を務めるのは、『花束みたいな恋をした』(2021年)で興行収入38億円のヒットを記録した土井裕泰氏。脚本は『ある男』(2022年)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞した向井康介氏。原作では断片的な回想として描かれていた中学時代の初恋の記憶を、映画ではさらに掘り下げながら、35年越しのラブストーリーを繊細に綴る。『花束みたいな恋をした』で等身大の若者の出会い、恋愛から別れまでを丁寧に表現した土井監督が、今作では15歳の瑞々しい初恋と大人のリアルな恋愛を描き出す。
今回、堺と初タッグとなる土井監督は「堺さんは、原作や台本もボロボロになるまで読み込んで、情報をすべて取り込んでいるが、最後は削ぎ落して、そのまま立っている感じがします。現場で堺さんのお芝居を見て、青砥ってこういう人なんだと教えられるような、青砥をわかっていくことが多いです。青砥という人が堺さんの中にあると思いますが、こちらの要求にも柔軟に対応してくれ、堺さんと役を作っていくのが本当に楽しいです」とコメント。
また「井川さんとは、以前ドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲』でご一緒した際に、この須藤のような“太いところがある人”と感じていました。須藤は一筋縄ではいかない難しい役です。須藤のシーンを撮影する度に井川さんとお互いに持ち寄って、見つけながらやっているような感じです」と撮影現場での堺、井川の佇まい、姿勢を語った。原作発表時には、朝霞市、新座市、志木市など埼玉県内の実在の地名や店舗が多数登場し話題となったが、今回映画でも、同市内を中心にロケーションを敢行。リアルな恋物語を色彩豊かに彩る。(modelpress編集部)
◆堺雅人コメント
青砥役のオファーをいただき、原作を読みましたが、原作小説の世界が素晴らしく、豊かなので、ぐいぐいと引き込まれ、何度も何度も読み返しました。今回、原作に登場する場所で撮影し、いち原作ファンとしては聖地巡りのような、本当に夢のような日々が始まったなと感じています。僕が演じる青砥は井川さん演じる須藤あっての青砥だと思っています。撮影が始まり、役としての井川さんと出会って、須藤の横にずっといたいなという気持ちが強くなりました。また、土井監督は大学の演劇研究会の先輩にあたり、ずっとご一緒したかったので、今回念願叶ってとなります。土井監督は物腰が柔らかく、丁寧に説明してくださり、役者が伸び伸びと動けるようにしてくださる印象です。これから撮影が続きますので、監督のおっしゃった通りに動きたいと思っています。
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