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小栗旬主演“日本初”新型コロナ事実基づく物語が映画化 松坂桃李・池松壮亮・窪塚洋介と人間ドラマに挑む【フロントライン】

モデルプレス / 2024年12月19日 7時0分

(左上から時計回りに)松坂桃李、小栗旬、窪塚洋介、池松壮亮「フロントライン」ビジュアル(C)2025「フロントライン」製作委員会

【モデルプレス=2024/12/19】俳優の小栗旬が主演、松坂桃李・池松壮亮・窪塚洋介が共演する映画「フロントライン」の公開(2025年6月)が決定。この度、メインビジュアルと先行特別映像が解禁された。

◆小栗旬主演「フロントライン」

2019年12月に中国の湖北省武漢市で初めて発生が確認され、2020年に入ってから世界的流行(パンデミック)を引き起こした新型コロナウイルス。過去に未知のウイルスの脅威や感染拡大を描いたパニック映画やサスペンス映画は国内外にいくつか存在したが、本作は世界規模で人類が経験した新型コロナウイルスを事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化した日本で初めての作品である。

物語の舞台は、2020年2月3日に横浜港に入港し、その後日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」。乗客乗員は世界56ヵ国の3711人。横浜入港後の健康診断と有症状者の検体採取により、10人の感染者が確認されたことで、日本が初めて治療法不明の未知のウイルスに直面することとなった。この状況下で<最前線>に駆けつけたのは、家族を残し、安全な日常を捨てて「命」を救うことを最優先にした医師や看護師たちだった。

当時、日本に大規模なウイルス対応を専門とする機関は存在せず、急きょ対応することになったのは災害医療を専門とする医療ボランティア的組織のDMAT(ディーマット)だった。DMATとは、災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team)を略した、医師、看護師、医療事務職で構成され、大規模災害や事故などの現場におおむね48時間以内から活動できる専門的な訓練を受けた医療チーム。地震や洪水などの災害対応のスペシャリストではあるが、未知のウイルスに対応できる経験や訓練はされていない医師や看護師たちだった。

◆「コード・ブルー」シリーズプロデューサーが企画

本作の企画、脚本、プロデュースを務めたのは、ドラマ「白い巨塔」(2003-2004)、「救命病棟24時」(2005)、「Dr.コトー診療所2006」(2006)、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(2008/2010/2017)、映画「劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(2018)で、医療現場の最前線にある人間ドラマをエンターテイメントに昇華させてきた増本淳プロデューサー。2023年には東日本大震災による福島第一原発事故を政府、電力会社、原発所内のそれぞれの視点から描いて話題になったNetflixドラマ「THE DAYS」で企画、脚本、プロデュースを務めた。

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