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寺尾聰&松坂桃李が親子役に 奇跡の実話が映画化【父と僕の終わらない歌】

モデルプレス / 2024年12月27日 7時0分

「父と僕の終わらない歌」ポスタービジュアル(C)2025「父と僕の終わらない歌」製作委員会

【モデルプレス=2024/12/27】俳優の寺尾聰と松坂桃李が、2025年5月23日公開の映画『父と僕の終わらない歌』に出演することが決定。併せて、ポスタービジュアルと特報映像が解禁された。

◆「父と僕の終わらない歌」奇跡の実話が映画化

2016年、イギリス。YouTubeに投稿された1本の動画が、世界中を感動させた。ドライブの車中で楽しそうに歌う父と息子。助手席に座り、抜群の歌唱力で伸びやかに歌い上げる父テッド・マクダーモットは、アルツハイマー型認知症を患っている。この動画は同じ境遇にある世界中の家族に感動と希望を与え、再生回数は6000万回以上を記録。さらにこれがきっかけとなり、父テッドは80歳にしてCDデビューを果たし、イギリス最高齢の新人歌手となった。

この奇跡の実話をもとに映画化が決定。日本を舞台に、横須賀に生きる父と息子に置き換え、それぞれの愛と葛藤、家族や友人たちに支えられながら、アルツハイマーの父が若き日に諦めたレコードデビューの夢を、再び叶えようとするまでの感動の物語を描く。

◆寺尾聰&松坂桃李、親子役を熱演

音楽とユーモアをこよなく愛し、生まれ育った横須賀で楽器店を営む父・間宮哲太(まみや・てった)を演じるのは、77歳になった今も俳優・ミュージシャンとして第一線に立ち続ける寺尾。『さまよう刃』(2009)以来、16年ぶりに映画で主演を務める寺尾は「俳優と歌手人生が初めて交わる作品で、こんなにも素晴らしい人たちと出会えたことに感謝」と本作への想いを語る。

そんな父を支え続ける息子の間宮雄太(まみや・ゆうた)を演じるのは松坂。松坂は今回の共演に「今回、寺尾さんの息子を演じられたことは、僕の中では本当に誇りです」と語り、ナイーブさと優しさを併せ持った確かな演技力で、病気の父を前に不安に揺れながらも寄り添う息子を熱演する。

◆佐藤栞里・齋藤飛鳥・佐藤浩市らも出演決定

また、チャーミングで茶目っ気のある哲太の妻で、雄太の母・間宮律子(まみや・りつこ)役には松坂慶子。夫と息子への愛情を全身から滲ませ、スクリーンに温かみを添える。さらに間宮家を取り巻く横須賀の人々に、佐藤栞里、副島淳、大島美幸(森三中)、三宅裕司、石倉三郎、さらには、齋藤飛鳥、佐藤浩市ら、人気と実力とユーモアを兼ね備えた錚々たる俳優陣が、本作の脚本に惚れ込み集結した。

監督を務めるのは『タイヨウのうた』(2006)、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013)、『ちはやふる』シリーズ(2016~2018)、『線は、僕を描く』(2022)など、夢に向かってひたむきに努力する人々の姿を、繊細な演出と瑞々しい映像、そして音楽を巧みに扱い描いてきた小泉徳宏氏。これまで手がけてきた映画のさまざまな要素が合わさった本作は、まさに小泉徳宏の集大成ともいえる作品。シリアスなテーマを軽やかな空気に包みつつ、胸が熱くなる家族のドラマを描く。

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