【No No Girls最終ソロ審査:KOKO「ダリア」】いじめられた過去と重なる舞台演出「私が壊れてもなんでも」伝えたかった魂の叫び
モデルプレス / 2025年1月12日 17時10分
【モデルプレス=2025/01/12】SKY-HIがCEOを務めるマネジメント/レーベル「BMSG」がちゃんみなをプロデューサーに迎えたガールズグループオーディション「No No Girls」の最終審査「No No Girls THE FINAL」が11日、Kアリーナ横浜にて開催された。ここでは、KOKO(ココ)のソロ審査、そして結果発表前に送られたちゃんみなからの講評をまとめる。
◆KOKO「ダリア」2度目の歌唱で魂の叫び
それぞれちゃんみなの楽曲を使用したソロ審査にて、KOKOは2次審査でも歌唱した「ダリア」を再び披露。スクリーンにはタイトル通り赤いダリアが浮かび、燃えていくと「私は強くて美しい。なのに弱くて醜い。それも全てあなたでしょ」というセリフから始まったKOKOのステージは、6人のダンサーと息を合わせた冒頭のダンスブレイクから細かい手振りなどスキルが光る。「ありのままじゃ誰も愛してくれない Why?Why?」という苦しみから心のうちに秘めていた叫びを吐き出すようにセンターステージへと歩を進めた。
幼少期から多くのステージ経験を経て、ダンスの世界大会に出場するなど活躍してきたKOKOは、いじめられた経験も持つ。6人のダンサーに囲まれうずくまるKOKOに「目障りだったよね」「君に何ができるんだよ」「失敗すればいい」「だから都合良く使われるんだよ」と悪口が四方八方から飛び交う演出はまさに彼女の過去の経験と重なり、それを払うように「心をください 返してください」と訴えかける魂の叫びを観客は目の当たりにした。
パフォーマンス直後コメントを求められるも「ちょっと壊れました」と全力を尽くしふらつく様子だったKOKO。「私はいつもかっこよく綺麗に美しく。昔は全然違かったんです。本当にいじめられたり『あなたじゃ無理だから違う自分になりなさい』そんな現実を何度も何度も突きつけられてきました。皆さんも同じ経験あると思います。でも私は自分らしく生きていく、自分の信念を貫くことが大事だと、それが自分の人生だと思っています」と過去の辛い経験から得た強い意志を伝え「自分の過去の『No』を浄化させる、皆にもそれを届けたいし、私が壊れてもなんでもここで伝えることで皆さんと1つになれると信じてパフォーマンスさせていただきました」と込めた思いを語っていた。
<ちゃんみな講評>
KOKOもほんっとうにいっぱい話したね。私が使える時間はたくさん使ったし、KOKOも使える時間をたくさん使ってくれたと思います。KOKOが自分の魂から叫んでいるということ、本当に腹の底から煮えくり返るような魂が本当に本当に美しかったです。ずっとずっと美しかったです。ありがとうございました。
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