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坂口健太郎、渡辺謙と初共演で究極の演技バトル 映画「盤上の向日葵」10月31日公開

モデルプレス / 2025年1月15日 7時0分

「盤上の向日葵」ティザービジュアル(C)2025 映画「盤上の向日葵」製作委員会

【モデルプレス=2025/01/15】「孤狼の血」などで知られる小説家・柚月裕子氏の小説「盤上の向日葵」が映画化(10月31日公開)されることが決定。俳優の坂口健太郎が主演を務め、渡辺謙が共演することがわかった。

◆柚月裕子氏「盤上の向日葵」映画化

原作は「孤狼の血」「朽ちないサクラ」など、常に己の信じるもののために闘い続ける人間を描いてきた柚月氏が、将棋の世界を背景にしながらも、将棋を知らない読者も多く惹きつけ、2018年本屋大賞第2位となった作品。柚月氏は、執筆にあたり<光と影><人間の業><人生を生き切る>という3つのテーマを根底に据えたという。

2017年にこの小説に出会い、「人生の光と影を描いた重厚な人間ドラマ」にほれ込み、原作者も絶賛する脚本を書き上げたのは熊澤尚人監督。「君に届け」(10)「ユリゴコロ」(17)「隣人 X」(23)など、繊細な感情の揺れを丁寧に描き、幅広く評価される恋愛映画・ヒューマンドラマを数多く手がけてきた熊澤監督が、自ら書き上げた脚本でメガホンを執った。

とある山中で発見された身元不明の白骨死体。事件の唯一の手がかりは、死体とともに発見された高価な将棋の駒だ。その駒の謎を追う刑事たちは、とんでもない事実に突き当たる。この世に7組しか現存しないその貴重な駒の持ち主は、プロ将棋界に彗星のごとく現れ、一躍時の人として世間を騒がせている異色の若手棋士、上条桂介だった。やがて上条をめぐる捜査線上には<賭け将棋>で圧倒的な実力を持ちながら裏社会に生きた男、東明重慶の存在が浮かび上がる。東明と上条のあいだにいったい何があったのか。そして明らかになる上条桂介の壮絶な過去とは。生きる意味を問いかける心震えるヒューマンミステリーの幕があがる。

◆坂口健太郎、渡辺謙と初共演で魂の演技バトル

突如将棋界に現れた異色の天才棋士・上条桂介役には坂口。賭け将棋の世界で圧倒的な実力を持ち、上条桂介に大きな影響を与える男・東明重慶役に渡辺。2人の出会いは光をもたらすのか、闇への入り口なのか。日本を代表する俳優ふたりが究極の演技バトルで演じ切る。

熊澤監督は、想像を絶する過酷な過去を乗り越える主人公・桂介を演じた坂口について「その過程の葛藤や心情を惚れ惚れするぐらい丁寧に表現してくれました。(渡辺演じる)東明と魂と魂をぶつけ合うシーンは見ものです。男の色気に満ち溢れた、今まで見たことのない坂口さんの新たな代表作が誕生したのではないかと感じています」と絶賛。さらに「賭け将棋で生計を立てる真剣師として伝説的な強さだった東明を、渡辺さんが演じてくれたおかげで、脚本をはるかに超える作品に仕上げてくださいました」と渡辺への最高の賛辞を贈る。

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