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EIGHT-JAM「2024年の年間マイベスト10曲」1位のjo0ji(ジョージ)って?音楽P“カブり選出”の魅力・異色の経歴に迫る

モデルプレス / 2025年1月20日 20時0分

いしわたりは「音楽を作る時の出発点が人と違うような感じがして、曲を聴くたびに才能の煌めきを感じていました」と語ったが、jo0jiの歌詞も深い。jo0jiが書く歌詞には漁業の街で生活し、歳の離れた人たちとも過ごす中で育んだ、自身の死生観が表れている。人間の温かさや、すべてを人の手でコントロールできるわけではないことなど、現代のデジタル化社会で見落とされがちな価値観も歌っていることが多くの人を惹きつける理由のひとつだろう。また初めて楽曲を作ったきっかけが「落ち込んでいた友人を励ますため」であり、その後のjo0jiの音楽にもまるで友人に語りかけるような親密感がある。リスナーに対する「救い」や「癒し」の成分が含まれているのが、jo0jiの歌だ。

蔦谷といしわたりは、jo0jiの独特な歌い方や色気のあるボーカルについても言及した。往年のフォークシンガーたちが表現してきたような「慈愛」を感じさせる歌声が、歌詞に温かさをもたらし、聴き手に寄り添うものになっている。

◆jo0ji(ジョージ)、今後ライブ・イベントでも活躍

その色気ある歌が生で繰り広げられるライブパフォーマンスも業界内ではすでに高い評価を受けており、2月には、音楽ジャーナリスト・矢島由佳子がキュレーターを務め、グローバルカルチャーメディア・Rolling Stone Japanとラジオ局・FM802が主催するイベント『Juice』に、2020年以降の音楽シーンに登場した新世代アーティストの代表としてimase、なとりとともに出演することが決定している。jo0jiのライブについて、imaseは「そもそも歌がめちゃめちゃ上手いし、感情の乗せ方が独特」「貫禄もあるし、凄まじい」、なとりは「立ってるだけで鳥肌を与えることができる」と、そのカリスマ性を評価(Rolling Stone Japan WEB/2024年12月発売号より引用)。3月には東名阪にて、Omoinotake、WONK、煮ル果実を迎えた対バンツアー『馴染』の開催も決定している。

ランキング内では「眼差し」が取り上げられたが、スタジオトークにていしわたりと蔦谷は「いい曲しか出していない」「全部がいい曲」と盛り上がった。さらにSUPER EIGHTの横山裕は「スターダムへ駆け上がっていく匂いがプンプンと…」と興味津々。時代のスターとしてのポテンシャルを秘めたjo0jiの動きに、今後も注目が集まる。なお、2024年11月1日に渋谷WWWXにて行われた“jo0ji 1st ONEMAN LIVE 漁火”東京公演より「≒」(読み:ニアリーイコール)のライブ映像が1月20日20時に公開された。「≒」は即完売となった本公演の最後に演奏された楽曲で、クライマックスに向け上昇していく会場の熱量をそのまま体感できる映像に仕上がっている。(modelpress編集部)

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