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中島健人、miletの言葉に号泣「魔法の言葉を持っていて…」撮影直前の秘話語る【知らないカノジョ】

モデルプレス / 2025年1月22日 21時22分

また、miletは主題歌も担当しており、劇中では歌唱シーンも登場。中島が「何度曲を聞いて涙腺が緩む。いままでのmiletさんの曲も素晴らしいけど、今回はミナミというフィルターを通しているので、よりイノセントで違う形で耳に入ってくる。何度も撮影中、心を揺らされ、涙した記憶がある」と話すと、miletは「嬉しい…。何回でも聞きたくなるくらいパーフェクト(な感想)と感激した。

そして、今回初共演となった中島とmiletだが、お互いアーティストという共通点もあり、三木監督は相性抜群の演技だったと太鼓判。撮影初日、中島は三木監督から課題を与えられたといい「僕とmiletさんがアドリブのお芝居をするというミッションがあって。台本がないからセリフないし、ただ感じるまでに楽しそうに会話しなくてはいけなかった。『うまくいくのかな』ってお思っていたけど、お互い音楽やっているので、打ち合わせもなく、いい感じにアンサンブルできた」と振り返った。

これにmiletも「最初はセリフがないのが不安だったけど、中島さんと波の高さを揃えられた気がして」と話し、「あれが撮影の最初のほうにあって、私は救われました」と振り返ると、中島は頷き「チューニングできたよね」と笑顔を浮かべた。

さらに中島は、行き詰まった撮影も回顧。「レストランのシーンで僕が監督がほしい表情ができなくて、困っていた」と話し、「『本当にダメかも…』って本番前に悩んでいたら、miletちゃんが直前になって『リク、私たちは愛し合っていたんだよ』って言葉をかけてくれて。それで号泣した。すごい魔法の言葉を持っていて」と感謝し、「だからとてつもない“いい演奏”ができた気がする」と満足そうに回想した。

◆中島健人、“感情移入しすぎて”ある状態に?

舞台挨拶では撮影秘話も多数。三木監督が「リハーサル中、最後のライブシーンでミナミが歌唱するのをリクが目撃する。リハで歌う前、ミナミが登場した途端、中島くんの目がうるうるしている。リクとして感情が溢れちゃって、これは1曲聴いただけでもやばいぞってなり、『出ていって』と言った(笑)」と中島に指示したという。

中島は「あまりにも感情移入しすぎたせいで、ミナミを見ただけで泣いてしまう状態になってしまって。本番前、監督から『リク帰ろうか』って言われて帰された。1日長い撮影だったので、再び自分の番がくるのは6、7時間後だった。そのあいだ、1回家に帰っていますからね(笑)。また戻ってきて、仕上がった状態で本番に臨めた。涙の調節が大変なくらい、歌の力で涙を引き出されてしまった。今回、それが印象的でした」と明かした。(modelpress編集部)

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