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深川麻衣主演映画「ぶぶ漬けどうどす」公開決定 京都人の“本音と建前”描く「奇想天外でじわじわとクセになるお話です」

モデルプレス / 2025年1月28日 12時23分

監督を務めるのは、「南瓜とマヨネーズ」(2017)、「白鍵と黒鍵の間に」(2023)など、唯一無二のユーモアセンスに定評のある冨永昌敬氏。「his」(2020)、「そばかす」(2022)の脚本家・アサダアツシ氏が構想7年を費やした完全オリジナル作品が満を持して公開となる。

◆「ぶぶ漬けどうどす」特報映像・ビジュアル解禁

物語は、京都で450年続く老舗扇子店に東京から嫁いできたフリーライターのまどかが、老舗の暮らしぶりをコミックエッセイにしようと、取材を始めるところから始まる。今回解禁された特報映像は、義実家や街の女将さんたちに取材を続けるまどかが、京都の文化を知らないばかりに彼らの「本音と建前」に戸惑い、翻弄される様を描いている。

「ぶぶ漬け」とは、お茶漬けのことで、タイトルの「ぶぶ漬けどうどす」とは、京都の人が早く帰って欲しいお客に対して本心を隠して、遠回しに言う言葉。雅(みやび)なだけじゃない、京都の本音を包んできたベールを剥がしてしまう本作への期待が高まる映像になっている。あわせて解禁されたティザービジュアルは、「なんでも言葉通りに受けとったらあかんで」というコピーと共に、扇子で口元を隠したまどかの意味深な表情を捉え、京都の隠したがる文化を暗喩した1枚となっている。(modelpress編集部)

◆深川麻衣(澁澤まどか役)コメント

今回京都を舞台に、「本音」と「建前」に翻弄される女性、まどかを演じました。強烈な個性を持つ登場人物の皆さんと、初めてご一緒できた冨永監督の、何が飛び出すか分からない玉手箱のような演出に心が踊る撮影の日々でした。結末はハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、見る方によって感想が分かれると思いますが、奇想天外でじわじわとクセになるお話です。何より京都の方にも楽しんでいただけたら嬉しいです。

◆室井滋(澁澤環役)コメント

京都の中の本物と偽物が区別がつき辛い時代に突入!インバウンドで大盛り上がりの街なかで、ロケ中にも、京都のリアルな違和感を覚えました。冨永監督のそれらを見逃さない視線がとても面白かったです。――因みに、本当に偶然なのですが、劇中に登場する老舗扇子店は20年来大ファンのお店で、お中元の品々を買い続けております。京都の御縁に呼ばれたみたいで、それも含めて驚きの連続でした。

◆監督:冨永昌敬氏コメント

「ぶぶ漬けどうどす」の公開のお知らせを嬉しく思います。おととし紅葉まっさかりの京都で撮影した本作は、商家の嫁と姑を演じた深川麻衣さんと室井滋さんを中心とした愉快なホームドラマでありつつ、ひとくちに説明しにくいテーマを持った映画でもあります。6月の公開に向けて、この映画の狙いを少しずつ紹介していきたいと思っています。よろしくお願いします。

◆企画・脚本:アサダアツシ氏コメント

企画立案から公開まで7年かかりましたがようやく皆さまにご覧いただけることになりとても嬉しいです。これは京都を愛してしまった澁澤まどかという女性の【ラブストーリー】です。まどかは京都に認められたいと献身的に尽くしますが、相手は一筋縄ではいきません。まどかは京都に振り回されて打ちのめされますが、それでもめげずに京都への愛を強めていきます。まどかの思いは果たして京都に届くのか?奇想天外なストーリーと予測不可能な結末が待っています。ぜひ劇場で見届けて下さい。

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