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堀未央奈、“突然の序列1位”役と重なる乃木坂46時代の経験「素直に受け入れきれない自分もあって」【遺書、公開。】

モデルプレス / 2025年1月31日 20時7分

「遺書、公開。」公開初日舞台挨拶に登壇した堀未央奈(C)モデルプレス

【モデルプレス=2025/01/31】女優の堀未央奈が31日、都内で行われた映画「遺書、公開。」公開初日舞台挨拶に、共演の吉野北人(THE RAMPAGE)、宮世琉弥、志田彩良、松井奏(IMP.)、高石あかり(※「高」は正式には「はしごだか」)、堀未央奈、忍成修吾、メガホンをとった英勉監督とともに登壇。演じた役に自身の境遇を重ねる場面があった。

◆IMP.松井奏、映画初出演で“芸能人”感じた瞬間

本作が劇映画初出演となった松井は「やっぱり役者の方って“すげー!”って思いました」と目を輝かせ、「さっきまで普通にしゃべっていたのに、『本番』って言われると一気に空気が変わる感じが、僕は役者さんではないので、その空気感にびっくりしたのと、監督の『OK』とか『カット』とか、カチャンコ?」とコメントすると、英監督から「カチンコだよ」とツッコまれ会場を沸かせた。改めて、松井は「カチンコとか、みんなでベンチコートを着たりしているのが、僕の中で“芸能人してるな、俺”みたいなのがありましたね。夢見ていた世界だったので、“俺、芸能人だ”って感じましたね。撮影期間は刺激的でした」とにっこり。

これに、志田から「撮影が終わってから、わざわざ残って、私と吉野さんのシーンの時に、スタッフさんに紛れてやってましたよね」と暴露されると、松井は「カチンコをやりました。北人くんより僕が先に終わることが多くて、北人くんが言ってくるんですよ。『えっ、帰るの?』って。僕は着替えてメイクも落として、『北人くんバイバイ』って言うと、『えっ、本当に帰るの?あと1シーンだよ』って言うので、スタッフさんのバッグを借りて、イヤホンをつけて、監督の後ろで(モニターを)見て『OK!』ってやっていました」と回顧。このエピソードに、堀は「誘ってきましたよね。1回、『一緒にスタッフさんの役やる?』って誘ってきたんですけど、『大丈夫!』って言って私は帰りました。すぐ帰りたかったので」と打ち明けて観客を笑わせた。

◆堀未央奈、“突然序列1位”役の境遇に共感

そんな堀は、MCを務めた日本テレビの市來玲奈アナウンサーから、序列1位の姫山椿を演じる上で、自身の経験と重なるものはあったかと尋ねられると「椿ちゃんは突然1位という序列をつけられてしまうんですけど、私自身ももともと乃木坂46というグループで、加入して半年で研究生のときにセンターに抜擢していただいて、初めての選抜曲ではあったんですけど、突然1位というかトップの場所になるプレッシャーとか、嬉しさもあるけど、それを素直に受け入れきれない自分もあって、漫画を読んでいるときも椿ちゃんへの感情移入みたいなものがめちゃくちゃありましたし、演じていても16歳のときの自分と重なる瞬間みたいなものはたくさんありました」と吐露した。

◆吉野北人主演「遺書、公開。」

陽東太郎の同名コミック(ガンガンコミックスJOKER)を原作とし、その奇抜な設定に惚れ込んだ鈴木おさむ氏が手がけたシナリオを、「東京リベンジャーズ」シリーズ(2021・2023)、「賭ケグルイ」(2018〜2021)など群像劇に定評がある英勉監督が映画化。序列がもたらす人間の本性を描いた衝撃のドス黒エンタメミステリーとなっている。(modelpress編集部)

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