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【与田祐希 卒業前インタビュー】昔は苦手なことから逃げてばかりだった、でも乃木坂46からは逃げなかった

モデルプレス / 2025年2月4日 17時0分

― 最後に卒業コンサートがあります。

【与田】たぶん卒コンも死ぬほど緊張すると思います。性格的に一生緊張はするんだろうな。でも緊張に含まれる感情が違います。昔は緊張に怖いとか不安とかがあって、今の緊張は楽しみとか良いステージにしたいとか、マイナスではなくプラスの気持ちが入りました。楽しさを見つけられるようになったのは成長なのかなって思います。

◆16歳→24歳。8年半で与田祐希が「変わった」こと

― 高校1年生のとき、乃木坂46に合格して福岡から上京。16歳から24歳、同世代が高校生から成人、そして社会人になるまでの期間、日本のトップアイドルグループに身を置いた。与田さん自身が「変わった」と思うのはどんなところか。

【与田】人が好きになりました。

― 昔は嫌いだった?

【与田】嫌いではなく、とても狭い世界で生きていたというか。友だちはすごく好き、でもその友だちは学校の同級生ばかり。人見知りだったので、そこから一歩外に踏み出そうとしないで、同じ人とずっと一緒にいるタイプでした。今は年下の子とも、同じくらいの年の人とも、年上の方とも、いろんな方とコミュニケーションを取りたい。誰かとなにかを作る、ライブもそうですし、作品、ドラマ、映画など、昔のままだったら性格もマイペースで集団行動も苦手でついていけなかったと思いますが、乃木坂46に入ってそういうことが心から楽しくなりました。

― 乃木坂46に入っていなければ、変わっていなかったかもしれない。

【与田】たぶん仕事はみんなでするものではなくて、一人で集中してできることをしていたと思います。

◆昔の口癖は「辞めちゃえ」。でも乃木坂46からは逃げなかった

― 加入当初、壁に向かって一人でダンスの練習をしていることも多かったですよね。

【与田】ダンスが本当に苦手で。乃木坂46のオーディションは、東京に行ってみたいから、という理由で受けました。だから歌もダンスもできないですし、人前で喋るのも緊張でままならない。学校でも発表とかしたことがなく、たくさんの人の前で意見を言うことができなかったので本当に苦労しました。加入してすぐに3期生だけでお見立て会をさせていただいたのですが、そのときも何回居残りしたことか、何回名指しで注意を受けたことか。一つ覚えたら一つ忘れてしまう自分が歯がゆくもありました。でも周りはどんどん先に進んでいく、完全に置いてけぼりでした。

― でもやるしかなかった。

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