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上白石萌音、全国ツアー東京公演にゲスト登場&豪華セッション こだわり演出も多数【“yattokosa“ Tour 2024-25<kibi>】

モデルプレス / 2025年2月9日 21時30分

◆上白石萌音「なんでもないや」独唱 思いも語る

また、公演先の土地にちなんだ楽曲を歌う“ご当地ソング”コーナーで、東京公演では「東京キッド」(美空ひばり)をセレクト。戦後の時代に誘われるようなノスタルジックな雰囲気がゆったりと広がり、幅広い年齢層のオーディエンスを魅了した。

ライブ中盤では、“ロンドンコーナー”も。昨年、舞台「千と千尋の神隠し」の公演でロンドンに約3ヶ月滞在した上白石。「そのときに得た文化的な刺激をみなさんと共有したいと思いまして」と選ばれたのは、「Yesterday」(ザ・ビートルズ)、「お砂糖ひとさじで(A spoonful of sugar)」(ミュージカル「メリー・ポピンズ」より)、「夢やぶれて」(ミュージカル「レ・ミゼラブル」より)。自ら和訳した歌詞を映し出しながら、楽曲へのリスペクトを込めたボーカルを届けた。切なくも力強いバラードナンバー「変わらないもの」は今ツアーでの新たな挑戦のひとつ、ピアノの弾き語りで披露され、伸びやかで力強い歌声が会場に響きわたった。

「“これだ!”と思えるような言葉を人からいただけるって、人生の宝物ですよね」というMCで導かれた「スピン」、美しく洗練されたメロディ、アレンジを丁寧に描き出した「ひかりのあと」とアルバム「kibi」の楽曲を続け、観客の心と身体を揺さぶった。

楽曲冒頭部分、独唱から始まった彼女の歌手としての始まりの曲「なんでもないや」(movie ver.)を歌い上げた後、「私もしんどいときはいろんな曲やエンタメに力をいただいてきて。すごく感謝しているので、その恩返しをみなさんに渡していけたらいいなと思っています。ちょっとでも心が軽くなったり、元気になれる何かを手渡せたらいいなと思っているので、みなさん、幸せに生きていってください」そんなMCとともに披露された本編ラストの「スピカ」。おおらかで優しい歌声は、ひとりひとりのオーディエンスを包み込み、朗らかなパワーへとつながったはずだ。

◆アンコールでは“スペシャルゲスト”いきものがかり登場

アンコールでは、東京公演のみのスペシャルゲスト・いきものがかり(吉岡聖恵、水野良樹)が登場。まずは水野が作詞・作曲を手がけた「まぶしい」をセッション。さらに、上白石がいきものがかりを好きになるきっかけとなった「YELL」(いきものがかり)を歌い上げた。

吉岡、水野がステージを去った後、感激のあまりステージに倒れ込んだ上白石。最後の楽曲も水野が作詞・作曲を担当した「夜明けをくちずさめたら」。<分かち合うことをあきらめたりしない>というメッセージを響かせ、豊かな感動が広がる。そんな余韻がまだ残る中、ライブ1曲目で披露した「あくび」の一節を歌って幕が降り、ライブはエンディングを迎えた。

カーテンコールではちょうど当日が節分だった為、バンドメンバーと一緒に豆まきを楽しみ、サイン入りボールを投げ入れた後、生声で「ありがとうございました!」と感謝の言葉を伝えステージを後にした。スクリーンに映し出された「ありがとうございました!あったかくして寝てください 萌音」という手書きメッセージを含め、こだわり作り込まれた演出と、彼女自身の飾らない姿や想いがしっかりと感じ取れるステージとなった。(modelpress編集部)

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