「ありがとう」で健康寿命アップ？感謝の気持ちを持つことが長生きにつながる可能性

もぐもぐニュース / 2024年12月3日 13時25分

「感謝の気持ちを持つこと」は、精神的な健康に良い影響を与えるだけでなく、寿命を延ばす可能性もあることが、最新の研究で明らかになりました。

JAMA Psychiatry誌に掲載されたこの研究では、2016年から2019年にかけて、看護師健康調査に参加した 79歳以上の女性看護師約5万人の健康データを分析しました。

参加者には、感謝の気持ちに関する6つの質問に答えてもらう心理テストを実施。4年後、研究者たちは医療記録を分析し、どの看護師が亡くなったかを調べました。

その結果、感謝の気持ちのテストで高いスコアを獲得した人たちは、そうでない人たちよりも、あらゆる原因による死亡リスクが9%低いことがわかりました。

感謝の気持ちとは？

Calmのチーフクリニカルオフィサーである Chris Mosunic 博士は、感謝の気持ちについて次のように述べています。

「感謝の気持ちとは、最もシンプルな形で言えば、自分が持っているもの – 人、出来事、状況、あるいは健康や個人の成長といった無形のもの – に感謝することです。また、マインドフルネスの行為でもあります。深呼吸をして心を落ち着かせ、人生の良いことに積極的に focus する瞬間です」

感謝の気持ちを実践するには？

感謝の気持ちは、筋肉のようなものだと言われています。つまり、使えば使うほど、鍛えられ、簡単に感じられるようになるのです。

感謝の気持ちを実践するには、以下の方法があります。

感謝の気持ちを書き出す: 日記やノートに、感謝していることを書き出してみましょう。
感謝の気持ちを心の中で唱える: 感謝していることを心の中で意識してみましょう。
感謝の気持ちを伝える: 言葉で感謝の気持ちを伝えてみましょう。
アプリを利用する: 感謝の気持ちを思い出させてくれるアプリを利用してみましょう。

毎日の生活の中で感謝の気持ちを見つける

感謝の気持ちは、特別な日にだけ持つものではありません。毎日の生活の中で、感謝の気持ちを感じられる瞬間を見つけるように心がけましょう。

例えば、

朝、目が覚めたことに感謝する
美味しい食事に感謝する
家族や友人に感謝する
仕事があることに感謝する
自然の美しさに感謝する

など、どんな些細なことでも、感謝の気持ちを持つことができます。