美人女子プロレスラーってどれぐらい稼いでる?[前編]

MONEYPLUS / 2017年10月5日 14時30分

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美人女子プロレスラーってどれぐらい稼いでる?[前編]

突然ですが「“あの仕事”をしている人って、いったいどのくらい儲けているんだろう?」と、疑問に思ったことはありませんか?

例えば、大道芸人、女子プロレスラー、映画監督……。仕事内容はなんとなく想像がつきますが、それがどう収入につながっているのか? プロになるまでいくらかかるのか? リターンはどれくらいあるのか?

今回は、女子プロレスラー。あの華々しいステージのウラ側に一体どんなお金事情が隠されているのでしょうか? 世界プロレス協会所属、いま注目の若手美人プロレスラー石橋葵さんにお話をうかがってきました。

女子プロレスラー:石橋葵(20)
世界プロレス協会所属。福岡県出身。16才でプロデビュー。得意技はドロップキック。

※2014年取材当時の情報です。

勢いでプロに……デビューまでトレーニングが続く日々

ーー女子プロレスラーになろうと思ったきっかけを教えてください。

石橋:きっかけ……「勢い」ですかね(笑)。福岡に住んでいたのですが、中3でプロレスにハマって、高校進学はやめてプロレスの道に進みました。いろいろな団体があるので、まずはネットで調べて、横浜にある寮が完備されているところを選びました。

ーー15才で寮に!すごいですね……。どんな生活が待っていましたか?

一日中ひたすら基礎体力トレーニングです。なわとび、スクワット、ライニング、腕立てふせ、腹筋、背筋……延々と。筋肉痛で死にましたよ(泣)。いちおう啖呵切って福岡から出てきているので、デビュー戦までは踏ん張ろうと。でも16才のデビュー戦を終えて逃げ出しました。しばらくして復帰したのですが。

ーーどうすればプロレスラーになれますか?

いきなり団体を訪ねて「どうしたらいいですか?」と聞くのもアリです。他にはプロレス会場で新人募集のビラを配っています。あとはホームページ。資料請求やパンフレットもあります。行動すればすぐになれますよ。

ーープロになるまでに費用はいくらかかりますか?

団体によって違います。私が最初に入ったところはデビューするまで「寮費」も「食費」もすべてタダでした。逆に入会金が必要なところもあります。最初に30万円を払ってさらに寮費がかかる…とか、まちまちですね。だから選び方次第では0円でなれると思います。

あとはスカウトが多いですね。グラビアアイドルや地下アイドルの人。そういう人を対象にした団体もありますので。ちゃんと練習内容も違うみたいです。

収入は最大数百万、月給制の団体も

ーー現在、どんな収入がありますか?

ほとんどが試合ごとのギャランティです。いろいろな団体からオファーが来るので、そのお付き合いの深さによって額は変わります。あとはグッズを売るので、そのロイヤリティが入ります。ポートレイト、Tシャツ、ポスターやカレンダー、パンフレットもありますね。

とくに女子プロレスラーで多いのはポラロイドです。ファンの人とツーショットを撮って、いくらかいただきます。がんばってかわいく写るのでぜひ撮りに来てください!(笑)

「チケットバック」も大きいですね。選手自らがファンの人や知り合いにチケットを売って、その何パーセントかが返ってくることです。昔と違うのは、そのパーセンテージがかなり上がって、最近の主流は10%から20%。

例えば5000円を1枚売ると、およそ500円から1000円の収入になります。レスラー側はギャランティとチケットマージンで潤い、主催者側もそのぶんお客さんを呼べるので助かるというシステムです。

ーー主催者側と選手が協力してお金を回しているんですね。ぶっちゃけ、選手は月にどのくらい稼げるのですか?

女子はとくにピンキリです。プロレスラーのランクによって試合数に差がでますし、団体によっては月給制のところもあります。だから月に数千円の人もいれば数百万円を稼ぐ人もいますよ!

あと、先ほども言いましたが、やっぱり団体どうしの付き合いの度合いが関係してきますね。そのつど交渉といった感じです。まだ名前の売れていないほとんどの人がアルバイトをしています。

ーー女子プロレスラーはどんなアルバイトをしているのですか?

飲食系が多いですよ。まかないがついているところですね。あと、大きなお店じゃなくて誰かに紹介してもらった家庭的な?お店が多いですね。というのは、休みの融通が利くからです。急な試合が入るとどうしても土日は出られなかったりするので……。

あとは夜勤のバイト。家が自営業や飲食店だと手伝っている人もいます。

かつては1試合数千万の時代もあった……

ーー有名なスター選手になるといくら稼げるのですか?

いやー想像もつかないです! 雲の上の話なので(笑)。先輩に聞いた話だと、景気がいいときは1試合に何千万円だったらしいですよ。

ここ15年の話ですね。今はたぶんケタがひとつ違って、よくても1試合に数百万円とか。あと、男子と女子で少し稼ぎ方が違うんですよ。プロレスって男子のイメージが強いと思います。でもそのかわり男子はトップまで上り詰めないと苦しいです。

私たちのような「そこそこレベル」では、たぶんグッズが売れるぶん女子のほうが稼ぎやすいですね。

ーープロレス全盛期から時代がかわって、稼ぎ方も変化したのでしょうか?

変化はあると思います。昔はやっぱり名前のブランドがすべてだったじゃないですか。誰でもわかるようなスター選手がいましたから。だけど今は「じゃあその人が何人お客さんを呼べるのか?」が大事です。

たとえ名前があっても必ず50人が来るかといったら……これが来ないんですよね。それよりも名前がなくても友達がいっぱい来てくれる人のほうが重宝されます。

昔はみっちり特訓して基準を満たした人しか出しませんよ!ということが多かったみたいですが、今はちょっとの練習でも「100人呼べるの?じゃあメインにしますよ」みたいなことがありえます。それが必ずしも良いことじゃないとは思いますが。

ーー個人の収入を上げるにはどうしたらいいのでしょう?

人気商売なので「自分の商品価値」を高めることが大事です。

例えば単純にプロレスが強いこともそうですし、キャリア、体が大きい、スタイルがいい、キャラクターが面白い、決め技がかっこいい、なんでもいいんです。

当たり前の話ですが、ファンの人に注目してもらって、そこから応援してもらうことが大事なので。自分を磨く、みたいなことですかね。これがなかなか難しいんですよね。

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