PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払い…QR決済は結局どれを使えばよいのか

MONEYPLUS / 2019年5月11日 18時30分

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PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払い…QR決済は結局どれを使えばよいのか

今一番ホットなマネーニュースといえば、「スマホ決済」と言っても過言ではありません。PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払いなど各社キャンペーン合戦、スマホ決済が使える店舗もどんどん増えています。

そんな中、読者が特に知りたいことは、「どのサービスを使えば一番よいのか」ではないでしょうか。うんうんと頷いているみなさんの顔が想像できます 笑。

というわけで、独断と偏見で「どのサービスを使えば一番よいのか」、スマホ決済の正解を教えます。

大手の参入が相次ぐキャッシュレス決済(スマホ決済)

キャッシュレス決済(スマホ決済)アプリをざっとあげると、

・PayPay(ペイペイ・ソフトバンクとヤフー)
・LINE Pay(ラインペイ・LINE)
・楽天ペイ(楽天)
・d払い(ドコモ)
・amazon pay(アマゾン)
・メルペイ(フリマアプリ「メルカリ」)
・プリン(pring)
・pixiv PAY(ピクシブ)
・J-coin Pay(ジェイコインペイ・みずほ銀行)
・QUOカードPay(クオカードペイ・QUOカード)
・りそなウォレットアプリ(りそな銀行)
・はまPay(横浜銀行)
・au PAY(au)
・ゆうちょPay(日本郵政)
・ファミペイ(ファミリーマート)
・ローソンスマホペイ(ローソン)
・セブンペイ(セブン銀行) など

このほかにもたくさんありますが挙げればキリがないのでこの辺にしておきましょう。大手銀行や通信事業者などの名前も出てきており、いよいよ出そろった印象です。


キャッシュレス決済は「QR決済」と「非接触IC決済」の2種類に分かれる

キャッシュレス決済(スマホ決済)アプリには、QR決済と非接触IC決済の2種類があります。

QR決済は、支払いのときにスマホに表示させたQRコードを端末に読み取らせて決済する仕組みがメジャーです。店舗にあるQRコードをスマホで読み取ることで決済する場合もあります。

非接触IC決済は、クレジットカードや電子マネーなどを登録したスマホを端末にかざすだけで決済できる仕組みです。SuicaやWAONのような電子マネー、さらにはおサイフケータイも非接触型決済の一種です。

利用者側の利便性は、非接触IC決済のほうが上です。対応のスマホや、専用のカードをかざすだけで、あっという間に決済が終わるからです。QR決済の場合はどうしてもひと手間かかってしまいます。QR決済は、店舗側で用意しているQRコードをスマホで読み取るか、スマホでアプリを開きQRコードを表示し、店舗側で読み取ってもらうという感じです。

とはいえ、店舗のシステム導入コストはQR決済のほうが安いといわれており、今後普及がますます進むとみられています。

今回は、QR決済にフォーカスしてどれを使うべきか考えます。

QR決済を選ぶ4つのポイント

QR決済は、

1.普段活動しているエリアで利用出来るサービスであるか
2.利用店舗数が多いかどうか
3.普段使っているポイントと相性が良いかどうか
4.還元率が高いかどうか(キャンペーン)

の4つのポイントで選ぶとよいでしょう。

どうしても「還元率」に目が行きがちですが、それよりも「自分の生活圏で利用できるか」と「利用店舗数が多いか」の方が重要です。

というのもQR決済の基本は「チャージ(前払い)」です。決済直前にチャージする人が多いかと思いますが、生活圏に使える店舗や利用店舗数が少なければ、お金を使いきれずに残ったままになってしまうからです。(出金に対応しているサービスはLINE Payやpringなど限られています)

無理に使い切ろうとすれば、無駄な買い物が増えるかもしれません。せっかくお得に決済できるのに支出が増えては意味がありません。

また、ドコモユーザーや楽天ユーザーであれば、普段からdポイントや楽天ポイントを貯めていることでしょう。そうであれば、d払いや楽天ペイを使った方がよいと思います。

1〜3のポイントで絞ってきた上で、最後に還元率の高いサービスを選んで使えばよいでしょう。還元率やキャンペーンを考えれば、PayPayやLINE Payに軍配が上がります。どちらも還元率・キャンペーンで優劣つけがたいので、使いやすい方を選ぶか、両方とも使うでもよいと思います。

【結論】QR決済はPayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払い、ORIGAMI Payから選び、出金・送金はpringを使え

QR決済タップで拡大画像

画像:筆者作成(2019年4月26日時点の情報に基づく)

精算方法には前払い・即時振替・後払いの3種類があります。

このうち、事前にチャージが必要なのは前払いだけ。前払いに対応しているのはPayPay、LINE Pay、d払い、pringです。

即時払い・後払いの場合は、基本的に登録している銀行口座またはクレジットカードからお金が引かれます。d払いはドコモユーザーであれば毎月の電話料金に合算して支払うことも可能です。

ポイントの還元率でお得なのはLINE Payです。利用金額に応じてではありますが、マイカラー制度との合計で3.5〜5%分の還元が受けられるのは大きいでしょう。

PayPayはLINE Payの還元率に対抗してか、ゴールデンウィーク明けの5月8日から「基本還元率が常時3%還元」となります。また、「第2弾100億円キャンペーン」が5月末まで実施されていて、PayPayで支払いをすると最大20%の還元が受けられます。ただし、還元額の合計に上限が設けられていて、5万円までとなっています。

ポイント制度ではありませんが、ORIGAMI Payは多くの店舗で購入時に2%程度の割引が受けられます。これ以外にも非常にお得なクーポンが続々と出ており、中には最大半額となるクーポンもあります。スマホに入れておいて損はないでしょう。後述しますが、Kyashと組み合わせると5%強の還元が受けられます。

また、出金がもっともしやすいのはpringです。24時間手数料なしで、銀行口座とアプリの間でお金を出し入れすることが可能。例えば、みずほ銀行から1万円引き出してpringに入れ、pringから三井住友銀行へ出金とするのも無料でできます。離れた人とお金のやり取りをするのにも便利です。振込手数料もかかりません。

ただし、pringは現状、出金・送金に特化しているアプリですので、決済面では店舗数が他と比べると圧倒的に少ないです。なので、決済には向いていないですが、出金・送金として入れておきたいアプリです。

なお、LINE Payは出金に対応しているものの、216円(税込)の手数料がかかります。PayPayは現状出金不可ですが、今後対応予定です。

次はもっとお得に使わう合わせワザを紹介します。

「クレカチャージ+Kyash+ORIGAMI Pay」の合わせワザで計5%強の還元率

誰でも簡単に5%強の還元率を実現する合わせワザがあります。ずばり、ORIGAMI Payの支払い先にKyashを設定するというものです。

Kyashは誰でも簡単にVisaカードが発行でき、決済金額の2%が還元(キャッシュバック)されます。また、Kyashは出金ができないものの個人間での送金も可能です。

用意するものは、次の3点です。

1.1%以上の還元率があるクレジットカード(Visaまたはマスターカード)
2.Kyashのアカウント
3.ORIGAMI Payのアカウント

まず、クレジットカードでKyashにチャージします。これでクレジットカードのポイントが1%以上還元されます。例えば、リクルートカードを利用すれば、1.2%還元されます。

次に、ORIGAMI Payの支払い先をKyashに設定します。Kyashには、店舗でもネットでも利用できる「リアルカード」と、ネットでしか利用できない「バーチャルカード(アプリ内に表示)」の2種類がありますが、どちらでも大丈夫です。

ここまで設定した上で、決済をORIGAMI Payで行うと、ORIGAMI Payの2%割引(クーポンによってはそれ以上の割引)に加え、Kyashの2%キャッシュバックが受けられます。

これらの還元率を合計すると、5%以上になるというわけです。
仕組みは少々複雑ですが、いったん設定してしまえば、決済はORIGAMI Payで行い、月々の支払いはクレジットカードの会社にするだけなので単純です。

ここで紹介したワザはいわゆる「3重取り」と言われるお得ワザです。他にも少しだけ、QR決済を使った3重取りのお得ワザを紹介します。

・楽天ペイを利用する場合
楽天ペイ(0.5%)+楽天カード(1%)+楽天チェック(10P〜)=1.5%+10P

・d払いを利用する場合
d払い(0.5%)+dポイントカード提示(1%)+dカード(1%)=2.5%

自分にあった方法を見つけてぜひ活用してみてください。

キャッシュレス決済しなければ損する時代に!

2019年10月に、消費税が8%から10%に増税される予定です。この増税後、9カ月間にわたって、キャッシュレス決済を行うと5%または2%のポイント還元が受けられるようになる予定です。

具体的な対象店舗の線引きがはっきりするのはこれからですが、
・中小の小売業、飲食店、宿泊施設など…5%還元
・大手チェーンのコンビニ、レストラン、ガソリンスタンドなど…2%還元
となる見込みです(なお、食料品や飲料は増税後も消費税8%のままです)。

こうなるといよいよ、現金で買い物をするのは損ですね。
なお、今回紹介したQR決済だけでなく、クレジットカードや電子マネーもポイント還元の対象となります。日々の買い物を少しずつで良いので、現金(キャッシュ)からキャッシュレスに変えてみてはいかがでしょうか。

(頼藤太希)

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