書店の枠を超えた"クールな百貨店"誠品生活が日本初上陸

MONEYPLUS / 2019年6月26日 11時30分

写真

書店の枠を超えた"クールな百貨店"誠品生活が日本初上陸

三井不動産が2019年9月に開業する新商業施設「COREDO(コレド)室町テラス」。目玉は台湾の人気店「誠品生活」の日本1号店です。

先日、行われたテナント先行体験会では、店内で扱われる100種類近い雑貨や食物販ブランドの一部が公表されました。一足早くその詳細をご紹介します。


24時間営業、映画館併設の店舗も

誠品生活は1989年に台湾・台北で創業。台湾各市や香港や蘇州などに49店舗を展開しています(19年6月現在)。

書籍を中心に、アパレルや雑貨、飲食店など多様なジャンルが集められ、台湾のカルチャー発信地としても注目されている書店です。本店である敦南店は書店としては珍しい24時間営業が特徴。

「眠らない書店」として注目され、04年には米タイム誌の「アジアで最も優れた書店」に選ばれました。また、同じく台北市内にある松菸店は、新業態「誠品生活」として映画館も併設。

書店の枠を超えた複合商業施設として人気を集め、16年に米CNN の「世界で最もクールな百貨店14」に選ばれています。

日本1号店となる「誠品生活日本橋」は、コレド室町テラスの2階のワンフロアに開業する予定です。「くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド」をコンセプトに、「書籍」「文具」「セレクト物販・ワークショップ」「レストラン・食物販」の全4 ゾーンで構成します。

長さ約30メートルの「文学回廊」コーナーを設置

書籍ゾーンでは日本語の書籍を中心に、中国語など外国語の書籍も取り扱います。中央通りに面した側には長さ約30メートルの「文学回廊」コーナーを設置。来店者が自由に読書を楽しめるように、窓際には座席も用意されるそうです。

店内にはイベントスペースも併設し、新刊の発表会などのイベントも開催されます。

文具ゾーンには誠品生活オリジナル文具のほかに、世界各地からセレクトしたデザイン性の高い文具を取りそろえる予定です。

長さ約30メートルの「文学回廊」コーナー。ランキングとは一足違った、オリジナルの選書に力を入れるのも誠品生活の特徴です

人気のタピオカドリンク店や猿田彦珈琲も出店

セレクト物販・ワークショップゾーンの注目は、日本初上陸ブランド。「DAYLILY(デイリリー)」は漢方を使った石鹸や化粧品、茶などを扱う台湾のライフスタイルショップで、台北市内の店舗には土産物を求める日本人客も数多く訪れています。

また、台湾のお土産菓子の定番といえば、パイナップルケーキ。その老舗店「郭元益(グォユェンイー)」も日本初出店です。

レストラン・食物販ゾーンには台湾茶のティーサロンや台湾料理など、“台湾らしさ”を感じる本格的なお店が入る一方、ちょっとした休憩に使いやすいカジュアルなカフェも。

レストラン・食物販ゾーン「COOKING STUDIO」では、日本や台湾をはじめとした世界各国の料理実演イベントや、食のワークショップも開催

タピオカドリンクで知られ、日本全国に20店舗以上を構えるティースタンド「THE ALLEY(ジ アレイ)」が日本橋地区に初出店。また、猿田彦珈琲も誠品生活とのコラボ店として出店します。

「THE ALLEY(ジ アレイ)」は台湾発祥のタピオカドリンク店。アッサム茶をベースにした「ロイヤル No.9 タピオカミルクティー」や、緑茶、ウーロン茶などのさまざまなお茶をベースにしたタピオカミルクティーが楽しめます

店舗の運営を行うのは、全国に書店を展開する有隣堂です。有隣堂は東京ミッドタウン日比谷に、飲食店、理髪店、アパレルショップなどを集めた新業態「HIBIYA CENTRAL MARKET(ヒビヤ セントラル マーケット)」を18年3月に開業。

従来の書店の枠を超えた店舗作りに積極的に取り組んでいます。世界中から注目を集める誠品生活日本橋は、一体どんな店舗になるのでしょうか。

(樋口可奈子)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング