オトコの9割はクサい?「男性用デオドラント」を極める

MONEYPLUS / 2019年8月12日 7時30分

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オトコの9割はクサい?「男性用デオドラント」を極める

「スメルハラスメント」という言葉が一般化したように、悪臭を振りまくことは迷惑を通り越して、“嫌がらせ”と認識される昨今。高度経済成長期のように「身だしなみなど気にかけず仕事をする」という姿勢は決して美徳ではありません。

依然として「男性が見た目を気にするなんて」という風潮も一部には残っていますが、仕事をする際、周囲との調和を乱すことはビジネス的にマイナスです。特にニオイは理屈ではなく、生理的な嫌悪感を相手に与えて「同じ空間にいたくない」とさえ感じさせます。

これでは仕事どころではありません。つまり、経済的損失です。一度、「クサい人」というレッテルを貼られると、それをリカバーするのはかなり困難です。

つまり、性別や年齢を問わず、誰でも普段からニオイケアを徹底する必要があります。今回は汗臭や体臭をケアするスマートなデオドラント方法について、考えてみましょう。


男性の9割がワキ臭を持っている?

まず、ニオイの元となるのは大きく2つ。汗と脂です。汗にはさらに2つ種類があり、体温調節のためのエクリン腺由来の汗は出た瞬間は無臭。しかし、皮膚の常在菌によって分解されると、酸っぱいニオイがするとされます。

また、腋や脚の付け根などに集中するアポクリン腺由来の汗はたんぱく質や脂質を含んでおり、もともとニオイがあります。ねっとりとして、黄色です。これが多いと、体臭は強くなるとされています。

マンダムの調査によると、日本人男性のワキ臭には7つのタイプがあるそうです。この調査によると、「10~60歳代の日本人男性118人の中で、9割が他人に感じられる程度のワキ臭を持っている」ということが判明しているといいます。

これは男性の調査ですが、女性も対岸の火事ではありません。従来、無臭と言われてきた日本人も、食生活やライフスタイル全般の変化から、体質が変化してきているのかもしれません。

皮脂も悪臭のモト

次に皮脂ですが、これも常在菌に分解されて悪臭の原因となります。最も有名なのは「加齢臭」でしょう。これは2000年に資生堂が発見した「ノネナール」という物質で、脂肪酸の一種。耳の後ろや背中などから出て、チーズのような発酵臭、古い本のようなニオイなどと言われます。

その後、マンダムが働き盛りの30~40代の男性の主に後頭部などから発生する「ジアセチル」(ミドル脂臭)を発見。こちらも話題になりました。

つまり、年齢によって種類は変化するものの、ニオイの元は出続けるということ。男性ばかりではなく、ホルモンバランスが崩れると女性でもこれらは多く分泌されるので、要注意です。

ニオイを防ぐ3つの方法

それでは、どうやってケアするのがよいのでしょうか。大きく3つ、方法があります。

1つ目は、清潔にすること。夜にきちんと1日の汚れを落としましょう。そして、必ず保湿をしてください。古くて酸化した皮脂はニオイの元ですが、肌を乾燥から守る大切な役割も担っています。

皮膚が乾燥すると、それを補おうとして過剰に皮脂が分泌されるため、巡り巡ってニオイへとつながります。顔はもちろん、体も頭皮も乾燥しないように保湿することがニオイ対策になります。また、洗いすぎで必要な皮脂まで取り去ろうとするのも、この観点からNG。洗うのは朝・夜の1日2回で十分です。

2つ目に、ニオイの元をカットすること。外出する前にスプレーやロールオンなどを塗布して、汗と脂の対策をします。また外出先では、汗拭きシートを使ってその場でサッと除去するのも有効です。

ポイントは臭うパーツ(頭、ワキ、足など)は個別に対応すること。全身は機能性下着などで一気に対策してしまうのがよいでしょう。

藤村氏のオススメは?

頭部は汗腺も皮脂腺も多いので悪臭の巣窟です。さらに鼻に近いので、ニオイを発すると相手にすぐわかってしまいます。

ルシードの「薬用 頭皮とカラダのデオドラントジェットスプレー」は頭部のニオイに対策できるめずらしいタイプ。夏の外出前にシュッとスプレーすると、頭のニオイを抑えてくれます。会社のロッカーに常備しておいてもよいでしょう。


ルシード 薬用 頭皮とカラダのデオドラントジェットスプレー 医薬部外品 130g ¥800(税抜

着るデオドラントとして注目したいのが、デオエストの機能性下着「消臭アンダーシャツ」(税込3060円)。繊維メーカーと広島大学の共同開発によるニオイを瞬時に分解する繊維を使ったものです。

ナノレベルのセラミックス粒子を繊維に入れ込んだもので、医療や介護現場でも使われています。夏場にはワイシャツの下に着てもヒンヤリ感のあるクールがオススメです。

スポーツサンダルが流行っている昨今、足のニオイにも気を配りましょう。Banの「汗ブロック足用ジェル」は、接待で訪れた和食店で靴を脱がなくてはならないという時にも安心です。


Ban 汗ブロック足用ジェル 医薬部外品 40ml オープン価格

こちらはナノイオンブロック効果で足汗を抑え、ニオイやムレを防いでくれます。また、速乾性のある軽い質感のジェルなので、塗った後すぐに靴下をはいてもベタつきません。

根本から解決することも大切

デオドラント対策の3つ目は、生活習慣の改善です。タバコはニオイが髪や体に染みつきますし、健康を害するので厳禁です。ニオイの強い食べ物やアルコールも控えましょう。

さらに、とても大切なのが、ストレスを上手にコントロールすること。ストレスフルだと自律神経が乱れてしまい、体の各所にトラブルが起こります。そして、疲れが溜まると肝臓の代謝が悪くなり、ニオイを発する物質が血管に乗って全身を巡り、体臭が強くなるとされる「疲労臭」も注目されています。

これらは地道に生活習慣を見直していくしかありません。いい汗をかけるように、日頃からウォーキングなど軽い有酸素運動を行うのも有効です。ただし、きついトレーニングは疲労が溜まって逆効果。また、真夏でも温めの湯を張った浴槽につかると、適切な汗をかきますし、リラックス効果があるのでストレスケアにもなります。

さまざまな方法を駆使すれば、体臭はある程度コントロールできます。自分も、そして周囲の人も快適に過ごせるよう、普段から気をつける習慣を身につけましょう。

(藤村岳)

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