1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

所得制限なしで年10万円! 私立中学に通わせている東京都民の方は必ずやっておきたい「授業料軽減助成金の申請」

MONEYPLUS / 2024年9月13日 7時30分

所得制限なしで年10万円! 私立中学に通わせている東京都民の方は必ずやっておきたい「授業料軽減助成金の申請」

所得制限なしで年10万円! 私立中学に通わせている東京都民の方は必ずやっておきたい「授業料軽減助成金の申請」

私立中高一貫校の学費は負担感がありますが、このたび、所得制限なしで、東京都民の方は全員、「授業料軽減助成金(年最大10万円)」が受けられることになりました。

先日の私立高校に対する授業料軽減助成金に続き、私立中学に通わせているご家庭でも、年最大10万円を受け取れることになったのです。

この助成金の申請は、10月15日(火)までですので、意外と期日は迫っています。受け取り漏れのないように、早めに申請しましょう。申請時の注意点とともに、具体的に5つのステップで解説します。


5つのステップで申請!

では早速、申請を始めましょう。

ステップ1)自分は「申請の対象か?」をチェック

申請できるのは
●令和6年5月1日から申請時まで生徒と保護者が東京都内に住所があること
●令和6年9月1日時点で次のいずれかの私立学校に在学していること

  • 私立中学校
  • 私立特別支援学校(中学部)
  • 私立義務教育学校(後期課程)
  • 私立中等教育学校(前期課程)

の2つを満たす人です。都内在住であれば、東京都内の私立中学だけでなく、東京都以外の私立中学に通っていても対象になります。

ステップ2)必要な書類を手元に準備

必要なものは、以下の2つです。

①住民票
「申請者(保護者)と生徒の続柄の記載があるもの」「令和6年(今年ですね)5月1日時点で東京都内に住所があることが確認できるもの」「申請日前3カ月以内のもの」「マイナンバー(個人番号)の記載がないもの」という条件があります。

住民票は、マイナンバーカードがあれば、コンビニなどにあるマルチコピー機でも入手できます。マイナンバーカードがなければ、区役所など自治体の窓口に行って発行してもらいましょう。

②口座情報がわかるもの(通帳やキャッシュカード)
申請者(保護者)本人の口座で、助成金の振込先の銀行の通帳やキャッシュカード、インターネットバンキングの該当ページを準備しましょう(金融機関名、支店名、口座番号、口座名義人のカナを後ほど入力します)

「住民票」と「口座情報」は、後ほど申請時に写真をアップロードします。事前にそれぞれ撮影しておくと便利です。通帳またはキャッシュカードは、「金融機関名、支店名、口座番号、口座名義人のカナ」がわかる写真を撮っておきましょう(写真は2枚など複数になってもOK)。

ステップ3)準備ができたら、いざスマホかPCで申請

東京都私学財団のHPまたはLINE公式アカウントからアクセスします。

申請はスマホでもPCでもOK。写真のアップロードがある点を考えて、やりやすい方で行いましょう。オレンジ色の「申請受付」ボタンからスタートです。

新規申請の場合は、まずメールアドレスの登録から始めます。自分のメールアドレスと、新たに作成したパスワード(忘れないようにメモを)を入力すると、メールに認証コードが届きます。画面で、その認証コードを入れると、次に進めます。

ステップ4)申請者(保護者)の情報を入力

氏名、住所、電話番号に続いて、振込先の口座情報を入力します。金融機関の支店名は、コード番号から検索すると便利。すべての入力内容を確認後、「登録を完了する」ボタンを押して、アカウント登録完了です。

ステップ5)必要情報をさらに入力&写真のアップロード

初めて申請する方は「新規申請」ボタンを押します。利用規約や個人情報の取り扱い等の説明を読んで、「同意する」のボタンを押します。

「生徒との関係(続柄)」は、「父」「母」などと入力します。子どもの氏名(該当する中学生の子どもの氏名)や生年月日を入力し、該当する私立中学の学校名を検索して入力します。

子どもの入学年月(現在中学1年生なら2024年、中学2年生なら2023年、中学3年生なら2022年です)や学年を入力し、「申請者は親権者か」「同居しているか」といった質問に答えます。

そして、写真のアップロードです。「住民票」の写真と、「振込先金融機関」の情報がわかる写真をアップロードします。金融機関の情報は「金融機関名、支店名、口座番号、口座名義人のカナ」がわかる写真を撮りましょう(写真は2枚など複数になってもOKです)。

※スマホの写真が「プライベートアクセス」に設定されており、うまくアップロードできないという声も聞きました。写真への「フルアクセス」の設定が変更できない場合、撮影した写真を「フォルダ」に転送し、画面にて「フォルダ」から写真を選ぶことでアップロードができるかもしれませんので、試してみてください。

入力内容の確認後、「送信」ボタンを押せば完了です。

申請内容はマイページから確認でき、少したってから登録したメールに「申請を受け付けました」というメールが届きます。審査の結果通知や助成金の振り込みは12月下旬の予定とのこと。修正依頼や内容確認のため、メールや電話が来ることがありますので、チェックしておきましょう(ただし、詐欺などのメールや電話にはご注意ください)。

兄弟姉妹がいる人は、続けて同じように申請してください。

1年に1回申請が必要なため、現在中学1年生、中学2年生の方は来年も申請が必要なため、心に留めておきましょう。

「こんなときはどうする?」気になるQ&A

ここで、東京都私学財団の資料「よくあるQ&A」の中から一部抜粋して紹介します。

Q)住民票を都内に移したのが、令和6年6月10日。申請できるか?
A)申請できません。保護者(申請者)と生徒が令和6年5月1日から申請時まで引き続き東京都内に住所を有して いることが必要です。

Q)親子とも都内在住だが、都外の学校に通っている。対象になるか?
A)保護者、生徒共に令和6年5月1日以降、申請時まで引き続き都内に住所を有しているなら、対象となります。

Q)申請したことは学校に伝わるか?
A)申請確認後、生徒の在学状況、授業料額、授業料減免額、授業料の納付状況等を在学する学校に確認させていただくことになりますので、学校には申請されたことは伝わります。

Q)学校の特待生制度で授業料が全額免除になっている。施設費・実習費は納付しているが、助成を受けられる か?
A)受けられません。助成の対象となるのは、授業料のみです。

Q)学校の授業料減免制度と併用できるか?
A)併用できます。また、他の奨学金等の貸付けを受けていても対象となります。ただし、助成額は10万円の範囲 内で実際に保護者の方が負担する授業料額が上限となります。

Q)インターナショナルスクールや外国人学校は申請の対象となるか?
A) インターナショナルスクールや外国人学校は「各種学校」に分類されるため、対象外となります。

不明点がある場合は、東京都私学財団のHPを確認してみましょう。

東京在住者向けの所得制限なしの助成金の申請手続きは、今回の私立中学の方が、私立高校の手続きに比べて短時間でできる印象です。

せっかくの助成金ですから、受け取りそびれることがないように、10月15日(火)までに、ぜひ早めに申請をしたいですね。

「私、同年代より貯蓄が上手にできていないかも…」お金の悩みを無料でFPに相談しませんか?[by MoneyForward]

(西山美紀)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください