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夏服から冬服に入れ替えるだけじゃない。節約につながる「衣替え」の方法

MONEYPLUS / 2024年10月5日 11時30分

夏服から冬服に入れ替えるだけじゃない。節約につながる「衣替え」の方法

夏服から冬服に入れ替えるだけじゃない。節約につながる「衣替え」の方法

この季節の定番の家事といえば衣替え。急に涼しくなったかと思えば、30℃を超える日もあるなど、2024年は衣替えのタイミングが難しいと感じる方も多いと思います。そろそろ本格的に衣替えに手をつけてもいいでしょう。

衣替えとは、ただ夏服と冬服を入れ替えるだけの作業ではありません。せっかく時間を費やしてやるのであれば、衣替えを自分にとって必要なものとそうでないものを見極め、取捨選択する作業にしてはいかがでしょうか。衣替えのタイミングで夏の衣類を整理することで、家事がラクになり節約にもつながる生活をすることができます。


はじめに夏物を全部出す

衣替えの第一段階として、まずは夏物をすべて出します。そのときに、この夏に着用したものと一度も着用していないものに分けましょう。

着用したものは漂白する

着用したものの中で最後の洗濯のときに漂白していないようであれば、漂白洗濯をします。40度前後のお湯に酸素系漂白剤を溶かし、30分から1時間漬けおきをし、その後にいつもどおりの洗濯をします(酸素系漂白剤の量は製品のパッケージに表示されている分量を使用してください)。

目には見えていなくても、夏の衣類には汗や皮脂汚れがこびりついています。そのまま長期保管すると、次のシーズンに黄色いシミとなって出てきてしまうことがあります。酸素系漂白剤で漬けおきすることで汗や皮脂汚れも落とすことができるので、衣替え前の最後の洗濯には必ず酸素系漂白剤でつけ置きをしましょう(※洗濯前に衣類の洗濯表示を確認してください)。

着用しなかったものはアイテム&カラー別に分ける

この夏に一度も着用しなかったものは、アイテム別、カラー別に分けてみましょう。そうすることで「何故この夏に着用しなかったのか」が見えてきます。

カラーやデザインなど、トレンドが変わってしまったものは、一度着なくなるとそのままになってしまうことがよくあります。体型の変化もあるでしょう。着用しなかったものにはそれなりの理由があります。

着用しなかった衣類を並べて分けることで、自分の好みも見えてきます。購入するときはお店の雰囲気などで良く見えて買ったけれど、実際は好みにあっていなかったという場合も往々にしてあります。

自分の好みが見えてくると次回の買い物のときに無駄な物は買わなくなり、節約にも繋がります。

コスパのいい服と悪い服に分ける

次は、この夏に着用した服もあわせて、コスパをチェックします。

3,000円で「安い!」と思って買った服も1回しか着なければ3.000円/回でコスパの悪い服。30,000円で買った服も20回着いていれば1,500円/回でコスパがいい服となります。

この夏に頻度が高く着用した服のグループと、あまり着用しなかったグループそれぞれの中でコスパのいい服と悪い服に分けてください。

来年を考えて取捨選択をする

次は、この夏で手放す服を選んでいきましょう。今年着なかった服をすべて捨てる必要はありません。もしかすると今年着た服でも来年以降はもう要らないものが出てくる可能性もあります。

着た服、着なかった服、色、形、コストパフォーマンスを考えながら服を分けたことで、自分にとって何が必要で何が不要か見極める視点ができているので、取捨選択がしやすくなります。

衣替えは天気のいい日に

ここでようやく冬物を出して夏物をしまう作業に入ります。衣替えは天気がよく湿度が低い日にやるのが理想的です。湿度が高いと衣類が湿気を含み、その状態で衣装ケースなどにいれて収納するとカビの原因にもなりかねないからです。

晴れた日に都合があわないようであれば、除湿機やエアコンの除湿機能を運転させて部屋の湿度を下げると良いでしょう。

収納はできる限り全体がわかる方法で

衣類はシーズン中のものも、シーズン外のものも、できる限り一目で全体が把握できる形で収納するのが理想的です。積み重ねて下にいってしまったものや、奥にいき手の届かないところに入ってしまったものは目に入らないので、ともすると持っていることを忘れてしまう可能性もあります。

見えるように収納しておくことで、自分の所有しているものが把握できるので、ダブり買いの可能性も減り節約につながります。また、出し入れも簡単になるので、結果的に家事がラクになります。

理想はすべてをハンガーに掛けて収納することですが、クローゼットのスペースからもそうはいかないご家庭がほとんどです。その場合は自分の家でできる収納方法の中で、できる限り全体を簡単に見渡せる方法を選んで収納してください。アイテムを丸めて縦収納にするのもおすすめです。


今回は衣替えをしながら所有している衣類を減らし、節約や家事につなげる方法をご紹介しました。この夏物の衣替えのときにぜひお試しください。

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(矢野きくの)

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