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10月新規上場!【東京メトロ】の配当利回りや株主優待は?

MONEYPLUS / 2024年10月14日 7時30分

10月新規上場!【東京メトロ】の配当利回りや株主優待は?

10月新規上場!【東京メトロ】の配当利回りや株主優待は?

自民党総裁選で石破氏が当選した9月27日(金)以降、日本の市場は乱高下の激しい相場展開が続いています。


開票までは落ち着かない?

石破氏当選が決定した後、146円台だったドル円が143円台まで一気に円高へと動き、日経先物も夜間取引で2,000円超の下落でサーキットブレーカーが発動しました。翌週の9月30日(月)の日経平均株価は1,910円安となりました。10月1日(火)は732円高、2日(水)はイランがイスラエルにミサイル攻撃を仕掛けた報道から日中は一時1,000円安となり、終値で843円安。3日(木)は743円高、翌週7日(月)は一時925円高となりましたが終値で697円高となりました。

石破氏は10月9日に衆議院を解散し、総選挙を15日公示、27日投開票の日程を表明していて、そのスケジュールが一段落するまでは落ち着かない相場展開となる可能性があります。

東京メトロの新規上場

そんな中ではありますが東京地下鉄(東京メトロ)は、2024年10月23日に新規上場することが決定しています。久しぶりの大型のIPO (新規株式公開)に注目されそうです。東京地下鉄の株は国が53.4%、東京都が46.6%を保有していて、合わせて5割に当たる株式を売り出す計画です。規模的には2018年に上場したソフトバンクのIPO以来の大きさとなる見込みです。東京地下鉄のIPOに伴う売出想定価格は1,100円(下限)に決定しました。売り出しは2億9,050万株で想定公開規模は3,195億円、想定時価総額は6,391億円です(東京地下鉄 株式売出届出目論見書より)。

鉄道会社の時価総額ランキングを見てみると東京地下鉄の想定時価総額6,391億円は、上場後は全体の10位にランクインすることになります(10月11日終値)。

2025年3月期第1四半期の営業収益は1,019億5,000万円です。配当金は25年3月期で年間40円予定で、年間配当利回り(予想)は3.63%です。株主優待は年2回、3月31日及び9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された2単元(200 株)以上を所有している株主に対し、所有株式数に応じて株主優待乗車証(全線きっぷ〈片道1回限り〉又は全線定期乗車証)を発行する予定です。

優待内容は乗車券

以下、保有株式数による優待内容です。
※3月末と9月末の基準日それぞれにもらえる枚数

200 株以上 400 株未満:全線きっぷ (片道 1 回限り)3枚
400株以上~600株未満:全線きっぷ (片道 1 回限り)6枚
600株以上~800株未満:全線きっぷ (片道 1 回限り)9枚
800株以上~1000株未満:全線きっぷ (片道 1 回限り)12枚
1000株以上~3000株未満:全線きっぷ (片道 1 回限り)15枚
3000株以上~5000株未満:全線きっぷ (片道 1 回限り)45枚
5000株以上~10000株未満:全線きっぷ (片道 1 回限り)75枚
10000株以上:全線定期乗車証1枚

100年の歴史

東京地下鉄(東京メトロ)には銀座線、丸の内線、日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線、副都心線の9路線があります。簡単に歴史を振り返ると1927年(昭和2年)12月に日本で一番最初の地下鉄として浅草~上野(2.2km)が開通しました。後の銀座線の一部です。1939年(昭和14年)浅草~渋谷の運行を開始します。1941年(昭和16年)東京の地下鉄は国の管理の元で一元化され帝都高度交通営団(営団地下鉄)が誕生します。

第二次世界大戦中の運営は困難を極めました。戦後は新路線の建設を推進、1959年(昭和34年)丸の内線池袋~新宿間が全線開通します。1960年以降(昭和35年)複数の路線建設を同時に進行していきました。日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線が次々と開通しました。1991年~2000年に南北線が開通、2008年に副都心線が加わりました。約100年かけて東京の地下交通網を形成してきたことが分かります。総路線距離は全線で195km、駅数は180駅、1日の平均利用客は652万人(2023年度)です。普段利用している人々にとって無くてはならないもので、東京メトロ無しでは1日たりとも動けない状況です。

最後に「中期経営計画東京メトロプラン2024」として、同社は顧客の安全を第一に、3つのキーワード「安心な空間」「パーソナライズド」「デジタル」をベースとして、鉄道事業の持続可能性の向上を図るべく、安全の確保を前提に、次世代に向けたコスト構造や業務の抜本的な見直し等、「構造変革」に取り組むとしています。また新線建設、お出かけ機会の創出、都市・生活創造事業の強化等、「新たな飛躍」を目指した取組みも推進するとしています。

投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward] ※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

(たけぞう)

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