あなたが「貯まる人」か「貯まらない人」かがわかる質問【貯蓄は「固定費」それとも「変動費」?】
MONEYPLUS / 2025年1月7日 7時30分
あなたが「貯まる人」か「貯まらない人」かがわかる質問【貯蓄は「固定費」それとも「変動費」?】
お金が貯まらないと悩む人は、「貯まる人と、いったい何が違うんだろう…」と思うのではないでしょうか。
日々多くの人にお金について取材をさせていただく中で、大きな差になるのが「貯蓄」への考え方。「固定費」と「変動費」のどちらでとらえているかで、大きく変わるのです。
今回は、その違いについて迫っていきましょう!
お金には2種類、「固定費」と「変動費」がある
私たちが普段使うお金は、大きく2種類に分かれることをご存じでしょうか。
それは、「固定費」と「変動費」です。
「固定費」とは、固定された支出のことで、毎月ほぼ一定額が出ていくお金です。例えば、住居費(家賃や住宅ローン)、水道光熱費、スマホ代、保険料、習い事代、サブスク代などがあげられます。この固定費は、気分によってあまり増えたり減ったりしないお金、ともいえるでしょう。
多くがクレジットカードや銀行口座の自動引き落としを利用しているのではないでしょうか。「これ、支払おうかな、どうしようかな」と考えず、自動的に出ていくお金です。
一方で、「変動費」とは、毎月出ていく金額が変動するお金のことです。例えば、食費や外食費、洋服代、美容代、趣味費、交際費、日用品代などがあげられます。これらのお金は、気分やそのときの状況によって変わることが多いでしょう。
忙しくなって外食費が増えたり、新商品が出る時期にメイク用品をたくさん買ったりなどが当てはまります。その都度買おうかどうか悩み、金額も見比べながら「よし買おう!」「やっぱりやめよう」と変動するものです。
ただし、人によっては、例えば「趣味費は月に◯円まで」「美容代は年に◯万円まで」などと予算を決めているかもしれませんので、その場合は「固定費」になります。
あなたはどっち? 貯蓄は「固定費」それとも「変動費」?
それでは、あなたにとって「貯蓄」とは、「固定費」でしょうか、それとも「変動費」でしょうか。実は、この質問への答えによって、あなたが「貯まる人」か「貯まらない人」かがわかってしまいます。
なぜなら、貯まる人は「固定費」と考え、貯まらない人は「変動費」と考えているケースが圧倒的に多いからです。
まず、貯蓄を「固定費」として考える人は、毎月一定額をしっかり貯めていることになります。勤務先の財形貯蓄や、銀行での自動積立定期預金など、毎月自動的に貯まる仕組みを取り入れているのではないでしょうか。もしくは、「毎月3万円は貯めることにしている」といった具合に、毎月の貯蓄額を“固定化”しているのです。
貯蓄額が毎月決まっていれば、「1年たてばどれくらい貯まるか」「3年後は、5年後はいくらになっているか」という計算もしやすく、マネープランを立てやすくなります。
貯まらない人は、「貯蓄」を「変動費」だと考えている
一方で、「お金が貯まらない人」は、貯蓄を「変動費」だと考えています。
つまり、毎月の貯蓄額を“固定化”していないのです。
「今月はイベントが多かったから、貯められなかった」「今月も何かと買い物をして貯まらなかった」「今月は節約を意識したから、少しお金が残った」といった具合に、その時々の状況によって、貯蓄額が変化します。
貯蓄額にムラがあると、貯蓄ペースが定まりません。
「口座残高が多いな。ゆとりがあるから、外食しようかな」と、せっかく貯めたお金を気の向くままに使ってしまうケースもよく見られます。
このように貯蓄を「変動費」として考えると、貯めることが不確実で、1年後、3年後にどれだけ貯まっているかが予測できません。「お金がなかなか貯まらない」「貯蓄が苦手だな」と感じてしまう大きな原因になるのです。
貯蓄は「固定費」と考えれば「貯まる人」に
もしあなたが、貯蓄を「固定費」だと考えているなら、ぜひそのままのとらえかたで進みましょう。
貯蓄を「変動費」だと考えていたら、ぜひ、「固定費」だと考えるようにしてみてください。毎月3000円でも、5000円でもいいので、「固定費」として、貯蓄を確保していけば、お金は確実に増えていきます。
銀行の自動積立定期預金に申し込んでもいいですし、一部のネット銀行にある「自動入金サービス」を利用して、大手銀行などのメインバンクから、毎月一定額を自動的に移す仕組みを使ってもいいでしょう(自動入金サービスがある場合は、無料でお金を移してもらえます)。
毎月、固定で貯めることができれば、貯蓄は右肩上がりに増えていきます。「貯めなきゃ」と思いつづけたり、「今月はお金を使うことが多かったから貯められなかった」などと反省したりする必要もなくなります。気持ちも楽になります。
貯蓄が「変動費」だと考えていることに気づいた人は、大きなチャンスです。ぜひ「固定費」としてとらえて、自動的に貯められる仕組みをつくってみてくださいね。
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(西山美紀)
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