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家具家電の破損・外出先のトラブルも「火災保険」で備える! 子育て世帯おすすめ「特約」の活用法

MONEYPLUS / 2025年1月10日 7時30分

家具家電の破損・外出先のトラブルも「火災保険」で備える! 子育て世帯おすすめ「特約」の活用法

家具家電の破損・外出先のトラブルも「火災保険」で備える! 子育て世帯おすすめ「特約」の活用法

子育て世帯は、予期せぬ事故やトラブルがつきものです。

そんなトラブルに心強いのが火災保険の特約です。火災保険は「火災」に対する補償だけでなく、特約を活用することで、日常生活のさまざまなリスクにも備えることができます。

また、火災保険は自動車保険と異なり、事故が起きても次年度の保険料が上がる仕組みはありません。そのため、後の保険料負担を気にすることなく、必要な場面で保険金を利用できます。今回は、火災保険の中でも、特に子育て世帯におすすめの特約を3つご紹介します。


自宅での思わぬうっかり事故には破損汚損補償特約

子供は好奇心旺盛です。家の中で遊んでいるうちに物を壊したり、汚したりしてしまうことは珍しくありません。また、大人も同様に掃除の時などに、うっかり物を落としたり、ぶつけてしまったりすることはありますよね。

そんな時に頼りになるのが破損汚損補償特約です。この特約では、家財や物が破損・汚損した際に、修理費用や買い替え費用を補償してくれます。

支払い事例

・子供が室内でボール遊びをしていて、窓ガラスやテレビを割ってしまった
・水道の栓を締め忘れて部屋全体が水浸しになった
・自宅の駐車場で車庫入れに失敗し、自宅の壁を壊してしまった

自然災害や火災に比べて、破損・汚損は日常生活の「うっかり」で発生するため、私たちにもっとも身近にあるリスクともいえます。お気に入りの家具や家電があるご家庭では、この特約はぜひ検討したいところです。

破損汚損補償特約の注意点

破損や汚損でも、以下のケースは補償対象外となりますのでご注意ください。

・わざと壊した場合
・自宅外での損害
・経年劣化による損害
・自然災害(地震や洪水など)による損害
・スマートフォンやタブレットなどの通信機器の破損

また、保険会社によっては免責金額(自己負担額)が設定されていることがあります。

この場合、実際の損害額から免責金額を差し引いた金額が保険金として支払われます。例えば、損害額が10万円で免責金額が1万円の場合、支払われる保険金は9万円となります。契約時に免責金額の有無や金額についても確認しておきましょう。

住宅設備の故障には電気的・機械的事故補償特約

子育て世帯では、エアコンや食洗機などの住宅設備を頻繁に使うため、その分故障リスクも高くなります。そんな時に役立つのが電気的・機械的事故補償特約です。この特約は、住宅設備が電気や機械のトラブルで故障した際に、修理費用や交換費用を補償してくれます。

支払い事例

・ビルトイン食洗器が故障して修理が必要になった。
・エアコンが故障して部品交換が必要になった。

新築物件の住宅設備には、ハウスメーカーの保証が付いていることが一般的ですが、保証期間が切れた後もこの特約があれば安心です。

電気的・機械的事故補償特約の注意点

この特約で補償されるのは、建物に固定されている住宅設備のみです。そのため、電子レンジや空気清浄機などの家電は補償されないので、注意が必要です。また、住宅設備の老朽化による故障は補償対象外となります。

破損汚損補償特約と同様、免責金額(自己負担額)が設定されている場合があるため、こちらも契約時に確認しておきましょう。

第三者への賠償事故には個人賠償責任特約

子育て世帯では、子供が外出先で物を壊してしまったり、他人にケガをさせてしまったりするようなトラブルに備える必要があるでしょう。

このような事態に備えるのが個人賠償責任特約です。この特約は、契約者本人やその家族が日常生活の中で他人に与えた損害を補償してくれます。

また近年、自転車事故による賠償問題が注目されており、自転車利用時の個人賠償責任保険の加入が義務化された地域も増えています。そのため、この特約をご存じの方も多いのではないでしょうか。

支払い事例

・他人の家で、子供が高額な花瓶を落として割ってしまった。
・公園で遊んでいる時、他の子供にぶつかってケガをさせてしまった。
・家族が自転車で走行中に、歩行者にケガをさせてしまった。

保険金の支払額は、加入時に設定した「保険金額」が上限となります。保険金額は、1事故あたり1億円や無制限などから選択可能です。保険料は保険会社によって異なりますが、一般的には月々数百円程度で加入できます。

個人賠償責任特約の注意点

個人賠償責任特約は、火災保険だけでなく、自動車保険や傷害保険にも付帯することができます。いずれか1つの保険に付帯していれば家族全員が補償されるため、特約の重複加入に注意しましょう。

また、個人賠償責任特約は自転車事故における自身や家族のケガは補償されません。このリスクに備えるには、傷害保険の加入や、自動車保険に車外補償も含まれる人身傷害保険を付帯することを検討しましょう。

火災保険の特約で日常生活をより安心に

火災保険の特約を上手に活用することで、子育て世帯が直面しやすいさまざまなリスクに対応できます。火災保険は1年から5年の満期更新が一般的ですが、家庭の状況に応じて特約を追加したり見直したりすることが大切です。

火災保険見直しのタイミング

・子供が産まれた時
・子供が幼稚園や学校に入学した時
・家族構成やライフスタイルが変わった時

ライフステージに合わせてリスクの範囲も変わるため、定期的に火災保険を見直して、家族がより安心して過ごせる環境を整えていきましょう。

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(岡 由季子)

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