オウケイウェイヴ海外孫会社、イスラム法に準拠したブロックチェーン実証実験

MONEYzine / 2019年1月15日 8時0分

 OK BLOCKCHAIN CENTREは、イスラム法に準拠した、イスラム世界の新しい金融の仕組みに関するブロックチェーン技術を活用した実証実験プロジェクトを行う。

 イスラム世界(ムスリム社会)では、各国の法規制とは別に、信仰や儀礼のあり方から、イスラム国家の運営、家族や取引の決まりなどの日常生活に至るまで、様々な規範がコーランとムハンマドの言行録であるハディースを法源としており、それらは「シャリーア」(イスラム法)と呼ばれ、一般的にはムスリム社会における「人の生き方を示す道」と理解されている。

 たとえば、「シャリーア」では利子を取ることが許容されていないため、イスラム世界の金融取引では利子という概念が介在しないビジネススキームが構築されている。

 Q&Aサイト「OKWAVE」を運営するオウケイウェイヴの海外孫会社OK BLOCKCHAIN CENTRE(本社:マレーシア・ジョホール州)は、マレーシア工科大学と進めている共同研究において、イスラム法(シャリーア/Syariah)に準拠した、イスラム世界の新しい金融の仕組みに関するブロックチェーン技術を活用した実証実験「SHAKOIN」プロジェクトの開始に向けて基本合意した。

 両者はこれまで、マレーシアの法規制に準拠し、かつ「シャリーア」に準拠したブロックチェーン技術と仮想通貨流通の仕組みを用いて、イスラム金融経済において実用になりうるビジネスモデルを共同で検証してきた。

 実証実験においては、オウケイウェイヴが開発する独自ブロックチェーン「Thor’s Hammer(トゥール・ハンマー)」を採用し、国家の枠を超えてイスラム社会において「SHAKOIN」が実用化されることを目指す。まず、今年4月に予定される学会で論文発表を予定しており、その後、実証実験のフェイズに移行する。

MONEYzine編集部[著]

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