10連休はATMから現金がなくなるかも? 全銀協が「事前に引き出しを」

MONEYzine / 2019年2月19日 16時0分

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 全国銀行協会は、今年の4月27日から5月6日までの10連休に、ATMから現金がなくなる可能性もあるとして、利用者に注意を呼び掛けている。

■手続きはなるべく連休前に

 今年は天皇の退位と皇太子の即位に伴い、4月27日から5月6日までが10連休となり、5月1日には改元が行われる見込みだ。全国銀行協会はこれらに関して、銀行取引で留意してほしい事柄をまとめた。

 10連休中は銀行法の定める休業日となることから、多くの銀行において窓口が休みとなることが想定される。また、連休前後は窓口が混み合うことが予想されるため、窓口での手続きが必要な場合は、連休前に早めに済ませることを推奨している。

 また、銀行では連休中も継続的なATMの稼動に努める予定だが、連休中に現金が足りなくなり稼動を停止するATMがでる可能性もある。連休中に必要な現金については、なるべく連休前に準備するよう呼び掛けている。また、両替機は連休中に利用可能な銀行が限られるので、こちらも早目に準備してほいたほうがよさそうだ。

■振込、口座振替、融資の返済は大丈夫?

 振込については、連休中であっても、全国銀行資金決済ネットワークが休日などに提供する「モアタイムシステム」に接続する金融機関どうしであれば、原則、振込の即時入金が可能となる。

 ATMやインターネットバンキングの限度額を超える振込については、連休前後は窓口の混雑が予想される。また、連休中の海外からの送金については、連休明け速やかに対応をするが、取引目的の確認などを行うため、入金までに時間がかかる場合があるとしている。

 10連休中に口座振替日が設定されている場合、口座からの引落日は翌営業日(5月7日)扱いとなることから、全銀協はあらかじめ必要な資金の口座への入金を呼びかけている。

 融資取引に係る返済日が10連休中に設定されている場合は、銀行との契約内容に従い、前営業日(4月26日)扱いまたは翌営業日(5月7日)扱いとなる。利息の取扱いなどを含め契約内容を確認をしておこう。

 また、法人向けの注意事項として、給与振込や口座振替請求などの依頼については、各銀行から「○営業日前まで」のデータの持込を呼びかけているが、通常持込を依頼している日付が連休中または連休直後となる場合、持込期限が通常よりも早くなる可能性があるとしている。

■改元に伴う対応

 また、改元については、「平成」表記の手形・小切手用紙は改元後(2019年5月1日以降)も利用可能。「平成」表記の手形・小切手用紙を改元後も使用する際には、「平成」の文字を新元号に修正することも考えられるが、新元号表記への修正や訂正印がない場合でも、金融機関はこれを新元号によるものと読み替えて取り扱うため、不渡となることはない。

 また、改元前に手形を振り出す際の支払期日の記載は、支払期日が改元日以降であっても「平成」表記で記載することで問題はない。なお、新元号発表から改元までの間(2019年4月1日~2019年4月30日)に手形を振り出す際に、改元日以降の支払期日を記入する場合は、「平成」表記でも新元号表記に修正いただいてもどちらでも構わないとしている。

 手形・小切手の新元号の表示方法は、「(新元号)元年×月×日」、「(新元号)1年×月×日」のどちらでも差し支えない。

 また銀行は、利用者が記入する申込書や銀行が発行する明細などの各種帳票類において、元号を使用している場合がある。新元号が公表され次第、順次、各種帳票類の差替作業を進めるが、状況によっては改元日には間に合わず、5月1日以降も引き続き「平成」表記の帳票を利用することがあるとしている。

MONEYzine編集部[著]

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