【2021年版】ドライブレコーダーおすすめ10選|格安モデルや配線不要モデル、ミラー型などの紹介、選び方も徹底解説
MōTA / 2021年6月25日 20時0分
近年、あおり運転での被害や、高齢ドライバーによる交通事故が多く取り上げられています。もし自分が何かしらの事故や、被害に遭遇してしまった時に、とても役立つのが“ドライブレコーダー”です。 とはいえこれから車を所有する方や、「初めてドライブレコーダーを買うけど、選び方が分からない」、「どんなドライブレコーダーを買えばいいのか分からない」という方もいるかと思います。 そこで当記事では、ドライブレコーダーの選び方から、2021年のおすすめドライブレコーダー10選をご紹介します。
ドライブレコーダーとは、交通事故が起きた時に、事故の状況を記録する録画カメラです。ドライブレコーダーは、車のフロントガラスの上部に取り付けられ、運転中の車外の様子を常に見張ります。
事故が起きると作動し、交通事故発生時の様子を動画で確認することができるので、ドライブレコーダーは事故の責任の所在を確かめるのに便利です。
また、ドライブレコーダーの中には走行中の景色を録画できる機種も存在し、美しいドライブ風景を楽しんだり、録画映像を編集し、YoutubeやSNSにアップして楽しんだりするユーザーも多くいます。
現在、一般向けのドライブレコーダーは、価格の安い物であれば5,000円程度、高いものは数万円のモノもラインナップされています。これだけ価格の幅があると、ニーズによって選び方も変わってくるはずです。
そこで当記事では、ドライブレコーダーの購入時に最低限覚えておきたい機能や、スペックについての説明と、ドライブレコーダー選びの際に注目すべき6つのポイントを解説します。
ドライブレコーダーおすすめの選び方 ポイントその1:適切なフレームレートは30fps
おすすめフレームレート:30fps
ドライブレコーダーのカタログや商品の箱を見ると、今までのカー用品ではあまり聞いたことがない用語が記載されています。その代表格がフレームレートです。
※東日本と西日本で対応するfpsが異なるので注意
フレームレートとは
フレームレートとは、“1秒あたりに何コマ(何枚)の静止画を記録し処理できるか”の単位で、fps(frames Per second)で表示されます。
フレームレートは、毎秒◯◯コマという言い方をされることもあります。このfpsの数字が多ければ多いほどきめ細かい、つまり滑らかな動画を記録することができます。
しかし、当然ながらfpsの数字が大きくなれば情報量が増え、ドライブレコーダー側の記録容量(本体もしくはSDカードなどの記録メディア)は大容量なモノが求められます。
それでは、ドライブレコーダーのフレームレートはどの位の数値が適切なのでしょうか。これはTV放送のフレームレートを基準に考えるとわかりやすいでしょう。
現在の地上デジタル放送のフレームレートは29.97fpsです。つまり、フレームレートは30fpsもあれば映像を見て違和感を感じることはないということです。実際、市販のドライブレコーダーは30fpsを中心に販売されているので、この数値を中心に商品選びをすれば良いでしょう。
ちなみに2018年12月から開始された4K/8K衛生放送のフレームレートは、プログレッシブ(1フレーム内の走査を分割せずに一括して行う方法)のため60fpsです。
地域ごとのLED信号の違いに注意
ただし、注意していただきたいのはLED信号への対応についてです。あまり知られてはいませんが、ドライブレコーダーの種類によっては、映像を見ると点灯しているはずのLED信号機が点灯していなかったり、点滅した記録されたりすることがあります。「そんなことがなぜ起こるの?」と皆さん、当然思いますよね。これは東日本と西日本でLED信号の1秒当たりの点滅回数が違うことが原因です。具体的には東日本が毎秒100回、西日本が毎秒120回の点滅サイクルとなっています。これは東日本と西日本で電気の周波数が違うため、点滅サイクルが異なるからです。
フレームレートの話に戻りますと、フレームレートが30fpsのドライブレコーダーの場合、西日本のLED信号の消灯タイミングに重なってしまうと、ドライブレコーダー側には“信号が消えている”状態で記録されてしまうわけです。このため、メーカー側は西日本対応として27.5fpsまたは45fpsというフレームレートを持つモデルを販売しています。
また製品によっては30fpsと表記しつつ、内部のチューニングでLED信号に対応させているモデルもあります。「自分は東日本に住んでいるから問題はない」と思う人もいるかもしれません。しかし、旅行や帰省などで西日本に行くことがあれば上述の問題が出てきます。
最初に述べたように、ドライブレコーダーには1万円を切る低価格の商品も数多く出回っていますが、この手の低価格モデルは西日本のLED信号への対応が施されていないモデルがあります。ですから「車は近所の買い物だけ!」という人以外は、ドライブレコーダーの購入時に“西日本LED信号消失対応”と記載されたドライブレコーダーを選ぶようにしましょう。
ポイントその2:画角は水平100度以上、垂直60度程度のものを選ぼう
おすすめ撮影画角:水平は100度以上、垂直は60度程度
ドライブレコーダーは、万が一の事故に備えて映像を記録する装置なので、どれだけの範囲の映像を記録できるかが商品選びの際には重要です。その判断の指標になるのが“撮影画角”。
※車高や車幅等、乗っている車によって画角を選ぶのがポイント
ドライブレコーダーの画角とは
画角とは、文字通り撮影できる角度を意味しています。ドライブレコーダーの場合、水平、垂直、対角の3つに分けて画角が表記されています。“水平”はレンズを中心とした左右の記録角度、“垂直”はレンズを中心とした上下の記録角度、そして“対角”はこの水平、垂直から割り出した撮影できる範囲の対角線を意味しています。
例えば、ドライブレコーダーのカタログに「水平画角120度、垂直画角100度」と書かれていれば、水平(横)方向120度、垂直(縦)方向100度で録画することができます、という意味になります。また対角に関しては、概ね水平と、垂直の掛け合わせた面積からその数値を出しています。
この3つの数値のうち、ドライブレコーダー選びの際に特に重要となるのが水平と、垂直の数値です。画角は広いに越したことはありません。広範囲で録画できるということは、ドライブレコーダーが記録できる範囲が広くなるので、事故処理の場合に証拠として役立つ映像が映る可能性も高くなります。ただ、レンズの特性にもよりますが、あまり広角過ぎるドライブレコーダーだと画面の四隅が歪んで撮影されてしまいます。
最近では安全・安心の他に、ドライブログ(記録)を撮影しておき、後で家のパソコンやスマホなどでその時の想い出を楽しむ、といったドライブレコーダーの使われ方も少なくありません。そのため、画像の四隅が歪んでいると何となく作られたような動画にも見えてしまうため、それを敬遠するユーザーもいます。
おすすめの画角の目安
それでは、ドライブレコーダーの画角は、実際どの位の角度を基準にすれば良いかについてですが、概ね水平は100度以上、垂直は60度位あれば満足できるでしょう。
最近のドライブレコーダーには、水平方向130度超えというモデルも多くあり、上位モデルになると録画した映像を内部で画像処理、前述した広角撮影時の左右の歪みを補正する機能を搭載、または付属のPC用ソフトで補正できるものもあります。加えて、乗っている車によって、おすすめの画角が違うことも考えておいた方がいいでしょう。
ミニバンなど高さのある車であれば垂直方向の画角が広いドライブレコーダーを選ぶのがおすすめで、横方向にワイドな車は水平画角が大きいドライブレコーダーがおすすめです。
画角に関しては、好みによっても選ぶモデルが分かれます。各メーカーでは実際にドライブレコーダーで録画した映像を公開しているケースが多いので、メーカーサイトでサンプル映像を見て、自分に合ったドライブレコーダーを選ぶのもいいでしょう。
ポイントその3:撮影画質は200万画素以上がおすすめ
おすすめ撮影画質:200万画素程度
ドライブレコーダー選びの中でフレームレート同様、重要なのが“撮影画質”です。デジカメや、スマホのカメラ機能を使っている方ならわかると思いますが、いわゆる解像度と、画素数がポイントです。
ドライブレコーダーのカタログでは、フルHD画質とか、200万画素などと書かれていたり、また◯◯dpi(読み方はドット・パー・インチ)や、◯◯ピクセルと表記されていたりする場合もあります。
簡単に言えば、“一定の面積にどれだけの画素が並んでいるかで画質の善し悪しが概ね決まる”と考えてください。“概ね”と書いたのは、解像度や画素数はもちろんですが、レンズや画像処理技術も含めて、ドライブレコーダーの画質が決まってくるからです。解像度や画素数だけで判断せずにトータル性能で選ぶようにしましょう。
とはいえ、気になる解像度や画質は最低限どのくらいは必要なのでしょうか。
スマホでも良く耳にするようになった、フルHD(ハイビジョン)画質をベースに説明します。フルHD画質とは、横1920×縦1080、画面比率は地デジTVと同じ16:9で、画素の総数は207万3600の画質を意味します。つまり、約200万画素が解像度の判断基準になるでしょう。
※静止画ではなく、動画での解像度や画素数をチェックするのがポイント
動画撮影時の解像度に注意
ドライブレコーダーの購入時に、1つ注意していただきたいのが、カタログによってはフルHD画質のドライブレコーダーでも後ろに“静止画”と表記されている場合があることです。動画は静止画がきめ細かく繋がったものですが、動画になると解像度が落ちるケースが数多くあります。ですから、ドライブレコーダーを選ぶ時は静止画のスペックではなく、動画での解像度や画素数をチェックしてください。製品によっては動画での解像度や画素数が表記されていない場合がありますが、その際は静止画の画素数が高いドライブレコーダーを選べば比較的リスクを回避できるでしょう。
さらに、ドライブレコーダーの機能としてはレンズの性能も重要ですから、昼夜を問わず“ナンバープレート”がしっかり読み取れるレベルの商品を選ぶことが重要です。
また、トンネル前後の走行映像など、明るい場所と暗い場所が連続して続く場合、画面の一部が真っ白(白飛び)または真っ黒(黒潰れ)になってしまうケースがあります。これを解消するのがHDR(High Dynamic Range)やWDR(Wide Dynamic Range)と呼ばれる機能です。
HDRは最近のスマホでも搭載されており、映像をカメラ内部で補正処理することで前述した問題を解決してくれます。この機能もドライブレコーダー選びの際には重要なポイントです。その補正処理の効き具合はメーカーによって様々です。好みもあるでしょうから、これに関しても各ドライブレコーダーメーカーのホームページ内の動画や販売店での店頭デモ映像はチェックしておくと良いと思います。
ポイントその4:なるべく駐車録画機能付きのものを選ぼう
他のカー用品同様、ドライブレコーダーの世界でも機能や性能は日々向上しています。その中でも最近注目を集めているのが駐車時の録画機能です。駐車録画機能とは、駐車している時も外の様子を監視・録画してくれる機能のこと。駐車録画機能のメリット
例えば買い物に出かけてスーパーの駐車場に車を停めた後、帰ってきたら車に凹みが…なんて経験がある人も意外と多いでしょう。この場合、夜間に車の駐車中にいたずらされる可能性も考えられます。こんな時、駐車時の録画機能があるドライブレコーダーであれば、前述したトラブルの記録にもなりますし、機種によってはドライブレコーダー側に搭載しているLEDが点滅することで外部に“監視(常時録画)している”ことをアピールできるため、犯罪の抑止効果も期待できます。
本来、防犯という観点から考えると自宅に駐車場がある場合は専用の防犯カメラを取り付けた方がベストです。ただ、マンション住まいや賃貸契約などの場合、カメラの設置ができなかったりするケースもあります。外出先での当て逃げなども増えている中、ドライブレコーダーに駐車時の録画機能があれば安心できるはずです。
駐車録画機能のデメリット
駐車録画機能付きのドライブレコーダーのメリットは上述した通りですが、デメリットとしては駐車中もドライブレコーダーは“常時録画”状態になるので、大容量の記録メディアが必要になること(電源の問題は別項目で解説)。ドライブレコーダーの多くは“microSD/SDHC/SDXCカード”で映像を記録します。このメディアの容量をそのドライブレコーダーに対応する限界まで選ぶのをオススメします。
多くのドライブレコーダーは容量がいっぱいになった場合、過去の記録から“上書き”する機能を搭載しています。容量が少ないと長時間の駐車時は頻繁に上書きされ、本来必要だった映像が消えてしまう場合もあるのです。
また常時録画を行う場合、機器側からメディア側への転送する速度も重要です。この速度に関しては“Class○○”、または“UHS SPEED Class○”と表記されています。Classの方であれば最も速い“CLASS10”を、UHSであれば“3”を選べば良いでしょう。
ポイントその5:バッテリーは外部タイプがおすすめ
“駐車時の録画機能”に関連しますが、常時録画するということはドライブレコーダーの電源をどう確保するか、という問題を考える必要があります。
エンジン始動と同時に電源が入るドライブレコーダーは、エンジンを切れば電源もオフになり、“駐車時の録画機能”は使えません。そのため、駐車時録画に対応しているドライブレコーダーは車側から電源を取る方式を採用していることも珍しくありません。
しかし、車から電源を取ることで長期間、車を駐車するとバッテリーが上がってしまうことも考えられます。そのため、最近のドライブレコーダー、特に上位モデルにはバッテリーを内蔵またはオプションの外部バッテリーから電源を供給するモデルが登場しています。
内蔵バッテリーののメリット・デメリット
バッテリー内蔵タイプですが、本体にバッテリーを内蔵することで車側のバッテリーへの影響はありません。複雑な配線も不要で取り付けも簡単です。デメリットとしてはバッテリーの容量自体がそれほど大きくなく、実稼働時間が数十分程度と短いことです。買い物などの短時間駐車では有効ですが、一晩以上車を駐車するのには適していません。
外部バッテリーのメリット・デメリット
もうひとつの選択肢が外部バッテリーの使用です。ドライブレコーダー専用バッテリーを用意することで長時間録画を可能にしたものです。エンジンオフの状態でも電気は専用バッテリーから供給されるので、車のバッテリーには影響がありません。デメリットとしては専用バッテリーがやや高価であるということ。
一例ですがユピテルのマルチバッテリー OP-MB4000というモデルは、対応する同社のドライブレコーダーと連携させることで走行中にバッテリーを充電、エンジンをオフにした時から内蔵バッテリーでドライブレコーダーに電気を供給し、最大12時間までの記録に対応します。
価格は約2万円前後と高めの分、機能は豊富です。駐車時の記録解像度やフレームレートなどを細かく設定できるほか、駐車時の録画データを専用のフォルダに記録することでドライブレコーダー本体側の記録メディアの上書きを極力防止することもできます。
それでも内蔵型バッテリーにこだわりたいのであれば、常時録画だけでなく、当て逃げなど車に衝撃が加わった時のみ、その前後の映像を記録できるイベント記録機能や物体を検知し、その時のみ録画を行う機能を搭載しているモデルを選ぶといいでしょう。
外部バッテリーに比べれば録画時間はかなり短くなりますが、それでも常時録画よりはバッテリーの持ちは良くなりますし、SDカード(記録メディア)も頻繁に書き込みを行わないことでカード自体の消耗も防げるメリットがあります。
ポイントその6:万が一に備えGPS機能付きを選ぶのもアリ
ドライブレコーダーのGPS機能のメリットは、装着された車の位置情報や日時・速度情報を記録することができる点です。これらの情報が記録されることで、事故が起きた時の状況をより細かく正確に記録に残すことができます。
GPS機能で記録された位置情報や速度情報は、万が一の事故の際に、自分が安全運転をしていたことを客観的に示すよい証拠となるでしょう。
また運転中の速度が記録されることで、ドライバー自身の安全運転への意識が高まることも期待できます。
ちなみにドライブレコーダー取り付けの際に、自分自身で現在日時をセットする必要がなくなる点も、GPS機能のメリットの1つです。
ポイントその7:リアルタイムで映像を見るなら液晶モニター付きを選ぼう
ドライブレコーダーには、本体に液晶モニターが備え付けられている機種と、そうでない機種があります。もし取り付け・調整のしやすさを重視するのであれば、本体に液晶モニターが備わっているドライブレコーダーがおすすめです。
主な理由は、液晶付きドライブレコーダーは撮影範囲を液晶モニターを見ながら行うことができるので、設置する角度を確実に決められるからです。
また、どのような映像がドライブレコーダーに記録されているのかリアルタイムで確認できる点も、液晶モニター付きドライブレコーダーのメリットです。
一方、液晶モニターが備わっていないドライブレコーダーは、本体サイズがコンパクトなことが多く、車内が比較的すっきりするという美点があります。
内観をスッキリさせたいならルームミラー一体型ドライブレコーダー
ドライブレコーダーの中には、ルームミラー一体型と呼ばれるタイプも存在します。ルームミラー一体型のドライブレコーダーとは、ルームミラーに取り付けるタイプのドライブレコーダーです。
多くのドライブレコーダーはフロントガラスの上部に取り付けられるのですが、このタイプは見た目がやや複雑というのが難点。もちろん、見慣れてしまえばあまり問題はないのですが、運転席周りをすっきりと見せたい派の方もいらっしゃるのでは?
そんな方におすすめなのが、ルームミラー一体型のドライブレコーダー。ルームミラーに固定させる方法で装着するため、取り付けた後も内装の雰囲気が乱されず、すっきりとした仕上がりになります。
この後紹介するおすすめドライブレコーダーの中にも、ルームミラー一体型のドライブレコーダーがありますので、ぜひご注目ください。
配線不要!取付けの簡単さで選ぶなら360度カメラがおすすめ
ドライブレコーダーを取り付けるなら、やはり前後の映像を撮れる2カメモデルを選びたいところです。また、中にはサイドカメラもセットになった3カメモデルもあります。
しかし、カメラの数が多くなれば、カエラごとに配線を引き回さなければなりません。店舗に取付けを依頼する際の工賃は当然割高になりますし、DIYでの難易度も格段に高くなります。
「前だけじゃなく、できるだけ広い範囲を撮影したけど、あちこちに配線するのは面倒…」といった場合、おすすめなのが360度カメラを搭載したドライブレコーダーです。
360度カメラとはその名の通り360度撮影できるカメラで、前後左右すべての状況を撮影することができます。また、リアやサイドのカメラがないため、カメラごとの配線は不要。シガーソケットからあ\簡単い電源を取る事のできるモデルもあり、DIYでの取り付けも簡単です。
1BOXや大型ミニバンは注意
全方向の撮影ができ、配線が不要の360度カメラ搭載のドライブレコーダーですが、1つ注意点もあります。それは、1BOXや大型のミニバンに取り付けた場合、後方の映像があまり鮮明ではないということです。
360度カメラ搭載のドライブレコーダーは、ドアミラー一体型のものやフロントガラス付近に取付けます。そのため、1BOXや大型ミニバンはコンパクトカーやセダンに比べ室内長が長く、どうしても後ろ向きの映像が遠くなってしまい、あおり運転をしてきた後続車のナンバーまで鮮明に映らない可能性があるのです。
その分、車内の映像は広く鮮明に残すことができるため、ドライブログ用途にはバッチリ!求める機能や機能をよく考えて選びましょう。
MOTA編集部おすすめドライブレコーダー10選
ここからは、大手通販サイトでも買える、おすすめのドライブレコーダー10選をご紹介します。
おすすめドライブレコーダーその1:コムテック 前後2カメラ ドライブレコーダー HDR952GW
基本性能を網羅した日本製ドライブレコーダー:コムテック HDR952GW
コムテック HDR952GWは2020年11月に発売された前後2カメラのドライブレコーダー。鮮明で高画質な200万画素で、夜間もしっかり明るく録画してくれます。
特徴は、前の車に近づきすぎていることを知らせる「先行車接近継続お知らせ機能」で、これにより意図せずあおり運転となってしまうことを防ぎやすくなり、無用なトラブルを回避することができます。
また、東日本 、西日本それぞれの周波数にも対応し、全国のLED信号機に対応しているのも安心です。
その他、車線逸脱や急加速などを知らせる安全運転支援機能も備えており、映像を記録するだけでなく安全をサポートしてくれるスグレモノ。日本製で3年保証もついているなど、安心の商品ですよ。
おすすめドライブレコーダーその2:ユピテル 前後2カメラ搭載ドライブレコーダー DRY-TW8500dP
前後200万画素の高画質カメラ搭載のドライブレコーダー:ユピテル DRY-TW8500dP
ユピテル DRY-TW8500dPは、フロント、リアともにフルHDの200万画素で、後方も鮮明に録画できるドライブレコーダーです。
万が一の事故に備えて、衝撃を検知する「Gセンサー」を搭載。事故によってGセンサーが反応すると、その衝撃前後の映像が上書きされないよう、自動で専用フォルダに記録されます。また衝撃で電源が断たれた場合でも、記録中の映像を保存するバックアップ機能もついて安心です。
GPS搭載で日時、速度、走行軌跡などの情報も記録できる本格的なドラレコとなっています。
おすすめドライブレコーダーその3:ケンウッド 前後撮影対応2カメラドライブレコーダー DRV-MR450
200万画素スモークガラスでも安心のリアカメラ搭載ドライブレコーダー:ケンウッド DRV-MR450
ケンウッド DRV-MR450は2020年6月発売、前後2カメラのドライブレコーダーで、リアはスモークの濃さによって3段階の明るさ調節ができ、スモークガラス使用者にぴったりの商品です。
前後ともにデジタル放送と同じ207万画素の高画質で、見えづらいナンバープレートもしっかり記録。水平122度、垂直63度の広角視野レンズにより、広い範囲の録画に対応しています。
また運転支援機能として、前方衝突警告や車線逸脱警告、発進遅れ警告などを搭載。他にもGPSやGセンサーなどを備えた高スペックモデルです。
おすすめドライブレコーダーその4:ユピテル 360度カメラ+リアカメラ搭載 ドライブレコーダー Q-30R
360度カメラとリアカメラがセットになったドライブレコーダー:ユピテル Q-30R
ユピテル Q-30Rは、360度カメラと200万画素のリアカメラがセットになり、360度カメラの弱点である後方撮影もバッチリなドライブレコーダーです。
価格はやや割高ですが、従来のドライブレコーダーでは、死角になる両サイドや車内の状況に加え、後方の映像も高画質で収められるため安心感が違います。
また、フロントだけでなく、リアにもHDRを搭載し、白とび・黒つぶれを低減。鮮明な映像を記録することが可能。安全安心に加え、家族やお友達とのドライブを思い出として記録したいという方におすすめです。
おすすめドライブレコーダーその5:コムテック 前後2カメラ ドライブレコーダー ZDR025
あおり運転対策に特化したドライブレコーダーコムテック ZDR025
コムテック ZDR025は前後とも200万画素の2カメラで、リアカメラにはソニーの裏面照射型技術「STARVIS」を搭載し、夜間やトンネル内などもくっきりと鮮明な映像が記録できるドライブレコーダーです。
あおり運転に備えて、後ろから接近する車を検知し、音声やアラームで知らせてくれます。また、接近を検知すると自動で「後続車接近録画データ」として記録することもでき、後から検証する際にもとても便利です。
さらに、安全運転支援機能や逆光に強いHDR機能など多くの機能を搭載した安心の日本製モデルです。
おすすめドライブレコーダーその6:ケンウッド 前後撮影対応2カメラドライブレコーダー DRV-MR740
明るいレンズが自慢のドライブレコーダー:ケンウッド DRV-MR740
ケンウッド DRV-MR740は、前後2カメラのドライブレコーダーで、映像の鮮明さや明るさなどに定評のあるモデルです。
前後とも210万画素フルハイビジョンカメラを採用し、クッキリと高精細な映像を記録します。また、「F1.8明るいレンズ」を採用。F値は値が小さいほど明るいことを示しており、業界トップクラスの性能を誇ります。さらに、トンネルの出入り口などで起こる白飛びや黒つぶれを抑えるHDR搭載で、映像の鮮明さに抜かりはありません。
おすすめドライブレコーダーその7:ミラーカムPro ミラー型ドライブレコーダー MRC-PRO1G
室内用カメラも付いたミラー一体型ドライブレコーダー:ミラーカムPro MRC-PRO1G
ミラーカムPro MRC-PRO1Gは、前後カメラに加えて室内用の1台が追加された3カメラ仕様のドライブレコーダーです。
ミラー型の本体スクリーンに室内カメラが付いており、320度回転可能でサイドカメラとしても使えるほか、赤外線付きで夜間の盗難対策なども万全。またフロントカメラは本体から独立しているため、本体の角度を変えても前方のカメラの角度に支障なく録画が可能です。
デジタルミラーの本体スクリーンは9.88インチと大画面で、録画した映像をタッチ操作で再生できるのも嬉しいポイントです。
おすすめドライブレコーダーその8:JADO 超小型ドライブレコーダー d138
超コンパクトなWi-Fi搭載ドライブレコーダー:JADO d138
JADO d138は2020年12月発売モデルで、手のひらにすっぽり収まる超コンパクトサイズが特徴。シンプルな1カメラでディスプレイもなく、Wi-Fi機能とスマートフォンアプリによる操作となります。
配線等の手間もなく、わずか1分で取り付けられる手軽さも人気で、サブカメラとしても重宝します。またこのコンパクトさと4,980円という値段からすれば、映像の綺麗さや170度という超広角レンズはかなりの高性能。シンプル重視の方には高コスパのアイテムです!
おすすめドライブレコーダーその9:TOGUARD 12インチ ミラー一体型ドライブレコーダー
4Kの高画質を誇るTOGUARD 12インチ ミラー一体型ドライブレコーダー
12インチ ミラー一体型ドライブレコーダーは前後2カメラ、業界唯一の4Kという圧倒的な高画質を誇るミラー型のドライブレコーダーです。
前後カメラともソニー製のIMX415センサーを採用し、さらに6層ガラスレンズにより、明暗差を補正し鮮明映像を記録できます。デジタルインナーミラー機能を搭載した12インチのミラー型ディスプレイはタッチ操作が可能で、表示切替もスワイプ一つでカンタン。
音声システム搭載で、運転中でも画面に触れずに操作ができるのも非常に便利です。
おすすめドライブレコーダーその10:ユピテル ドライブレコーダー WD260S
ユピテル WD260Sってどんなドライブレコーダー?
ユピテル WD260Sは2020年2月発売、夜間の鮮明映像に適した「SUPER NIGHT」シリーズのWEB限定エントリーモデルです。
200万画素の高画質に加え、ソニーの「STARVIS」を搭載し、夜間の映像もくっきり。HDRで白飛びを押さえ、対角160度の広角レンズで広い範囲をカバーします。
また「Gセンサー」により衝撃の前後を記録したり、バックアップ電源を搭載するなど、ドラレコ初心者やフロントカメラのみ欲しいという方にもピッタリのモデルとなっています。
しっかり比較して、ぴったりのドライブレコーダーを購入しよう!
映像や音声を記録するドライブレコーダーの主な機能としては、ドライブ中の映像の録画保存する機能をはじめ、録音機能、速度・GPS記録機能、G(加速度)センサー記録機能、静止画撮影・保存機能が挙げられます。こういった機能は、機種によって仕様が異なる部分があります。
ドライブレコーダーを購入する際には、検討している商品の記録タイプに注意しなくてはなりません。ドライブレコーダーには、常時録画タイプとイベント記録(衝撃感知・任意録画)タイプの2種類があります。
常時録画タイプは車両の動作に関係なく、連続して映像を記録するタイプです。こちらのタイプはエンジンを掛けると自動的に録画を開始し、常に最新の映像を記録しるづけることができます。
一方イベント記録タイプは、車に事故による衝突や急ブレーキなど一定以上の衝撃が加わったときに自動的に映像を記録するタイプで、衝撃が加わったときの前後の映像を記録することが出来るので、もしもの場合でも映像を残すことができます。法的な拘束力はありませんが、現実の事故ではドライブレコーダーの映像が証拠となり後の事故処理をスムーズにできるだけでなく、故意にぶつかってくる詐欺行為に対して自己防衛できます。
また、急ブレーキなどのヒヤリ、ハットした瞬間の記録を確認することにより、どんな時に自分の注意が散漫になるのかなど自分の運転を診断するのにも効果があります。
自分の使い道と予算に合った機能をもつドライブレコーダーをオススメします。
[筆者:MOTA編集部]
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