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カワイイ姿に騙されるな!「かっとびスターレット」3代目トヨタ スターレット【MOTA写真館】

MōTA / 2020年3月29日 10時0分

トヨタ 3代目スターレット(EP71型) 1984年発売

1984年にフルモデルチェンジしたトヨタのコンパクトカーといえばスターレット。3代目へと生まれ変わり、横置きエンジンの前輪駆動を採用したこともトピックだが、トヨタ自らが「かっとびスターレット」と名乗り、前輪駆動であっても俊足であることをアピールしていた。スポーティーなターボエンジンモデルは「韋駄天ターボ」や「辛口ターボ」の異名を持つことでも知られる。

トヨタ 3代目スターレット(EP71型) 1984年発売

FFになっても痛快な走りを追求したトヨタの末っ子

初めてフロントエンジン・フロントドライブ(FF)が採用され、1984年にデビューし「かっとびスターレット」のキャッチコピーを持つ3代目(EP71/NP70型)スターレット。トヨタ自身が「かっとびスターレット」を名乗り痛快な走行を予感させる3ドア/5ドアハッチバックだ。

トヨタはキャッチコピーを裏切ることなくピリ辛な、いや、激辛な走行性能を与えたターボエンジンモデルを1986年にデビューさせる。スターレットのトップグレードとなった3ドア1300ターボSは、空冷式インタークーラー付きターボを装着。過給圧を高低2段階に調整する「2モード・ターボシステム」を採用し、「韋駄天ターボ」や「辛口ターボ」の異名を待つ。ドライビングテクニックを要するほどのじゃじゃ馬ターボであったが、790kgの軽量ボディにより速さはピカイチ。事実、発進加速においてはトヨタ スプリンター レビン/トレノ1600GTやFX1600GTを上回る部分もあったほどだ。

スペックや価格

■全長×全幅×全高:3700×1590×1380mm

■価格:82万5000円~144万8000円(1986年モデル)

■エンジン:1300cc 2E型

■駆動方式:前輪駆動

■ミッション:3速AT/4速MT

■販売期間:1984年~1989年

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