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速くないけど楽しい!多くのメーカーに影響を与えた初代NA型ロードスター【MOTA写真館】

MōTA / 2020年5月4日 10時40分

マツダ ロードスター(初代/NA型)

1989年にユーノス ロードスターとしてデビューした NA型ロードスター。登場から30年以上が経過しても世界中で愛され続けているライトウェイトオープンスポーツカーだ。下火になりつつあったライトウェイトスポーツカー市場を再度盛り上げる起爆剤となったNA型ロードスターは、ポルシェ ボクスターやメルセデス・ベンツ SLKクラス、トヨタ MR-S、ホンダ S2000を誕生させるきっかけにもなった。

ワンオーナー車で昨年マツダに寄贈された赤い初代ロードスター/マツダブース【オートモービルカウンシル2019】

キーワードは「人馬一体」

人と車が一体になる走行フィールを実現したNA型ロードスターは、操る楽しさやエンジンを回す喜びを存分に味わうことができる。NA ロードスター開発のキーワードでもあり、現在のマツダの車作りにも通じる「人馬一体」を具現化したことで、多くのファンを生み出し好調なセールスを記録した。また、ロードスターの歴史で唯一リトラクタブルヘッドライトを採用していることも、NA型ロードスターが現在でも支持されている理由のひとつでもある。

初代 NA から続くロードスターの魅力

1000kgを下回る軽量でコンパクトなボディに、直列4気筒1600ccのエンジンを縦置きに搭載し後輪を駆動させることで、文字通り「軽快」な走りを実現。1993年のマイナーチェンジでは、1800ccエンジンへ変更され車両重量が若干重くなってしまったが、AT車以外は1000kg以下を維持している。

絶対的な速さやパワーはなかったものの、車を自分の手足のように操る感覚、高い回転まで引っ張ってからシフトチェンジする抑揚のある走りは、初代NA型から現在のND型まで共通したロードスターならではの持ち味だ。

長く愛され乗り続けられるレストアサービス

初代NA型はロードスターの中でも熱狂的なファンが多く、その思いがメーカーにも伝わり、マツダは「CLASSIC MAZDA NA ロードスターレストアサービス」を2015年からスタート。

デビューから現在、そして、これからもライトウェイトオープンスポーツカーの代名詞として、NA ロードスターは愛され続けていくだろう。

スペックや価格

■全長×全幅×全高:3,920mm×1,675mm×1,235mm

■エンジン

・直列4気筒 1600cc DOHC(1989年~1993年)NA6CE型

・直列4気筒 1800cc DOHC(1993年~1998年)NA8C型

■トランスミッション:4速AT/5速MT

■駆動方式:FR

■価格:175万1000円~

自動車史に残る名車を振り返る【MOTA写真館】

子供ころ憧れたスポーツカー、テレビドラマに出ていたあのクルマなど、実に多くのクルマたちが私たちの記憶の中に存在する。

MOTA写真館では、そんな懐かしいあんなクルマ、こんなクルマをプレイバック。あなたが初めて買ったクルマ、いつかは買うぞと決めていた憧れのクルマがいつ登場するのか?そんなことを思いつつ、次回もぜひ楽しみにしていただきたい。

▼これまでご紹介した名車はコチラ!▼

【MOTA写真館】マツダ RX-7(3代目:FD型)

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