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今の価値は1億円以上!コンセプトは“公道を走るF1”フェラーリ F50【MOTA写真館】

MōTA / 2020年5月19日 9時40分

TOKYO SUPERCAR DAY(東京スーパーカーデイ)2019 特別企画 東京モーターショー2019

フェラーリ F50は、フェラーリ創設50周年記念モデルとして1995年に登場し、開発コンセプトは「公道を走るF1」。フェラーリ F50は、快適性や乗り心地を犠牲にしても、フォーミュラーカーと同様の構造を採用したストイックなアニバーサリーモデルだ。

フェラーリ F50

カーボンモノコックにV12エンジンを直付け!

1995年に発売されたフェラーリ F50は、エンツォ・フェラーリの息子であるピエロが「F1のエンジンを積んだロードカーを創る」というアイデアがきっかけで誕生した。

カーボンコンポジット製のセンターモノコックボディにエンジンを直接ボルト止めし、エンジンにシャシーの役目を担わせるF1マシンと同様の構造を持つ。また、随所に見られるカーボンパーツやプッシュロッド式サスペンションなど、まさに「公道を走るF1」だ。

しかし、パワーステアリングやサーボアシストブレーキ、ABSは装備されておらず、振動やノイズはレーシングカーそのもの。快適装備はかろうじてエアコンが備わる程度で、運転時の快適性は決して高くない。

また、ルーフを取り外しタルガトップにすることもできるが、作業は工場で行わなければならず、こういった一種の“不便さ”もフェラーリ F50の特徴。なお、オープンにした状態で雨を凌ぐための簡易的なソフトトップが備わっている。

美しいボディに520馬力を搭載

曲線主体で描かれる美しいボディラインは、現代のスーパーカーと比較してもまったく見劣りしない。サイドのボディラインがそのままリアウィングに繋がり、斬新さとエアロダイナミクスを両立させたデザインだ。

また、エンジンは、1992年のF1マシンF92Aに搭載されていた、3.5L V12気筒 DOHC 5バルブ自然吸気エンジンの鋳鉄ブロックを流用。排気量を4.7Lに拡大し、8,500rpmで520馬力を発生させる。

ギアは6速に変更し公道での扱いやすさを重視。もちろんシフトチェンジは、現代のスーパーカーのようなパドルシフトではなく、フェラーリ伝統のゲート式で、ツインプレートクラッチを介して動力を伝達される。

予想最高額4億円!?フェラーリ F50現在の価値

新車販売価格は日本円で5,000万円。生産台数349台とかなり少ないため、現在では非常に貴重な車両として扱われている。

349台の内訳は、302台がロッソ・コルサ(レッド)、8台がロッソ・バルケッタ(ワインレッド)、31台がジアッロ・モデナ(イエロー)、4台がアルジェント・ニュルブルクリンク(シルバー)、4台がネロ・デイトナ(ブラック)。

もし、購入を希望するのであれば、最低でも新車販売価格の2倍以上、つまり、1億円以上を用意する必要がある。製造台数が少ないボディカラーの場合にはオークション落札額2億円~4億円になると予想されている。

スペックや価格

■全長×全幅×全高:4,480mm×1,986mm×1,120mm

■車両重量:1,230kg

■エンジン:V型12気筒 4698cc DOHC

■最高出力:520馬力/8,500rpm

■最大トルク:48.0kgm/6,500rpm

■最高速度:325km/h

■0-100km/h加速:3.7秒

■駆動方式:MR

■トランスミッション:6速MT

■製造期間:1995年~1997年

■製造台数:349台数

■価格:5,000万円(新車価格)

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