「いつかはクラウン」の120系や130系、ゼロクラウンなどの内装を振り返る! 歴代クラウン5選
MōTA / 2020年5月26日 17時59分
1955年の初代モデル以来、半世紀以上にわたりその名を歴史に刻んできたトヨタ クラウン。2018年に登場した15代目の現行モデルは、「TNGA」に基づく「GA-Lプラットフォーム」を採用、「走る・曲がる・止まる」といった車両性能を大きく進化させたスポーティセダンとなっています。 今回は、そんなトヨタを、日本を代表するクラウンの歴代モデルの中から特徴的なインパネのモデルをピックアップして振り返っていきます。
「いつかはクラウン」の名コピーが生まれた7代目(120系)
1983年~1987年まで販売されていた7代目(120系)クラウン。石坂浩二さんの「いつかはクラウン」というフレーズは、今でも使われることがあるほど有名なキャッチコピーです。石畳の上を走るクラウンは、「フルフローティングボデー」(当時のCM表記)により手に持ったタバコの灰が落ちることのない、フラットな乗り心地をアピールしていました。MS120系やGS120系の型式を持つ7代目は、4ドアセダン、4ドアハードトップ5ドアワゴンをラインナップし、多数のエンジンバリエーションを展開。
1985年には、日本初スーパーチャージャー搭載の「2000 ロイヤルサルーン・スーパーチャージャー」が登場したことで話題となり、クラウン スポーティーグレードの象徴である「アスリート」が誕生したのも7代目の特徴です。
7代目クラウンのインパネで特徴的なのは、なんと言っても先進的なイメージを強烈に与えるエレクトロニックディスプレイメーター。トヨタ ソアラで初採用されたこのメーターが7代目クラウンにも採用されました。歴代クラウンの中で最高傑作の8代目(130系)
歴代クラウンの中でも最高傑作との声も多い8代目(130系)クラウン。バブル景気の後押しもあり、8代目は月間販売台数がカローラを上回ることも。
3ナンバー専用ボディに、電子制御エアサスペンションやエレクトロマルチビジョンなど、最先端のハイテク装備を導入。V型8気筒4リッターエンジンを搭載したりと、挑戦的で最先端のモデルでした。
8代目のインパネは、先代120系のブラッシュアップを基本としつつも、当時最先端で高価だったカーナビがオプションで設定されていました。また、トヨタの高級車といえばこの色の内装という方も多いのではないでしょうか?20世紀最後のクラウンとなった11代目(170系)
21世紀を目前に高い動力性能を中心とした商品展開で1999年に登場した11代目(170系)クラウン。走りにこだわる若者にもアピールすべく、8年ぶりに“アスリート”が復活しました。これによりラインナップは直6エンジン搭載車では、フォーマな「ロイヤル」とスポーティーな「アスリート」の2シリーズに分化。そこにV8エンジン中心の「マジェスタ」を加えた3シリーズ展開となっています。
11代目のインパネは、光沢&木目調パネルが多用されている他、ナビ画面はたくさんのスイッチに囲まれています。インパネ周辺からドアトリム周辺まで、目が行くところはかなり立派な造りとなっています。かつてゴールだったクルマが、いまスタートになる│12代目(180系)
「静から躍動への変革」を掲げ、すべてを原点から発想するクルマ造りに取り組み、2003年に登場した通称「ゼロ・クラウン(180系)」。エクステリア・インテリア共に大きくコンセプトもメカニズムも変化。プラットフォームやサスペンションを作り直し、パワーユニットも伝統の直列6気筒ではなく、新開発のV型6気筒が採用されるようになりました。
ロイヤルの内装はウッドなど高級感を強調し、アスリートの内装はブラック調のスポーティなものとなっています。アスリート、ロイヤル、マジェスタが統合された現行15代目(220系)
新プラットフォームTNGAを採用、パワーユニットもバージョンアップされたものが搭載され車両性能を大幅向上させた15代目クラウン。これまでのアスリート、ロイヤル、マジェスタといった3グレードは統合され、あらたに「S」「G」「RS」の3グレードと、ベースグレードの「B」で構成されています。インターネットと車をつなぐ、トヨタ初のコネクテッドカーとなった点も特徴です。 現行クラウンは、全グレードで「ダブルディスプレイ」や「オプティトロン2眼メーター」を標準装備し、スポーティなインパネ周りとなっています。外部リンク
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