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【アオリ運転対策】新型ハリアーには前後録画出来るドライブレコーダーが最初からビルドイン!

MōTA / 2020年5月27日 15時0分

トヨタ 新型ハリアー北米仕様「Venza(ヴェンザ)」2021年モデル

あおり運転が社会問題となっている中、トヨタは遂にドラレコを工場装着!? 2020年6月に発売が予定されている新型ハリアーに、ルームミラー内蔵の前後録画機能が装備されていることがわかった。 >>

トヨタ 新型ハリアー[4代目・2020年6月発売]

あおり運転対策の切り札「ドライブレコーダー」

イメージイラスト

2019年頃メディアで大々的に取り上げられ、社会問題にまで発展したアオリ運転。後続車が急激に車間を詰める嫌がらせに端を発する路上トラブルが多発し、後続車を巻き込む死亡事故に至るケースなども生じてしまった。

こうした事態の自衛策として、ドライブレコーダー(ドラレコ)と呼ばれる記録装置を車両に備えるユーザーが急激に増えている。

ドラレコは万が一の事故などの衝撃を検知して自動に録画保存し、状況証拠ともなってくれる頼もしいもの。これが任意でも録画することも出来るので、不意のトラブルの際にも有効というワケだ。

新型ハリアーには録画機能を備えたルームミラー「デジタルインナーミラー」が備わる

録画機能を備えるデジタルインナーミラー(新型ハリアー)

ドラレコは主にカー用品店やホームセンターなどで購入出来るが、近年では新車の販売ディーラーでも装着できるようにメーカー純正のオプション品も用意されるなど、選択肢も豊富になってきた。

そんな中トヨタでは、2020年6月に発売を予定する新型ハリアーに新兵器を用意する。なんと、録画機能を備えたルームミラー「デジタルインナーミラー」を装備するのだ。

デジタルインナーミラーとは

デジタルモードでは車両後方のカメラ映像が表示される,通常の鏡面モードでは後席などが映っている(画像はグランエースの装着イメージ)

デジタルモードでは車両後方のカメラ映像が表示される,通常の鏡面モードでは後席などが映っている(画像はグランエースの装着イメージ)

デジタルインナーミラーとは、室内から後方を確認するルームミラー(室内鏡)に液晶画面を備え、車両後方のカメラ映像と切り替えて表示させることが出来るもの。

例えば後席に定員がフルで乗車したり、荷室に背の高い荷物を満載した状況では、鏡では後ろが見えづらい。そんな際に直接後方画像を映し出すことで、視界を確保する。例えば現行型のRAV4やグランエースなどにも装備され始めている。多人数を乗せたり大荷物を積むケースも多いSUVやミニバンでは特に有効な装備だ。

新型ハリアーではこれをさらに発展させ、車両前後のカメラと連動してSDカードに録画データを保存する機能を追加する。トヨタ車では初めての装備となる。

前後方録画機能付デジタルインナーミラーは新型ハリアーの主要グレードで標準装備される!

新型ハリアーのインテリア

トヨタの事前告知サイトによると、前後方録画機能付デジタルインナーミラーは新型ハリアーのZ“Leather Package”、Z 、G“Leather Package”、Gに標準装備され、ベーシックなSにもメーカーオプション(新車注文時の工場装着)で追加可能と、全てのグレードにおいて装着することが出来るようだ。後付けで装着するコストや手間がかからないのは有難い。

2020年5月時点では細かな機能は明らかになっておらず、常時録画機能や衝撃を検知した際の録画データ保存などが可能なのかどうかは不明。

ともあれ、MOTAでもこの新機能には興味津々。新型ハリアーに備わる前後方録画機能付デジタルインナーミラーの詳細が分かり次第、続報をお届けする予定だから、楽しみにして欲しい。

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