テリオスよ、知らない間に立派になっちゃって! あのテリオスが3列SUVになって大躍進【日本で買えないクルマ】
MōTA / 2020年5月27日 11時30分
かつての日本のように誰もがクルマに憧れ、飛ぶようにクルマが売れている東南アジア。じつはそこには、激安モデルや日・欧・米などの“自動車先進国”では考えもつかないような超魅力的なモデルがいっぱい。今回は東南アジアで大活躍中の日本車をご紹介! 今回は90年代後半〜日本でも売っていたコンパクトSUVのダイハツ テリオス。
コンパクトサイズから堂々のミッドサイズへ成長
かつて日本で人気を博したコンパクトSUVのダイハツ テリオス。軽自動車版のテリスキッドもラインアップされ、当時はかなり人気の1台であった。テリオスは2008年、テリオスキッドは2012年まで日本で発売されていた。実はマレーシアなどでは今も販売されており、現行モデルは3代目まで進化しているのだ。日本でも人気だったテリオス! 1997〜の歴史を振り返り
簡単にテリオスを振り返ると、1997年に登場した初代はラガーやロッキーの後継車という位置付けでデビュー。コンパクトクラスとしては珍しく縦置きエンジンにセンターデフロックを備えるなど、かなりの走破性の持ち主であった。2代目は2006年に登場したダイハツ ビーゴ(海外では引き続きテリオスの名を使用)にバトンタッチをし、2018年まで日本でも発売されていた。車内もご立派! 日本でも売れそうなパッケージング
2017年登場の現行テリオスは歴代モデル同様のエンジン縦置きのFR構造に、3列シートを持つ7人乗りSUVという成り立ちで、周りのコンパクトSUVに比べるとヘビーユースにも耐えるというキャラクターを持つ。日本で言えば、5ナンバーサイズで3列シートといかにも売れそうな内容なだけに、日本市場への導入を期待したいモデルだ。軽自動車のタフト、コンパクトなロッキー、その兄貴分としてテリオスと、ダイハツSUV3兄弟として売り込むのもアリだと思うのだが。
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【筆者:永田 恵一】
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