元整備士イチオシ! パパ・ママ友に200万円台で“ドヤれる外車”【ダディ×マミー】
MōTA / 2020年5月27日 14時0分
世の中には、国を問わずヒットしている車種はいくつもあり、どの車種も実によくできていて、忖度なしに素晴らしい車ばかりです。 ですが、大きな販売台数を叩き出す車種の多くは、国や性別、年齢を問わずあらゆるユーザーから支持される車種であることがほとんど。つまり、世の中の最大公約数を狙った車種が多くなる傾向にあります。 そこで今回は、ある一つのジャンルに特出した、いわゆる尖った1台をご紹介しましょう。
走れない道は無い!?一族の中で最も尖った1台
一口にジープと言っても、シュッとした見た目がカッコいい都会派のチェロキー、エントリーモデルのコンパスやレネゲードがあります。
そんなジープ一族の中で、ラングラーはラフロードの走破性に最も特化したモデルです。
大きく張り出した前後フェンダーに、7スロットグリルや丸型ヘッドライト。
この姿を見れば、仮に全く車に詳しくない人でも「ジープ」であることに気が付くほど、ジープ ラングラーの姿はすっかりお馴染みと言ってもいいモデルでもあります。
ジープ ラングラー 3つのドヤポイント
ドヤポイント その1:軟派な奴は寄せ付けない漢らしいデザイン
前述したフェンダーやフロント周りももろんですが、車外に出たヒンジ類やほぼ平面のフロントガラス。
さらに言えば、内装だってジープワールド全開で、とてもここでは書き切れないほど個性満点の空間が広がります。
とにかく家に籠っていたくないパパさんママさんにおすすめ!
ジープ ラングラーの内外装デザインは、砂漠、山、雪原など極限の状況で使うことを前提にして完成したデザインです。つまり、ジープ ラングラーは使い倒してナンボの車なのです。
ドヤポイント その2:重そうに見えますが実は屋根が開くんです!
しかも、室内からロックを解除することで簡単に取り外せます!(といってもリヤセクションは20kgほどあるんだとか…)
さらに実際にやるかどうかは別にして、フロントガラスを前に倒し、ドアだって簡単に外すことが可能。だからなんだ! と言われればそれまでですが、そんなことができるのはラングラー以外にありません。
アウトドア好きなパパさんにおすすめ!
内外装のデザインももちろんですが、簡単な操作で屋根が外れるというだけでワクワクしませんか?
そんなジープ ラングラーにテントやシュラフを積んでキャンプに出かければ、他の車では味わえない特別な時間を過ごせるはずです。
ドヤポイント その3:武骨な見た目でも心は優しい♪
ですが今回ご紹介している5ドアのラングラー アンリミテッドは、後席を倒すことで2000リッターという巨大なラゲッジスペースを確保。
そのほか各部の小物入れやメッシュポケットなど、ゴツイ見た目からは想像できない優しいインテリアになっています。
また外車というとハイオクガソリンのイメージがありますが、ラングラーの3.6リッターV6エンジンは何とレギュラー仕様! そんなところも“心根の優しいマッチョマン”的な魅力があります。
ちゃんと使えるファミリーカーが欲しいママさんにおすすめ!
ジープ ラングラーは、その見た目からホビー要素の強い車に思われがちですが、今回ご紹介しているJK型以降から普段使いができるよう考慮されています。
そのため日々のお買い物から週末のレジャーまで、この1台でこなすことが可能です。
ジープ ラングラー アンリミテッドを買うなら注意してほしいポイント
また燃費も決して良く無い(JC08モード燃費7.5km/L)ため維持費という面では、最新のSUVに比べると不利になってしまいます。
そして今回ご紹介しているのは、1世代前のJK型ですが、現行のJL型と大きく違う点は最小回転半径。JL型は5.3mといたって標準的であるのに対し、JK型はなんと7.1m! 都内の狭い一方通行の道路では取り回しにちょっと気を使うかもしれません。
もう一つ付け加えておくと、JK型では雨漏れがするという話をよく聞きます。
ドヤポイントでも触れたように、屋根を脱着できる分、仕方がない部分ではありますが、中古車を購入する際は、かび臭いにおいがしないかなど、よく確認することをおすすめします。
世界観と心意気に惚れたら買い!
ですが、ジープラングラーにはそれらのネガティブ要素を払拭するだけのデザインと、独特の世界観があります。
多少のことは犠牲にしてでも伝統を守り抜いたメーカーの姿勢に共感できるという方は、購入候補に加えてみてはいかがでしょうか。
車は夢を与える存在であってほしい
今回ご紹介したラングラーは、200万円台という予算で、特別な時間を過ごすことができる数少ない1台。
車は生活の足であるだけじゃなく、ある時は夢を実現させる目標になり、心の奥からワクワクやドキドキを湧き立たせてくれる存在です。
自粛自粛で下を向きがちな今だからこそ、乗りたい車に乗る楽しさを想像してみてはいかがでしょうか。
[筆者:増田 真吾]
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