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芸能人御用達!?90年代から爆発的に人気となった高級SUV メルセデス・ベンツ Gクラス【MOTA写真館】

MōTA / 2020年6月2日 9時40分

メルセデス・ベンツ Gクラス W463

1979年に誕生したメルセデス・ベンツ Gクラスは、軍用車を先祖に持ちながら、今では世界随一の悪路走破性を持ったラグジュアリーSUVとして不動の人気を誇る。日本においても、多くの著名人や有名人が乗っている車種としても知られる人気車種だ。

メルセデス・ベンツ Gクラス W463

Gクラスの由来は「ゲレンデヴァーゲン」

メルセデス・ベンツGクラスとして誕生する7年前の1972年。当時のダイムラー・ベンツとシュタイア・ダイムラー・プフの協力によって開発が始まった軍用車両がGクラスの起源。

高いオフロード性能と安全性、世界最高レベルの快適性を兼ね備えたモデルを目指して作られた軍用車両は、1979年NATO軍に正式採用された。

NATO軍に採用されたときに与えられた名が、ドイツ語でオフローダーを意味するゲレンデヴァーゲン(Gelandewagen)。この軍用車を民生用に仕立て上げ、メルセデス・ベンツから販売されたのがGクラスなのだ。

Gクラスはゲレンデヴァーゲンの頭文字であり、今ではメルセデス・ベンツのSUVシリーズを示す名称になっている。

武骨なクロカンからラグジュアリーSUVへ変貌

W460時代

1979年から1990年までのW460時代のボディタイプは、ショートとロング、そしてカブリオレが最初のラインナップ。

エンジンは、直列4気筒ガソリンエンジンと直列5気筒のディーゼルエンジンを展開。日本への輸入は少数のみで、高性能バージョンの直列6気筒はラインナップされていなかった。

W463時代

1989年にW460からW463へ改良され、機構面での違いとしてはフルタイム4WDを採用。外装はオーバーフェンダーとサイドステップが装着され、内装はモダンな乗用車タイプになった。

2018年に大幅改良された新型Gクラス

ボディタイプは、ショート・ロング・カブリオレを主なラインナップとし、ピックアップ6輪仕様の「6×6」、特別仕様車「4×4」などを展開。エンジンは、直列6気筒、V6、V8、V8ツインターボ、V8スーパーチャージャー、V12ツインターボとバリエーションを拡大され、W463時代のモデルは、有名人や著名人が愛車としていることでも有名だ。

そして、初代Gクラスの誕生から29年目の2018年、フルモデルチェンジ並みの大幅改良を実施。現在でも個性派高級SUVの頂点として不動の人気を誇っている。

スペックや価格

■サイズ:全長×全幅×全高=4,490mm×1,800mm×1,970mm

■エンジン:3.2L 直列6気筒 DOHC

■駆動方式:フルタイム4WD

■トランスミッション:4速AT

■価格:850万円

※スペックや価格は1994年式G320ロングの数値

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