「初代レガシィ」や「USアコードワゴン」、「カロゴン」など、いま乗って自慢したい懐かしのステーションワゴン4選
MōTA / 2020年6月7日 9時0分
はっと目を見張るような流麗なフォルムのスポーツカー。屈強なボディでどこにでも行けそうなSUV。それともオシャレで可愛らしいコンパクトなモデル。最新モデルから懐かしの名車まで。燃費や車格、維持費など現実問題は一旦置いておいて、誰しも1度は自分の憧れのクルマを思い描いたことでしょう。そしてそれを自慢したいなんてことも…。 今回はそんな、一度はこんなクルマに乗って自慢してみたいステーションワゴン4選を紹介していきます。あなたの好きなクルマは何ですか? 昔から憧れていた1台はありますか?
スバル 初代レガシィツーリングワゴン(1989年-1993年)
バブルで賑わっていた1989年に誕生したスバル 初代レガシィ。スバル レオーネよりもひとまわりサイズを拡大し、新しいプラットフォームを採用したレガシィは、黒色のピラーにすることで航空機のキャノピーを思わせるデザインを採用。4ドアセダンと5ドアステーションワゴンのボディタイプを展開し、ワゴンモデルはレオーネから受け継いだ「ツーリングワゴン」の名が与えられました。エンジンは新開発され、後に名エンジンと称されることになる、水平対向EJ型エンジンを搭載。中でも「RS」グレードに搭載されたEJ20ターボエンジンは、220馬力の最高出力を発生し当時としては最も高いパフォーマンスを発揮していました。
また、前後トルク配分6:4を基本とし無段階に変化させる「アクティブ・トルク・スプリット4WD(ACT-4)」を採用したグレードも用意。ハイパワーエンジンに四輪駆動を組み合わせたツーリングワゴンは、一躍ヒットモデルとなり、他メーカーから高性能エンジンを搭載するステーションワゴンが続々とリリースされるきっかけとなりました。
ホンダ 初代アコードワゴン(1991-1994年)
スタイリッシュなフォルムと高質のインテリア、広々とした居住空間と実用性のある充実装備、ゆとりのある走りを実現した初代アコードワゴンは1991年4月に発売されました。コンセプトの立案からデザイン、設計、開発、そして生産までを一貫してアメリカで行い、日本には輸入販売されていました。
なめらかでエアロダイナミックなフォルムを基本に、重厚感と実用性に優れた、より洗練されたエクステリアデザイン。テールゲートはバンパーの上部から大きく開口させ、重い荷物や大きな荷物などの積み降ろしが容易にできるよう設計されいます。
インテリアは、継ぎ目がなく一体化した高質感あふれるインストルメントパネルを採用し、シート表皮には上質な風合いを醸し出す座り心地の良いモケット地を採用するなど高い質感を誇ります。
「U.S.アコードワゴン」と称され、アメリカの風を存分に感じさせてくれる初代アコードワゴンは、高級感のある装備と開放的な室内空間、ゆとりある走りで高い人気を誇りました。
トヨタ 3代目カローラツーリングワゴン(1991年-2002年)
1991年9月に登場した3代目カローラツーリングワゴン。先代からボディがひと回り大きくなり、グレード感が向上。商用車から一般車へとイメージを一新させました。当時のステーションワゴンブームからカローラワゴンは「カロゴン」の愛称で親しまれました。
そんな可愛らしい愛称で親しまれたカローラツーリングワゴンですが、マイナーチェンジで1996年5月に登場したグレード「BZツーリング」は、3本スポークのステアリングを備え、MTを6速化。エンジンは4AーGE型5バルブツインカム(165ps/16.5kg・m)を搭載するなど、スポーティな一面もありました。
日産 初代ステージア(1996年-2001年)
1990年代のステーションワゴンブームの中で登場したのが初代ステージア。R33スカイラインおよびC34ローレルのプラットフォームを使用してステーションワゴン化。駆動方式はFRもしくは4WDを設定していました。
さらに、エンジンも全車RB系の直列6気筒エンジンを搭載し、1997年にはオーテックジャパンから、R33型スカイラインGT-RのRB26DETTエンジン(280ps)やドライブトレイン、リアサスペンションを流用した「260RS」が登場、走り系のワゴンとして人気を博しました。
また、ユーザーの中には、初代ステージアがボディもR33スカイラインおよびC34ローレルとほぼ共通のため、GT-Rの顔をスワップさせた「スカージアGT-R」といった最速ステーションワゴンを製作する猛者もいました。
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