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価格は約3億8000万円!ボンドカーのアストンマーティンDB5が55年ぶりに25台限定で復活

MōTA / 2020年6月10日 18時0分

アストンマーティン DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション

アストンマーティンは、1964年に公開された映画『007ゴールドフィンガー』に登場したボンドカーで、「世界で最も有名なクルマ」と呼ばれるアストンマーティンDB5復刻モデルDB5 Goldfinger Continuation(DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション)の生産を開始した。台数は25台限定で、価格は税抜き275万ポンド、日本円にして約3億8000万円である。

アストンマーティン DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション

4,500時間をかけ忠実に再現されたボンドカー

1964年の映画に登場したDB5は、映画007シリーズの製作会社であるイーオン・プロダクションズと共同で製作され、さまざまな「秘密兵器」が搭載されている。

今回生産されるアストンマーティンDB5 Goldfinger Continuation(DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション)は、これら装備を忠実に再現。細分のディテールにまで細心の注意を払って生産されるDB5 Goldfinger Continuationは、1台の車両を生産するために約4,500時間を必要とする。

生産はバッキンガムシャーのニューポート・パグネルにあるアストンマーティンのヘリテージ部門本社で行われ、納車は2020年下半期から開始される予定だ。

アノ秘密兵器も装備される

25台の車両は、デイヴィッド・ブラウン卿時代の職人技、現代的なエンジニアリング、強化されたパフォーマンスを巧みに組み合わせ、可能な限り最高の品質で製造される。さらに、12本以上の映画007シリーズに取り組んできた特殊効果監督のクリス・コーボールドOBEと共同で開発した最先端の専用アイテムを装備しているも特徴だ。

このリミテッド・エディションには、1964年に公開された大ヒット映画に登場したボンドカーの「秘密兵器」を再現した以下のアイテムが搭載される。

■エクスエリア

・リア・スモーク発生装置

・リア・オイル散布装置(模擬)

・フロント&リアの回転式トリプル・ナンバープレート

・フロント・ツインマシンガン(模擬)

・防弾リアシールド

・フロント&リアの伸縮式バンパー

・タイヤ・スラッシャー(模擬)

・脱着式助手席ルーフパネル(オプション)

■インテリア

・レーダー追跡装置(模擬)

・運転席ドアに設置された電話

・シフトレバーの脱出用ボタン

・アームレストとセンターコンソールに設置された各種スイッチ類

・シート下の武器格納トレイ

・様々な秘密兵器を作動させるためのリモコン

■ボディカラー

シルバー バーチ ペイント

DB5 Goldfinger Continuation主なスペック

・アルミニウム製エクステリア・ボディパネル

・直列6気筒 4.0リッター自然吸気(SUキャブレター3器、オイルクーラーを装着)

・最高出力290bhp

・ZF製5速マニュアルトランスミッション

・機械式のリミテッドスリップ・デファレンシャル装備

・後輪駆動

・サーボ付きガーリングタイプ・スチール・ディスクブレーキ

・ラック&ピニオン・ステアリング(パワーステアリングは非装備)

・スタビライザー付ストラット式フロントサスペンション

・ラジアスアームとワッツリンケージ付ライブアクスル式リアサスペンション

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