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おもちゃ一つで人助け!? 持っていると便利なクルマ玩具3選【トレンドウォッチャー女子厳選VOL.20】

MōTA / 2020年6月12日 14時30分

1977年から継続販売される超ロングセラートミカ「No.95 ロンドンバス」[TOMICA(トミカ)]

トレンドウォッチャーの高木結です。このコラムは、トレンドウォッチャーの私が厳選した、クルマにちなんだトレンド情報をお届けします。今回は、「子どもが喜ぶクルマの玩具3選」をご紹介します。何故今おもちゃなのか。ちょっと真面目な話から今回は始めていきたいと思います。

トミカ 50周年記念コレクション 2019年12月発売

外出自粛による子ども虐待増加への懸念

先月末、緊急事態宣言が解除され、少しずつ元の日常生活を送れるようになってきました。自粛生活期間中は、色々なこと考えさせられましたね。コロナの影響は健康面だけでなく、「企業の倒産」「飲食店の閉店」「失業」「離婚」など…多くの人達に様々な被害をもたらしました。

その余波は子ども達にも…。

ストレスフルな状況下で、親のイライラの矛先が子どもに向かってしまうことや、セーフティーネットとして機能すべき学校の休校措置。様々な要因から、子ども虐待の増加・悪化を不安視する声が多方面から上がっていました。

これを受け、認定 NPO 法人児童虐待防止全国ネットワークは、「子ども虐待に関する調査」を発表しました。

6 割以上が子ども虐待問題に関心

調査の結果では、65.5%の人が子ども虐待問題に関心があることがわかりました。さらに、子ども虐待防止のための市民運動「オレンジリボン運動」についても調査したところ、「一人ひとりにできる具体的な取り組みについての情報発信」を約半数の人が求めているという結果に。

確かに、「虐待をなくしたい」と思っていても、実際に何をするべきなのかいまいち分からないですよね…。

困ったときに周囲の人に助けられた経験”嬉しい”

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子どもが泣いたりぐずったりして困っている際、周囲の人がサポートをしてくれたという経験のある人が約7割にものぼることが分かりました。

さらに、そういったサポートを受けた親御さんの半数以上が「嬉しい」と感じたようです。周囲の人のちょっとした気遣いが、親の不安やストレスの軽減に繋がっているんですね。

でも、「困っている人を見かけたら声をかける」。そんな当たり前のことが、意外と難しかったりしますよね……。

そんな時”クルマの玩具”があると助けやすい?

では、子どもがあっという間に泣き止んで、笑顔になれるような“クルマの玩具”で一緒に遊ぶことはいかがでしょうか。 声をかける時に子どもの興味を惹くものを何か持っていた方が、声かけのハードルも低くなる気がしませんか?。

持ち運びやすいコンパクトサイズのものに限定してご紹介するので、子ども連れが多い公共施設に行く際は是非参考にしてみてください♪

親も大助かり! 子どもが喜ぶクルマの玩具

1:「ドリームトミカ サンリオキャラクターズ コレクション」

ド定番ですが、やはりトミカのミニカーは外せません。でもトミカのミニカーって、主に男の子が楽しんでいるオモチャというイメージがあるかと思います。

しかし、この「ドリームトミカ サンリオキャラクターズ コレクション」は、女の子が大好きなサンリオキャラクターがモチーフのミニカーなのです!

キティちゃんやマイメロディ、シナモロール…大人になった今でも胸がときめく可愛いキャラクター達に、女の子も大喜び間違いなし! もちろん、けろけろけろっぴやポチャッコのように、男の子からの支持が厚いキャラクターもミニカー化されていますよ!

そして、なんといってもトミカは安い。700円代から買えるのも魅力のひとつですね。

2:「レゴ クリエイター エキスパート フィアット 500」

続いてご紹介するのは、イタリアの名車である1960年代後半のフィアット 500F レジェンドをモチーフにした「レゴ クリエイター エキスパート フィアット 500」。

これは…すみません。かなり私の趣味が入っちゃってます(笑)。

サンルーフや荷物ラック、エンジンなど隅々のディテールまで精密に再現されており、組み立て説明書にデザイナーインタビューまで付いているという、かなり凝りまくった商品です。もはや、子どものオモチャに…という次元ではないのかもしれません。

しかし、大人は作る過程を楽しめて、かつ、自慢のフィアット 500で子どもが遊んで笑顔になってくれる…という、正に1粒で2度おいしい商品なのではないでしょうか!?

お値段はそこそこしますが、子どもに遊んでもらった後は家に飾っておいても格好いいので、クルマ好きの方なら損はしないはずです!

3:「たんけんハンドル」

最後にご紹介したいのは、子ども自身が運転手になった気持ちで読み進められるという次世代型の絵本「たんけんハンドル」。

本をひらくと、見開きの真ん中にハンドルが付いており、運転手の視点から、海やジャングル、宇宙の景色を見ながら物語が進んでいきます。また、まだ文字を読めない年齢の子どもでも、絵の流れでお話を理解できるようになっています。

さらに、本そのものがクルマや飛行機の形をしているので、手に持って走らせちゃうこともできます。丈夫なボードブックでできているので、破れづらいのも良いですね。

子ども一人でも楽しめちゃうので、在宅ワークのパパ・ママにとっても大きな味方かも!

子ども虐待は様々な要因から発生しますが、多くの親御さんが陥りがちな「育児疲れ」や「育児ストレス」は周囲の協力で軽減できる部分もあります。

まだ育児を経験したことのない私ですが、経験の有無に関わらず社会問題に向きあうことはとても大切だと思い、今回、こういった形で書きました。

見ず知らずの親御さんやお子さんに声かけをすることに対し、抵抗がある方も多いと思います。しかし、「助けられると嬉しい」と感じる親御さんが半数以上いるという事実を頭の片隅に置いておくと、少しだけ勇気を出せるかもしれません。

ぜひ今回ご紹介したクルマの玩具も、子どもとのコミュニケーションに是非有効活用してみてくださいね!

[筆者:高木 結]

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