【頭文字Dクルマ紹介】「RX-7(FC/FD)」や「S14 シルビア」など! 赤城レッドサンズの愛車達
MōTA / 2020年6月14日 16時0分
緊急事態宣言は解除されたけど、まだまだ思うように外出ができず悶々と過ごしている、なんてことありませんか!? それならば家でクルマ漫画を読みふけってみるというのも立派なリフレッシュ! ということで、今回はあのクルマ漫画の金字塔、「頭文字D」(イニシャル・ディー)に登場する走り屋チームの愛車を紹介していきます!
今回は「赤城レッドサンズ」の愛車を紹介!
頭文字Dに登場する走り屋チームの愛車を紹介する第2弾は、赤城山をホームコースとする「赤城レッドサンズ」です。
もともとはどこのチームにも所属せず、孤高の走り屋としてサーキットの走行会やジムカーナといったモータースポーツを含めて無敗を誇った高橋涼介が、「関東最速プロジェクト」の一環として赤城山をホームコースとするメンバーを集めて結成されたチームとなっています。
頭文字D本編の後半パートとなる「プロジェクトD編」でも、赤城レッドサンズが母体となって遠征を行っており、サポートカーやサポートメカニックが帯同するなど、本格的なレーシングチーム顔負けの団体となっていることも特筆すべき点と言えるかもしれません。
マツダ RX-7(FC3S型)/高橋涼介
そんな高橋涼介が乗るのは、FC3S型と呼ばれる2代目RX-7。他メーカーが商品化を断念したロータリーエンジンを搭載しているという点に自身の孤高さを重ね合わせているようですね。
なお、グレードは限定で販売された「∞(アンフィニ)」というグレードで、専用エンジンチューニングやリアシートを廃しての2シーター化などがなされた走りに振ったスペシャルモデル。FC3Sのモデルライフ中に4世代がリリースされ、高橋涼介が乗るのは後期型に設定されたアンフィニIIIがベースのようです。
余談ですが、アンフィニ=RX-7というイメージが強いものの、実は同世代のファミリアやカペラにも設定されており、こちらはさらにレアなモデルとなっています。
マツダ RX-7(FD3S型)/高橋啓介
当初は藤原拓海のライバルのひとりという位置付けでしたが、プロジェクトD編からは、拓海と並んで主人公となっており、ダウンヒルを担当する拓海に対してヒルクライムを担当する啓介と、はっきり役割分担がなされ、拓海同様に啓介が成長していく様も見どころのひとつとなっています。
愛車は兄と同じRX-7ですが、1世代新しい3代目のFD3S型であり、95年連載開始ということもあってか前期モデルとなっていました。連載当初はノーマルプラスアルファ程度のカスタマイズとなっていましたが、物語が進むにつれて(クラッシュの影響もありましたが)エアロパーツが大きく変更されたり、後期型テールランプを装着したりと、その時代に合わせたカスタマイズがなされたのも特徴と言えるでしょう。
日産 シルビア/中村賢太
愛車は6代目シルビアとなるS14型の前期型で、ノンターボエンジンを搭載するQ’s。S14型は3ナンバー化されたボディが“肥大化した”と新車当時は酷評され、その結果、5ナンバーサイズであった兄弟車の180SXが延命されたとも言われたほど。
とはいえ、今では柔和な印象の前期型もシャープな印象の後期型もそれぞれにファンがいて、決して失敗作というわけでなかったことは言うまでもありません。
そんなケンタの愛車、作中ではマフラーとCPU交換で170PS(ノーマルはカタログ出力で160PS)のビンボーチューンとされていますが、拓海とのバトルでは、上りセクションにおいてファインチューニングがなされたハチロクをリードするほどの実力を見せていました。
しかし、下りではわずか3つのコーナーだけで簡単にブチ抜かれてしまい、実力差を実感することになってしまいます。ただ、啓介から「赤城以外でもその走りができればプロジェクトDのドライバーになれた」と言われているように、ポテンシャルは高いものがあったようで、プロジェクトD編でもサポートカーのドライバーや遠征先の下見要員となるなど、一定の信頼を集めているようです。
[筆者:小鮒 康一]
☆次回予告☆
このコーナーでは、クルマ漫画の金字塔「頭文字D」に登場する走り屋チームの愛車を紹介していきます!
次回6/20(土)は、「妙義ナイトキッズ」の愛車を紹介します。お楽しみに!
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