毎日の運転で感じるヒヤリハットを回避できる! ダイハツ 新型 軽SUV“タフト”徹底解説!
MōTA / 2020年6月18日 13時30分
2020年6月、ダイハツから新型軽SUVのタフトがデビューした。軽SUVとして大ヒットしたスズキ ハスラーに対抗するモデルだ。タフトならではの特徴、ライバルとの違いなどを国内外の新車を熟知するカーライフ・ジャーナリスト、渡辺 陽一郎氏が全4回に渡って徹底解説する。今回はダイハツ タフトに積まれる2つのエンジンと、先進運転支援技術についてご紹介しよう。
いつものアクセル操作でも気持ちのいいスムーズな加速を実現したエンジン
エンジンはノーマルタイプとターボ付きの2種類を用意した。ノーマル(ノンターボ)エンジンは最高出力が52馬力(6900回転)、最大トルクは6.1kg-m(3600回転)。ターボは64馬力(6400回転)・10.2kg-m(3600回転)となる。WLTCモード燃費は、2WD仕様で見るとノーマルエンジンが20.5km/L、ターボは20.2km/Lだ。ターボの最大トルクはノーマルエンジンの1.7倍に達するが、燃費数値はほとんど同じ。ターボに組み合わせるCVT(無段変速AT)は、ギヤ駆動を併用するD-CVTで、効率を向上させたこともあって燃費数値がノーマルエンジンと同等になった。
ペダルを踏み間違えたときに、急発進を抑制
注目度の高い衝突被害軽減ブレーキも進化した。センサーとして使われる2個のカメラを刷新させ、夜間の歩行者検知も可能だ。ブレーキの対応速度も高めている。誤発進抑制機能は、前後両方向に対応してブレーキも作動させる。 車線から逸脱した時は、警報を発して、必要に応じてステアリング操作も支援する。車線のない場所でも機能する路側逸脱警報も採用した。GとGターボには、進入禁止や一時停止の標識を表示する機能も備わる。夜間走行時もしっかりサポート
ハイビームで走行中に対向車や先行車を検知した時は、LEDヘッドランプを自動的にロービームに切り替える機能をXに採用した。さらにGとGターボでは、アダプティブドライビングビームにグレードアップする。複数装着されたLEDヘッドランプのいくつかを消灯して、ハイビーム状態を保ちながら、相手車両の眩惑を抑える。サイド&カーテンエアバッグも全車に標準装着した。
先進の運転支援機能搭載で不安解消!
運転支援機能も先進的だ。 車間距離を自動制御できるクルーズコントロール(ACC)は全車速追従型になる。しかも前述のようにパーキングブレーキが電動式だから、追従停車時間が長引いた時は、パーキングブレーキを自動作動させて停車を続けられ、渋滞走行にも対応した。レーンキープコントロールも採用され、車線に沿って走りやすいように、電動パワーステアリングの操舵を支援する。
全車速追従機能付ACCとLKCはGターボに標準装着され、Gもメーカーオプション「スマートクルーズパック」として装着可能だ(4万4000円)。
快適装備も充実させた。インテリアの項でもお伝えしたが、大型ガラスルーフのスカイフィールトップを全車に標準装着する。通常は8~10万円でオプション設定されるものだが、装着コストを抑えるため標準装備とした。[筆者:渡辺 陽一郎/撮影:ダイハツ工業]
次回グレード選び編は2020年6月22日(月)公開予定!
いかがでしたか。新しいダイハツ タフトの2種類のエンジンの違いや先進機能がよくわかりました。もっと気になったアナタは、ぜひ実際に販売店でも確かめてみてくださいね。
ダイハツ タフト 新型車解説、次回はいよいよ最終回です。おススメグレードやライバル車などについて詳しく解説する「グレード選び編」をお届けします。お楽しみに。
ダイハツ タフト 主要スペック比較表 | |||
---|---|---|---|
グレード名 | X | G | Gターボ |
全長×全幅×全高 | 3395mm×1475mm×1630mm | 3395mm×1475mm×1630mm | 3395mm×1475mm×1630mm |
ホイールベース | 2460mm | 2460mm | 2460mm |
駆動方式 | FF(2WD)
フルタイム4WD(4WD) |
FF(2WD)
フルタイム4WD(4WD) |
FF(2WD)
フルタイム4WD(4WD) |
エンジン種類 | 水冷直列3気筒
12バルブDOHC インタークーラーターボ横置 |
水冷直列3気筒
12バルブDOHC横置 |
水冷直列3気筒
12バルブDOHC横置 |
総排気量 | 658cc | 658cc | 658cc |
トランスミッション | CVT | CVT | CVT |
価格 | 135万3000円(2WD)
147万9500円(4WD) |
148万5000円(2WD)
161万1500円(4WD) |
160万6000円(2WD)
173万2500円(4WD) |
※スペックはダイハツ社内測定値 。価格はいずれも消費税込み
新型タフト スマートアシスト 全車速追従機能付ACC編【ダイハツ公式動画】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
くるまのニュース / 2024年11月24日 8時10分
-
ダイハツ、タフトの一部仕様を変更 安全性が向上
財経新聞 / 2024年11月23日 10時55分
-
ダイハツが新型「軽SUV」発表! 打倒「ジムニー!?」な“5ドア”モデル登場! タフすぎる「ゴツ顔×カクカクボディ」採用した“新型タフト”138万円から発売!
くるまのニュース / 2024年11月21日 13時10分
-
99万円で「4人」乗り! ダイハツの“新”「最安セダン」に反響多数! 「安い!」「イイクルマ」 ダントツ安い「ベーシックモデル」装備向上! お手頃な「新ミライース」発売
くるまのニュース / 2024年10月31日 8時10分
-
ダイハツ SUVテイスト「“軽”ワゴン」! 軽の常識を打ち破る“アウトドアスタイル” 「タントファンクロス」ってどんなクルマ?
くるまのニュース / 2024年10月27日 6時40分
ランキング
-
1「バナナカレー」だと…? LCCピーチ、5年ぶりに「温かい機内食」提供…メニューは? 「ピーチ機内食の代名詞」も復活
乗りものニュース / 2024年11月24日 12時32分
-
2冬の味覚ハタハタ、海水温上昇で今季の漁獲量は過去最低か…産卵場所に卵ほとんど見つからず
読売新聞 / 2024年11月24日 11時52分
-
3異例の「ケーブル盗難でリフト運休」 スキーシーズン前に 捜査は継続中
乗りものニュース / 2024年11月24日 14時12分
-
4年収壁見直し、企業の9割賛成 撤廃や社保改革要請も
共同通信 / 2024年11月24日 16時22分
-
5「中間管理職を減らしたい」企業の盲点 リストラで起こる、3つのリスクに備えよ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月24日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください