【ざわ‥ざわ‥】見るとクセになる!? 心がざわざわする外車の不思議なインパネ3選【外車のススメ Vol.21】
MōTA / 2020年6月23日 16時30分
クルマに乗るとまずインテリアが目に飛び込んできますよね。外観を見ているよりも内装に接する時間の方が長くなるので、目の前に広がるインパネのデザインや素材の質感、使い勝手はとても重要。一気にクルマの印象が変わってしまうほどです。そこで今回は、現在手に入れられるニューモデルの中から、見ているだけで心がざわざわするような、変わったデザインや操作系を持つインパネを3種選んでみました。
異端なデザインが目を引く「DS3クロスバック」
1950年代から一風変わった……というより「ギョッ」とするようなデザインのインパネを出し続けてきたシトロエン。単にデザインが変わっているだけでなく、機能性も備えた「徹底して理詰めなのに操作がヘン」なのも特徴でした。その伝統(?)は現在もカタチを変えて残っており、シトロエンの上位ブランドとして誕生し、現在は独立ブランドとなった「DSオートモビル」のクルマにも、「何これ!?」というインパネがあります。
どこを見ても目の前はひし形だらけ!?
DS最新のコンパクトSUV「DS3クロスバック」に乗り込むと、センターの「ひし形」をベースにしたデザインに目を見張ります。エアコンの吹き出し口や各種スイッチが、7つのひし形の中に収まっていることにびっくり。オーディオや空調の操作はモニターで行うため、ひし形内にはそれを補うスイッチが配されるのみですが「最初にまず面食らう」というシトロエンの伝統もしっかり継続しています。
目の前のメーターもひし形を基調としたデザインで、シート座面・背もたれにも斜めステッチを入れ、ひし形のデザインイメージを徹底的に統一しています。メーターもスイッチもない!? 超シンプルな「テスラ モデル3」
クルマのメーターデザインやスイッチの操作ロジックは、時代に合わせ発展を続けてきました。1980年代に入ると、コンピューター制御が一般化してハイテク化が進行。装備も増えてインパネには数えきれないほどのスイッチが並ぶようになり、メーターのデジタル化も本格化しました。
最近では技術の進歩によって液晶パネルにアナログメーターを表示したり、スイッチ類もタッチスクリーン内に収めるようになりました。
その傾向を極めているのが「テスラ」です。同社の「モデルS」、「モデルX」のインパネでは、物理的な立体スイッチをほぼ廃止。そのシンプルさに、未来のクルマがついに発売された! と感動したほどです。
センターにあるのはたった一つの大型タブレットだけ!
そして同社第3の車種「モデル3」では、そのシンプルさをさらに突き詰めてきました。なんと目の前にあったメーターも消え、センターに大きなタッチスクリーンが鎮座するのみ。とにかく、これ以上スッキリできないのでは? というほどに、ミニマルなデザインを採用しています。
昨今では、ブラインドタッチでは操作できないタッチスイッチから「物理スイッチ」に戻る動きも見られますが、テスラでは徹底してシンプルな方向に進んでいることがわかります。
謎のステアリングスイッチがいっぱい? まるでF1マシンのような最新のフェラーリ
F1マシンはハイテクの塊。ステアリングホイールには、マシンのセッティングを変更したりピットロードでの速度抑制用など、無数のスイッチが並んでいます。「ドライバーはこんなにたくさんの操作をしないといけないのか!」と驚かされるほどです。 F1に参戦を続けている名門・フェラーリは、2007年に発表した「458イタリア」からステアリングスイッチを数多く備えるようになりました。ステアリングホイールにたくさんスイッチを置くことは珍しいことではないのですが、フェラーリでは、一般的にステアリングの裏から生えていることが多いライト類・ウインカーレバーや、ワイパーの操作レバーまでステアリング上に移設。
エンジンのオンオフ、ドライブモードの切り替えスイッチも置いているため、とても賑やかな印象になりました。ステアリングホイール裏側にもスイッチがあり、こちらではオーディオ類の操作が行えました。
スイッチが多いと高揚感があがりますが(筆者だけ?)、ステアリングホイールにたくさんスイッチがあると、まさに気分はF1ドライバーのようです。
現在発売中の「812スーパーファスト」「F8トリブート」などでは、操作方法がさらにわかりやすく改善されているほか、「SF90ストラダーレ」や「ローマ」では、さらにタッチスイッチも追加されています。フェラーリのステアリングスイッチが、今後どのように進化するのか楽しみです。[筆者:遠藤 イヅル]
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