299万円は安い! トヨタ 新型ハリアーの最廉価グレードを最上級版と比べてみた
MōTA / 2020年6月20日 13時0分
2020年6月17日、待望の新型ハリアーがトヨタから正式に発売されました。カッコいいデザインや質感の高いインテリアも話題ですが、なにより2リッターFFモデルが299万円からという衝撃プライスに感動! ならば! 124万円高い最上級グレードZ“Leather Package”と、サクッと比べてみましょう!
299万円のハリアーは、400万円台の最上級版とどう違う!? くらべてみた!
新型ハリアーは先代よりもむしろ値下げされていた
新型ハリアーで驚かされたのは“価格”! 一番安い“S”グレード[2リッター・FF]が299万円から買えちゃいます。実は先代ハリアーのベーシック版“エレガンス”グレード(2リッター・FF)が300万4千円からでした。新型では先進安全装備などが充実しているので、これはもう大幅値下げと言ってもいいくらいのバーゲンプライスです。
いっぽう新型ハリアーで一番高いのは、最上級のZ“Leather Package”で、こちらは423万円[2リッター・FF]から。その差なんと124万円! コンパクトカーのパッソがもう1台買えちゃう額! マジか!
ならば2つのモデルはどれだけ違うのか。ちょっと比べてみちゃいました。
見た目の違いはどんな感じ!? 外観・エクステリア編
ハリアー SとZ“Leather Package”、見比べてみていかがですか?ちなみにボディカラーは両車とも全7色から選べます。
ぱっと見、メッキ加飾がちょっと少ないのがS。あとアルミホイールもZ“Leather Package”のほうがキラキラしてますね。
Sのサイズは17インチタイヤ(225/65R17)。対するZ“Leather Package”は19インチの大径タイヤ(225/55R19)で、さらにアルミホイールには高輝度シルバー塗装が施されていて、見栄えが良くなっています。
よーく見るとヘッドライトも違います。Sは3灯式LED、Z“Leather Package”は同じLEDながらプロジェクター式になり、さらに昼間も光るLEDデイタイムランニングランプも備わっています。細かなところで差が付けられていますね。
ただ正直なところ、そんな細かいところを見るのはオーナーとマニアだけ(笑)。Sだって十分に上質です。ホイールが気になるなら、あとから交換するのも手ですね。
そんな訳で、見た目は全然問題なし!
内装はどう違う? インテリア編
さて、室内はどうでしょう。Z“Leather Package”は「レザーパッケージ」と自ら名乗っているくらいなので、本革シート仕様。我らがSはファブリック仕様です。ただファブリックと言ってもシックな色合い。ベーシックグレードとは言えほぼ300万円なのですから、質感も上々です。
良く見くらべてみると、ドアパネルやダッシュボードの加飾がグレードアップしていたり、運転席シートが電動操作になっていたり、そんな細かいところを見るのはオーナーとマニアだけ(笑)。気にしない気にしない!
インパネ回りを見てみると・・・さすがは最上級グレード。センターに12.3インチの大型ワイドスクリーンが自慢のT-Connect SDナビゲーションシステムとJBLプレミアムサウンドシステムがドーンと鎮座しています。
最近のクルマはオーディオレスというケースも多いのですが、新型ハリアーは違います。Sグレードにもしっかり8インチのディスプレイオーディオ+6スピーカーが標準装備! 12.3インチには負けますが、8インチだって十分大画面です。こりゃあ大盤振る舞い!Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しているので、スマホさえあれば好きな音楽をBluetoothで飛ばしたり、ナビアプリを使ったりできるし、販売店オプションでここにカーナビを追加することも出来ちゃう。
エアコン操作系がZ“Leather Package”は静電タッチ式なのですが、S-FLOW(前席集中モード付)左右独立温度コントロールフルオートエアコンはSでも標準装備。
はい、室内も全然問題なし!
先進安全機能はどう!? 装備をくらべてみる
2020年に発表された最新式のモデルです。先進運転支援機能などの安全装備は気になるところです。新型ハリアーの場合はどうでしょう。結論から申し上げますと、トヨタのToyota Safety Senseに差はありません。プリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシスト、全車速追従機能付レーダークルーズコントロールなどSグレードでもちゃんと標準装備されます。
こればかりは後から装着するワケにはいかないので、非常に重要です。
後方接近を知らせるリアクロストラフィックオートブレーキとブランドスポットモニターや、新型ハリアーでトヨタ初装備となった前後方録画機能付デジタルインナーミラーはSには標準装備されていません。ただしこちらもオプションで選択出来るのでご安心を。
結論! 迷うくらいならハリアーSをさっさと買って、どんどん遊んじゃおう
ご覧のように、299万円のSは価格で引き寄せるためのオトリグレードなんかじゃなく、むしろ積極的に選んでいいグレードでした。120万円以上ある差額で自分好みにカスタマイズするもよし、ドライブ先で豪華なホテルに泊まるもよし。買おうかどうしようか躊躇するくらいなら、迷わずハリアー Sをさっさと買ってみてはいかがでしょうか。
[筆者:MOTA編集部]
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