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生産期間20年のご長寿モデル!スズキ JB23型ジムニーを振り返る【MOTA写真館】

MōTA / 2020年6月25日 9時40分

スズキ 先代ジムニー ランドベンチャー

1998年にフルモデルチェンジし、3代目となったスズキ ジムニー JB23は、軽自動車規格の改正に伴いボディサイズを拡大。時代の潮流に合わせ、それまでの角ばったデザインから、丸みを帯びたデザインに変更され、小変更を繰り返しながら20年という長期に渡り生産された。

スズキ 3代目ジムニー

バンモデルを廃止しワゴンモデルのみに

カスタムされたJB23型ジムニー

3代目 ジムニー JB23は、伝統的な基本構造こそ受け継がれたが、リーフスプリング式サスペンションから、全モデルコイルサスペンション式に変更された。

また、トランスミッションのギヤ比は、先代に当たるJA11よりもハイギヤード化され、よりオンロードでの使いやすさを重視。さらに、幌を装備するモデルもラインナップから消滅し、3ドアワゴンに一本化されている。

少しずつ育て上げられたジムニー JB23

スズキ ジムニー JB23は、登場から地道に改良を実施し、生産終了までに10回の改良および改善、マイナーチェンジが施された。

3代目 ジムニーが辿った改良は次の通り。

1型:1998年に登場した初期型

2型:排出ガス規制に対応する変更とABSの全車装備

3型:ABSのユニット変更、4WDモデルと2WDモデとの差別化

4型:エンジンの改良

5型:トランスファーのスイッチ化やギアレシオの変更

6型:ドアミラーの変更

7型:エンジンのシリンダーヘッド改良で低中速トルク改善

8型:リアシートベルトやシート表皮の変更

9型:保安基準の改正に伴いエンジンフードの構造を変更し、高さを上げた

10型:シート表皮とメーターデザインの変更が行われ、一部デジタル表示が取り入れられた

1998年から約20年にわたり製造販売され、コツコツと改良を重ねてきた3代目 JB23型ジムニーは、2018年に4代目へモデルチェンジした。

スペックや価格

■全長×全幅×全高:3,395mm×1,475mm×1,680-1,715mm

■エンジン:直列3気筒 658cc 水冷4サイクル DOHC ターボ K6A型

■トランスミッション:4速AT/5速MT

■駆動方式:FR/パートタイム4WD

■販売期間:1998年~2018年

■価格:99万8000円~141万6000円(1998年)

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