【頭文字Dクルマ紹介】EK9やインテRなど!“あえてABSをキャンセルする掟”を持った「東堂塾」の愛車達
MōTA / 2020年6月28日 16時0分
緊急事態宣言は解除されたけど、まだまだ思うように外出ができず悶々と過ごしている、なんてことありませんか!? それならば家でクルマ漫画を読みふけってみるというのも立派なリフレッシュ! ということで、今回はあのクルマ漫画の金字塔、「頭文字D」(イニシャル・ディー)に登場する走り屋チームの愛車を紹介していきます!
今回は「東堂塾」の愛車を紹介!
頭文字Dに登場する走り屋チームメンバーの愛車を紹介しているこのコーナー。今回は走り屋チームというよりは、ドライビングテクニックを向上させるための教室のメンバーと言った方がいいかもしれない「東堂塾」をご紹介します。
東堂塾はチューニングショップ「東堂商会」を経営する元ラリーストでもある東堂社長が、ショップに出入りする若い顧客を集めて指導を行っているもので、現役プロレーサーを輩出するほどの本格的なもの。ショップがホンダ車を得意とすることから、メンバーもホンダ車が中心となっています。
ホンダ シビックタイプR(EK9)/二宮大輝
現役の東堂塾のメンバーの中では3本の指に入ると言われるのが、EK9型シビックタイプRを駆る二宮大輝です。卓越したドライビングテクニックを持つ彼ですが、特にブレーキのコントロールに関してはずば抜けたものがあり、ブレーキリリースのタイミングの見極めや、人間ABSと表現できるような減速テクニックは一級品となっています。二宮の愛車のシビックタイプRは1998年9月のマイナーチェンジ後の個体で、ボディカラーもこのときに追加されたサンライトイエローをまとっています。ノーマル然としたエクステリアですが、足回りは東堂社長肝いりのセッティングがなされたもので、より高い戦闘能力を持った車両に仕上がっていたようです。
EK9型シビックタイプRは、シビックとしては初のタイプRであり、搭載されるエンジンは通常のシビックのスポーツグレードであるSiRに搭載されていたB16A型をベースに専用チューニングが施されたB16B型。
1.6リッターの排気量から185PSを絞り出し、レブリミットは9000回転というレーシングエンジン並みのスペックを持ち合わせており、現在ではプレミア価格で取引されるほどの90年代を代表する名車です。
ホンダ インテグラタイプR/スマイリー酒井
東堂塾では二宮大輝の先輩に当たる酒井は、ドライビングテクニックの高さはもとよりバトル中の駆け引きに長けたドライバーで、先行時はわざとブレーキランプを点灯させたり、オーバースピードでコーナーに進入したりと、相手のリズムを狂わせる走りを多用するキャラクターとなっていました。酒井のインテグラタイプRは、当時「邪道」と言われていたターボ化がなされていますが、これは駆動と操舵を全てフロントでこなす前輪駆動車は、大パワー高トルクを持て余してしまうという意見が多かったことが理由とされています。
しかし、酒井の絶妙なアクセルワークと前述のバトル中の駆け引きを駆使して、ヒルクライムながら格上のFDと互角の勝負を魅せてくれたのでした。
ホンダ シビックタイプRデモカー仕様/舘智幸
東堂塾出身のプロドライバーである舘は、プロの世界での壁にぶつかって苦悶してところ、東堂社長から「素人相手の公道レースにこそ、探している答えがある」と促され、東堂商会のデモカーであるシビックタイプRに乗ってプロジェクトDに挑み、二宮、酒井へのリベンジを果たそうとします。
このときに搭乗したマシンは二宮のものと同じサンライトイエローのEK9でしたが、ホンダチューニングの老舗、SPOON製のミラーやボンネット、リーガマスターホイールなどを装着しており、当時のSPOONデモカーと瓜二つのルックスとなっていました。
詳しいチューニング内容は不明ですが、グループA仕様のエンジンを搭載したハチロクに勝利寸前までいったほど(プロドライバーの運転とはいえ)なので、こちらもかなりのハイチューンが施されていることが予想されます。当時のSPOONのデモカーは11000回転を許容するほどのエンジンを搭載していたこともありましたから、それに近い仕様なのかもしれません。
[筆者:小鮒 康一]
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