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リアルタイム通知で車両走行中の事故回避!ブリヂストンとマイクロソフト、タイヤモニタリングシステムを協働開発

MōTA / 2020年7月8日 6時0分

タイヤエアチェックのイメージ

株式会社ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーは6月30日、マイクロソフトと協働で、走行中のタイヤトラブルをリアルタイムで検出できる世界初のモニタリングシステムを開発したと発表した。

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MCVP活用で運転者を事故回避に導く

今回開発されたタイヤモニタリングシステムは、マイクロソフト社のMicrosoft Connected Vehicle Platform(以下、MCVP)を活用し、外傷によるタイヤトラブルをリアルタイムで認識できる独自のシステム。

このシステムは、MCVPのクラウドを活用してデータを蓄積し、タイヤトレッド面とカーカスが受ける影響をアルゴリズムで解析する仕組みだ。

走行中にリアルタイムでドライバーに危険を知らせることで、ドライバーは車両を停止させるなど、事故を未然に回避できる。

道路管理者にも危険要因を通知、自動運転化につなげる

また、このシステムはドライバーへ危険を認知させるだけでなく、道路管理者等に道路のくぼみやその他危険要因の存在を通知も可能。さらには、道路トラブル情報を近隣車両とクラウド上で共有することによりタイヤトラブルを未然に回避するなど、将来の自動運転化に貢献できる可能性がある。

タイヤモニタリングシステムで、様々な要因で起こるタイヤトラブルを低減

タイヤトラブルは空気圧管理の不適正などタイヤメンテナンス不足に由来するものから、走行中の外傷など様々な要因から発生する。

昨今は内圧警報装置(Tire Pressure Monitoring System)が搭載されている車両も多く、タイヤメンテナンス不足を解消しやすい環境となっているが、このシステムを活用することでタイヤトラブルによる危険性をより低減できると考えられている。

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