1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

使ってない駐車場でひと儲け! 初期費用0円であなたも駐車場オーナーに【未来モビリティ総研】

MōTA / 2020年7月6日 11時30分

アキッパ

免許を返納した人、はたまたクルマを手放した人など、クルマ離れは若い人だけでなく、今や全国民に及ぶ問題となっている。そこで、浮上するのが“いらなくなった駐車場”をどうするかというコト。今回は、必要のなくなった駐車場で一儲けする方法を伝授。

アキッパ

駐車場もシェアする時代に

クルマで出かけた際に、必ず使うのが駐車場。これまでデパートの駐車場やコインパーキングを使うのが一般的だったが、今“akippa”(アキッパ)というサービスがあるのをご存知だろうか。これは、必要のなくなった駐車場をその土地のオーナーが安い値段でお客さんに提供するというモノ。

駐車場オーナーにとっては余っている土地の有効活用、ユーザーは手軽に安く止められるというWin-Winのイメージ

2014年のサービス開始から、わずか6年足らずで全国に3万7000箇所の駐車場が登録され、利用者は190万人に及ぶ。その理由は簡単で、スマホアプリで簡単に予約ができる手軽さゆえ。アキッパは今大注目のサービスなのだ。

使っていない駐車場を必要な人に、必要な時間だけ貸し出せるのだから、空いている土地の有効活用となる。その面でも注目を集めている。これまでユーザーにフォーカスした記事が多かったが、今回は駐車場を貸し出す側、そうオーナーにフォーカスを当てたい。

ヤフーカーナビと連携でもっと便利に! お出かけの際は使ってみて▼

初期費用0! 誰でも駐車場オーナーになれる!

ご覧の通りフツーの住宅の駐車場が登録されているケースが多い。アプリには住所のみならず、“何番に停めて”などわかりやすい案内も表示されるため、初めてでも使いやすいのが魅力

アキッパを利用したコトがある人ならわかると思うが、登録されている駐車場のほとんどは住宅街の中。先にも言ったがその理由は、クルマを手放した人や複数台駐車できるスペースがあり、その余っているスペースを有効活用している場合が多いから。

個人オーナーのみならず、会社などの法人が所有しているスペースを貸し出しているケースも増えてきている。というのも企業のコストカットの一環で営業車などの社用車を手放す、あるいはカーシェアなどに切り耐えたという企業もあり、余っている駐車場を貸し出しているのだ。

駐車場登録が多い東京駅は、ほとんどが法人の駐車場だという

実は企業がオーナーの駐車場はユーザーにもメリットがある。個人オーナーが運営している駐車場に比べて駅に近いといったアクセスの良さがユーザーの目に留まり、住宅街よりも稼働率が高いという。

月々の収入はお小遣い程度……

立地や値段設定により収入はまちまち。アキッパ登録を決めた駐車場オーナーは「車が出入りするので違法駐車の防止や防犯にもなる」「空いているところが収益となるので嬉しい」と収入になるという以外に、防犯になるというメリットも

おそらく1番気になるのは、月々どれほどの収入が見込めるのか? だろう。結論からいうと、正直そこまで儲かるものではない。駐車場の立地条件にもよるが、月4000円台〜2万円代とお小遣い程度だ。

だが注目したいのは、初期投資額が0円ということ。自分が持っている駐車場をスマホやPCで登録するだけと超簡単なのだ。一般に、精算機やロック版、さらには設備工事などコインパーキングを始める際は200万円以上かかると言われており、それに比較しても、アキッパは始めるハードルが極めて低いのだ。

クルマを手放して駐車場をムダにしている方がいたら、アキッパの導入を検討してみてはどうだろうか。アクセスが悪くても、初期費用がかからないのだから、一度真剣に考えて欲しい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください