自動ブレーキ風の装備が25年前に!? 時代を先取りしすぎたディアマンテ
MōTA / 2020年7月9日 19時5分
昔でいえばカーナビ、最近では衝突被害軽減ブレーキなど、かつて夢見た機能が、今や当たり前の装備になりつつある。だが、中には“その機能ってそんな昔から?”なんていうクルマはゴマンとある。時代を先取りしすぎた世界初の機能を搭載した2代目ディアマンテのスゴイ機能をご紹介。
先取りしすぎ! 運転支援機能が25年も前に
当時、といってもここ十数年程度の話だが、これまでクルーズコントロールといえば一定の速度を保つモノ。前走車がいようが障害物があろうが、設定された速度でひたすら走り続けるという機能であった。
一方のACCは、カメラやセンサーなどを駆使して、前走車を検知して減速or加速するといった、いわば半自動運転のような機能だ。
キモは普通のクルマに搭載したコト
先にも述べたが、その機構は現代のクルマにも通用する内容なのだ。バンパー左側に装着されたレーザーレーダーで先行者を検知し、ルームミラー裏に搭載されたCCDカメラで自車線上にある先行者を画像認識して、制御するといったイメージだ。
当然、現代のような衝突被害軽減ブレーキ(以下、自動ブレーキ)の機能はないが、減速はアクセルオフかシフトダウンによるエンジンブレーキを駆使して制御していたのだ。
今流行りの自動ブレーキの先祖! 注意喚起機能も
一般にクルーズコントロールを使用するのは高速道路のみ、せっかくレーザーレーダーとカメラを搭載しているのだから、一般道でもなにか恩恵を! と考えたのかは不明だが、現代の自動ブレーキの先祖とも言える機能も併せ持っていた。それは、クルーズコントロールがOFFの状態で運転していると、車間距離が近くなると警報音が鳴り、より近づくと自動でシフトダウンして一定の距離を保とうとするというモノ。
何度もいうが、これは25年も前の1995年の話。搭載するのがちょっと早すぎた感も否めないが、先見の明は素晴らしいの一言。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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